今年の春、引っ越しをした料理家のワタナベマキさん。新しい自宅で迎える初めての夏がやってきました。イキイキとした草木や庭で摘んだハーブ、そして旬のフルーツは、透明感のあるガラスの器と合わせて。涼しげで心地よい、マキさんの夏の過ごし方を拝見します。
涼感を誘うテーブルコーディネートで夏のおもてなし
真っ白なリネンのクロスをのせたテーブルを囲み、仲間とお茶を飲みながらリラックス。爽やかな光が差し込むリビングには、ガラスの器がよく映えます。「食器やクロスを涼しげにするだけで、普段のお茶やおやつに季節感が加わります」(ワタナベマキさん)
まんまるポット1.0LをLEEマルシェでチェック! コニカルビーカー ふた付 1000㎖をLEEマルシェでチェック!旬のフルーツやハーブが夏の疲れや暑さの癒しに
「初夏になると、お店のあちこちに梅やらっきょう、実山椒が並びます。あ〜これから夏がやってくるんだな、と気分が高まります。そして梅を干し終えた頃に、そろそろ秋がくるんだ、と」(ワタナベマキさん)。
次々とやってくる食の旬を味わうことで、ワタナベマキさんは夏を楽しんでいるといいます。今年は住まいが新しくなり、夏の過ごし方に変化はあるのでしょうか。
「旬の食を楽しむことに変わりありませんが、少しだけテラスが広くなったので、ミントやローズマリー、バジル、大葉と、今まで以上にいろいろなハーブを植えました。これが夏になるといっぱい茂るので、ハーブを使った料理を作ることが増えそうな予感です。それからお茶を飲むのも好きなので、ミントやローズマリーたっぷりのハーブティーもたくさん楽しめそうだなと、ワクワクしています」(ワタナベマキさん)
剪定した庭の草木を、平たいガラスに浮かべて
新居はリビングに面して大きなテラスがあり、休日は家族でバーベキューをすることも。「草木のお手入れはちょっと大変だけど、自然との距離が縮まったというか、四季の変化を家にいながら感じられます。ぐんぐんと生い茂る枝葉は定期的にカットして、グリーンインテリアとして、家の中でも楽しんでいます」(ワタナベマキさん)
見た目ものどごしも爽やかなハーブティーをいれる
庭で育てているペパーミントを水洗いしてから、ガラスのポットに入れてお湯を注ぎます。すーっと爽やかな香りが漂い、暑さやじめっとした空気を一新。「そのままホットでも、氷とレモンのスライスを入れてアイスでも。夏の休憩タイムのお楽しみです」(ワタナベマキさん)
まんまるポット1.0LをLEEマルシェでチェック! コニカルビーカー ふた付 1000㎖をLEEマルシェでチェック! 横口ボール ザルセット20をLEEマルシェでチェック!開放感たっぷり、自然を体いっぱいに感じられるリビングダイニング。テーブルにサーブされるガラス製のポットやデキャンタ、器類に光が反射します。お茶やおやつがキラキラと輝いているよう。
「ガラスの器は大好きで、長年かけて少しずつコレクションしてきました。一年中使っていますが、やはり夏の出番は多いですね。いつもの料理を盛るだけで涼やかになるので季節感を出しやすいです。それから、夏はフルーツのおいしい季節。フレッシュのまま食べるのもいいし、和えたり混ぜたり、簡単に短時間で作れて、するっとのどごしのいいおやつにするのも好き。あまり気負わず、こうしたおやつを並べて、気心の知れた仲間と夏の昼下がりにお茶を楽しむのが、幸せですね」(ワタナベマキさん)
ヴィンテージマンションをリノベーションし、開放的なLDKに
築30年を超えるマンションをリノベーションして入居。「床は前の家で慣れ親しんでいたヘリンボーンにしたり、アイランドキッチンは前の家から持ってきたり。なので見た目にあまり変化はないのですが(笑)、窓が大きくなって、日当たりと景色がよくなりました」(ワタナベマキさん)
お話を伺ったのは
ワタナベマキさん
料理家。旬の素材を生かし、シンプルな工程でおいしく作れる料理やおやつを提案。夫と高校1年生の息子、2匹の猫と暮らす。『きれいに年を重ねるためのたんぱく質ごはん』(家の光協会)が7月16日に発売予定。
Instagram:maki_watanabe
Twitter:maki_watanabe_
公式サイト:https://maki-watanabe.com/
2022年8月号【夏時間が楽しくなるお茶とおやつ ワタナベマキさんの涼しくおいしいキッチンしごと】より
撮影/松村隆史 取材・原文/田中理恵
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