憧れブランドの時計には、日々のファッションだけでなく、自分自身をも格上げしてくれる特別な力があります。
今回はモデルの花楓さんに、愛用しているヴィンテージロレックスについて語っていただきました。
「時計には自分の時間を預けている。だから絶対に妥協したくないんです」（花楓さん）
「時間って、針で見るのとスマホなどのデジタルで見るのとでは、進み方が違うような気がして。私はデジタルだとなぜか焦っちゃうから、針で時間を見るほうが余裕が持てて好き。時計が好きな理由のひとつでもあります」（花楓さん）
時計／花楓さん私物 ブラウス￥63800（カオス）・帽子￥11550（リヴィエラ×カオス）／カオス表参道 ニット￥27500／スローン
「この ’70年代ヴィンテージロレックスとの出会いは、約5年前。“文字盤がシンプルなゴールドのロレックス”という具体的な憧れがまず先にあり、その憧れを求め続けてある日突然出会った、というのが、私とこのロレックスとのストーリーの始まりです。
私にとって時計は、“車”のような存在なんです。手に入れて終わりというものではなく、車と同じくそこからのメンテナンスがさらに楽しいんですね。
ロレックスの時計は2年に一度はオーバーホールに出したほうがいいと言われているくらい、きちんと手をかけることでどんどん自分のものになっていく。
それに、車に命を預けているように、時計には自分の時間を預けているわけだから、絶対に納得のいくお気に入りを身につけていたいと思うんです。
そう、実は時間って時計でしか測れない。一緒に“とき”を刻むものだからこそ、ちょっと背伸びした“憧れ”を手に入れるくらいがいいなって。それでまた、仕事や日常を頑張れるなら、すごく素敵なことですよね。
頑張って手に入れた時計とは長いお付き合いになるはずです。そのお付き合いは、せっかくなら少しでも長いほうがいい。自分の好きに日頃から向き合って、“とき”を託したいと思える憧れ時計に、1日でも早く出会えたらいいんじゃないかって思っています」（花楓さん）
PROFILE
かえで●1980年生まれ。13歳でのモデルデビュー以降、多くの女性誌やCMなどで活躍。その圧倒的なセンスに注目が集まる。2015年からはコラージュアーティストとしても活動する。
●Instagram：_caede_
他にも「いつかは出会いたい『憧れ時計』」を公開中！
撮影／黒沼 諭（aosora） ヘア＆メイク／加藤 恵 スタイリスト／村山佳世子 モデル／花楓 取材・文／磯部安伽 撮影協力／バックグラウンズファクトリー
こちらは2023年LEE1.2月合併号（12/7発売）「一緒に、“とき”を刻むものだから いつかは出会いたい『憧れ時計』」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示（掲載当時）です。
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