8月も後半になると「なんだかだるい」「食欲がない」「エアコンをつけているのによく眠れない」…そんな声があちらこちらで聞こえます。ましてや年間の猛暑日の歴代最多記録を更新したこの夏は、身体に負担がかかって大変でしたよね。そこでおすすめなのが、今年6月にATEXから発売された電気温灸器「ルルドボーテ フェムオンテック 温灸」なんです。マカロンみたいに可愛らしい形で手軽に使えて、充電式で繰り返し使える“デジタルお灸”。女性が悩みがちな血行促進や疲労回復などに効果を発揮します。使ってみると本当に気持ちがよくて、なくてはならない一台に! その魅力を詳しくご紹介しますね。
目次
古来から重用されてきた歴史ある民間療法“お灸”をデジタル式に
お灸って知っているようで、よくわからないというのが本当のところでは? 「きつくお灸をすえる」という言葉もあるように、こららしめるためのもので何だか熱そうで怖いというイメージを持たれている方もいるかもしれませんね。
お灸は約2000年前に中国で発明され、遣隋使や遣唐使によって日本にもたらされた非常に歴史のある民間療法。昔からある方法は、よもぎの葉から精製したもぐさを燃やして、皮膚の上に直接のせて使います。温熱を与えることで、筋肉や血管を刺激して血行を促進したり、胃腸の働きを活発にしたり、よもぎの香りでリフレッシュしたりという効果があるのです。とはいえ、火を使うわけですし、身体に良さそうでもなかなか手を出しにくいもの。
そこで、ルルドブランドなどでマッサージクッションなどを展開しているATEXが考えたのは、充電して繰り返し使えるデジタルお灸の開発だったのです。
温めて女性の悩みに寄り添う“フェムテック”アイテム
マッサージ機器や快眠アイテムなど、女性の毎日を支えるアイテムを企画・開発してきた同社が、改めて立ち向かったテーマが女性の悩みをテクノロジーで解決する“フェムテック”。「温めること」に注目して、歴史あるお灸をデジタル化し、ボタン一つで気軽にお灸ができることを目指したのだそうです。
この「フェムオンテック 温灸」は、温灸器として医療機器認証を受けているのもポイント。男性に比べて女性は温度に敏感で、夏場でも日々の体調の変化により体が冷えてしまうことが多々あります。気になる部位を温めることで、血行やこり、疲れなど日々の悩みの改善を行うというのは、本当にうれしいことですよね。
温度は3段階に調整可能&粘着シール付きで気になる部位にしっかりフィット
さて、実際に使ってみることにしましょう。コンパクトなケースには直径46mmほどのマカロンを思わせるようなコロンとした温灸器が2つ入っていて、ここに専用の充電ケーブルを差し込むだけで充電がスタートします。約2時間の充電での使用時間は約2時間。このケースは持ち運ぶ時にも便利に使えますよ。
座った姿勢でも落ちないように考えられた「粘着シール」付きで、無香のピンクと、ヨモギの香りがかすかに漂うグリーンの2種類(なくなったら、別売で60枚1980円で購入できます)。
取扱説明書にはおすすめの貼り付け部位が載っているので、これを参考にまずは手のひらの中央に。温灸本体の中央を長押しすると電源がオンになります。
びっくりするのが、その速暖性。高い熱伝導率をもつ新素材グラフェンを使用しているからあっという間に暖まり、じんわりとしたその温かさに「わー、いい気持ち!」と声が出てしまいます。温度は3段階あって、左から、最大約43度の「弱」、約50度の「中」、約56度の「強」。LEDの色も温度に合わせて変化していきます。最初は弱がおすすめです。1回15分で自動オフなので安心して使えるのもいいですよね。
続いて手の甲へ。取扱説明書によると、「手の甲を上にし、親指と人差し指の骨が交わるところから人差し指の方へ進んで、痛みを感じる部分」とのこと。こんなふうにわかりやすく書いてあると、いわゆる“ツボ”が探しやすくていいなと思います。
お灸って、熱いのをガマンして耐えながら行うものだと思っていましたが、3段階の温度の中から、心地よいものを選べるのもデジタルならではの魅力かもしれませんね。
頑固な肩こりもスーッと軽くなり、重だるさも解消!
仕事柄、頑固な肩こりに悩まされていて、いろいろなマッサージ器を愛用していますが、フェムテック温灸の威力には正直驚きました。しこって盛り上がるほどだった肩がやわらかくなって、スーッと軽くなる感じ。お灸っていうのは、ピンポイントで熱を伝えるから、汗をかかずに芯からじんわりというのがいいんですよね。
そのほか、写真にはありませんが、お腹や腰もお気に入りの温灸ポイント。ひざ下や足首も思いのほか冷えているようで、15分の温灸のあとは重だるさがなくなるのがうれしいのです。食欲も出てくるし、なぜだかこの温灸器を使った日には、ぐっすり眠れます。このあたりはまさに「個人の感想です」になるのだとは思いますが、ウェブなどで体調に合わせた「貼り付け位置(ツボ)」を探して、いろいろ試してみるといいのではと思います。
おまけ:就寝時に愛用しているシルク素材の腹巻とレッグウォーマー
そうそう、最後におまけの話になりますが、就寝時に私が愛用しているのが、シルク素材の腹巻とレッグウォーマー。(夫に合わせて)室内の温度が26度になるようにエアコンの温度調整をして寝ていますが、肌掛け布団から足を出していたり、知らない間に布団がかかっていなかったりすることもあって、冷えを感じることが多かったのです。7月下旬に思い立ってこの腹巻とレッグウォーマーをするようにしてみたら、胃腸の調子もぐんとよくなり、睡眠スコア(Fitbitで毎晩、測定しています)もバッチリになりました。
製品DATA
- ブランド:ATEX
- 商品名:「ルルドボーテ フェムオンテック 温灸」
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