来年度から電気代がさらに値上げに!?

暖房シーズンとなり、我が家の光熱費が気になるところ。
大手電力会社は規制料金の値上げを国に申請しており、認められると来年度から料金引き上げの可能性があります。
近年の急激なエネルギー高騰の結果、発電のための燃料代が上がり、その分を「燃料費調整額」として電気料金に転嫁してきたわけですが、その引き上げ額には上限が設定されていました。天井知らずで引き上げられてしまうと国民の生活に大きな影響が出るため上限が設定されているのですが、大手電力会社はすでに上限に達しています。
そのため、燃料の値上げ分は電力会社の負担となり、利益を圧迫してしまうという状態に。だから、電気料金を上げさせてほしいと申請しているわけです。
政府は慎重な姿勢ですが、なんとも気がかりですね。
窓の断熱改修に補助金が

節電ポイントプログラムや料金支援など、国は対策を打ち出していますが、住まいの断熱効果を上げるのも有効な省エネ対策。
冷暖房の効率を下げるのは、なんといっても窓。外気と接しているため、冬は冷気を室内に伝えてしまい、夏は熱を取り入れてしまうのです。
そこで、国は窓のリフォームによる住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入などへの支援を強化する補正予算を閣議決定しました。
住宅の窓・壁等の断熱改修や、一定のエコ住宅設備の設置等の省エネリフォームを行う場合に工事内容に応じた定額を補助するというもの。
例えば高断熱窓へのリフォームの場合、補助額は工事費用の半額相当、一戸当たり200万円までとなりそうです。
リフォームというと大掛かりな印象ですが、例えば長時間家族が過ごすリビングの窓だけ改修するという方法もあるとか。
最初にお金はかかりますが、長い目で見れば光熱費を抑えることにつながるでしょう。
電気代の値上げは、光熱費だけでなく様々なものの値上がりにもつながりかねません。食品の製造コストが増えれば、そのぶん値上げ要因となるからです。
少しでも節約につながる公的な制度はしっかり使いたいものです。
【連載】 松崎のり子さんの「知らなきゃ損するお金の話」
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松崎のり子 Noriko Matsuzaki
消費経済ジャーナリスト
消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をテーマに、各メディアで情報発信を行っている。
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