極上のトーストが焼けたり、オーブン調理が出来たりする高機能なトースターが人気です。今回、ご紹介するのはクイジナートから発売されたばかりの「エアフライオーブントースターTOA-38」。油で揚げずにから揚げなどが作れる熱風調理のほか、付属のグリルコンテナを使った煮込みや蒸し物など幅広い調理ができます。お子さんがいるご家庭にもぴったり。お料理好きの方も満足すること請け合いの最新キッチン家電の魅力をお届けしますね。
目次
アメリカで約50年前に誕生したクイジナート
1973年にアメリカで生まれたキッチン家電のブランド「クイジナート」ですが、この名前はCuisine(料理)とart(芸術)が組み合わさったもの。日本では1985年から販売が開始され、フードプロセッサーやハンドブレンダー、ハンドミキサー、ジューサーといった〝回転系”の家電のほか、トースターやコーヒーメーカーなど幅広いキッチン家電を展開しています。
今回、ご紹介する「エアフライオーブントースター」は、2019年秋に発売された「ノンフライオーブントースター」の上位モデルとして日本で企画された注目の一台。天面に大型のファンを搭載し、強力熱風で油を使わないサクサクの揚げ物やオーブン調理ができるのは従来モデル同様ですが、立ち上がりの速い石英管ヒーターを上3本、下2本設置したことで、トーストの焼き上がりを早くし、熱風も効率よく循環するように設計されています。
使い方はシンプル。4つのダイヤルを左から順に設定すればOK
製品の上部に4つのダイヤルがあるので最初はやや戸惑うかもしれませんが、使い方はとてもシンプルです。ウォーム、グリル、ベイク、エアフライ、トースト+ファン、トーストという6つ調理モードから選び、続いて温度、調理時間というように左から順に設定するだけ。右端のダイヤルはトースト専用のタイマーになっています。
どの調理にどの調理モードを使うかという点も、付属の2冊のレシピブックにわかりやすく書いてあります。
熱風調理で作る揚げない(油を使わない)鶏のから揚げも、下味をつけた鶏もも肉を皮目を上にしてメッシュバスケットにのせ、AIR FRYモード→180度で12分加熱すればOK。レシピブックを監修された沙希穂波さんによれば、鶏肉をなるべく三角形に切り、皮を内側に巻き込むようにすると皮の脂分がまんべんなく身のほうに行きわたってカリッとジューシーに仕上がるのだそうです。
調理後にはメッシュバスケットの下に敷いたトレーに鶏肉の余分な脂分が落ちていて、なんだかうれしくなります。
スチーム用トレー搭載で4通りのトーストが焼ける!
エアフライオーブントースターの特徴の1つが、パンの種類に合わせて使い分けができる4通りのトースト機能。取り外し可能なスチーム用トレーが新たに搭載されて、トースト時にファンの有無を選ぶことで、冷凍食パン、普通の食パン、アレンジトースト、バゲットがそれぞれ最適な焼き上がりになるのです。
ファンとスチームの組み合わせは下記の通り。
- 冷凍食パン:調理モード TOAST+FAN/スチームあり
- 食パン:調理モード TOAST/スチームあり
- アレンジトースト:調理モード TOAST+FAN/スチームなし
- バゲット:調理モード TOAST/スチームなし
例えば、冷凍食パンの場合は、熱風で解凍スピードを上げ、水分をスチームで補いながら表面をカリッと、中はモチモチのト-ストに焼き上げるという仕組み。アレンジトーストでは、熱風を庫内に対流させながら食パンと具材を短時間で加熱して焼き上げます。
美しいブルーのグリルコンテナが便利なんです
そして私が一番気に入っているのが、そのまま食卓に出せるグリルコンテナが付属していること。焼きプレートにもなるトップと深皿形状のボックスとで構成されていて、深いブルーのカラーが美しいのです。それぞれ単体でも使えるほか、トップ部分をフタにすれば、蒸し料理や煮込み料理が短時間で仕上がります。
お子さんにも喜ばれること請け合いの煮込みハンバーグも、ハンバーグだねとパプリカなどの野菜、ケチャップや中濃ソースなどの調味料をグリルコンテナ ボックスに入れ、バターをのせたらトップでフタをして、BAKE→200度→20分で出来上がり。フライパンで焼き付ける必要もなく、グリルコンテナにおまかせなのに、ふんわりとして肉汁たっぷりの煮込みハンバーグができるなんてうれしいですよね。
そのほか、鶏もも肉1枚に塩3gと大さじ1杯の紹興酒をまぶして15分置き、グリルコンテナのトップにのせ、GRLL→200度→15分で焼く「鶏もも肉のパリパリ」のおいしいことと言ったら! 柚子胡椒をちょんと付けて食べるのがおすすめです。
さらに簡単なおつまみが、冷凍枝豆で作る「蒸し焼き枝豆 カレー風味」。冷凍枝豆にオリーブオイルと塩、カレー粉をまぶして(凍ったままでOK)、グリルコンテナボックスに入れ、トップでふたをしたら、BAKE→200度→12分。ホクホクとして甘みと旨味が凝縮され、かすかなカレー味にビールが止まらない一品ができます。わが家では毎週末登場する人気メニューの1つになりました。
揚げ物のお惣菜の温め直しにも大活躍
から揚げやフライ、天ぷらなど買ってきた揚げ物のお惣菜や、前日のフライの残りなどもAIRFRYモードで温め直しをすると、衣がまるで揚げたてのようなサクサクした食感になり、余分な油も落ちて一石二鳥。
24cmのピザが焼ける(食パンなら4枚)広々とした庫内なので、一度にたくさんの揚げ物を温め直しできるのも便利です。
カラーもクイジナートらしいシルバーのほか、オンライン限定販売のホワイトもあるのでキッチンのインテリアに合わせて選べますよ。
製品DATA
- ブランド:クイジナート
- 商品名:「エアフライオーブントースター」シルバー TOA-38SJ
この記事を読んだ方におすすめ
【糖質カット炊飯器】小さくてかわいいのに健康ごはんから蒸し料理、煮込みまで!レコルトのヘルシーライスクッカーがすごいんです
「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!
過去の記事はこちらから!
●Info●
公式YouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」好評配信中。毎週金曜20時更新!
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。