石井さんにとって京都は、ほかとはひと味違う特別な場所。探すのは、いっそう愛着を持って向き合える雑貨と道具。
今回は、石井さんと「ギャラリーやなせ」を訪ねました。
石井さんおすすめ!
「ギャラリーやなせ」の漆器
漆の〝いろは〞を教えてくれる、気軽に訪れたい本格ショップ
器好き・漆好きが高じ、大手広告代理店を早期退職。オーナーの柳瀬佳代さんの「漆器をもっと気軽に使ってほしい」という熱い思いを感じる、開放的なギャラリーです。
「漆器は和の印象が強いけれど、こちらの品はモダンなものが多く、暮らしに自然に溶け込んでくれそう。気負わず、漆の世界に足を踏み入れられます」と石井さんも太鼓判。
冨樫孝男さんの四分一塗手付鉢。¥9900
柳瀬さんが組み合わせた〝お食い初めセット〞。「シーンを提案されると、使いやすいですよね」と石井さん。川地遥さんの小盆mini(¥15950)、堀内亜理子さんの子ども椀(¥8250)、福田敏雄さんのそば猪口(小)(¥8640)、石原晋さんのコップ(¥5500)、加藤那美子さんの箸(¥2530)。
真っ先に手に取ったのはお弁当箱。
川地遥さんのフォーク(各¥7150)。上から冨樫孝男さんのさじ(各¥4950)、伏見眞樹さんのスプーン(¥4400・¥7700・¥6600・¥4400)、大皿は冨樫孝男さん作(¥19800)。
右が柳瀬さん私物。「経年変化も漆の魅力」。伏見眞樹さんのスプーン(¥22000)。
彫り跡が美しい瀬戸晋さんの器と、さぬきうるしSinraのコップ。
SHOP DATE
ギャラリーやなせ
2016年オープン。リノベーションを手がけたのは中村好文氏。
京都市北区紫野南舟岡町61の28
☎075・468・1627
12:00〜18:00 ㊡火〜木曜および毎月28〜末日(展覧会前後は不定休)
●Instagram:murasakino6128
教えてくれたのは
スタイリスト 石井佳苗さん
雑誌や書籍、広告などでひっぱりだこのインテリアスタイリスト。本誌で「INTERIOR Hunting!」を隔月連載中。
●Instagram:kanaeishii_lc
●公式サイト:https://www.heimalesson.com
他にも「暮らしの目利き13人が選んだ雑貨と道具」を公開中!
詳しい内容は
LEE 2022年5月号別冊
暮らしの目利き13人が選んだ間違いない雑貨と道具BOOK
に掲載されています。
次回は「石井佳苗さんお気に入りの雑貨・道具店 京都『三髭堂』編」をご紹介。
撮影/宮濱祐美子 コーディネーター/大和まこ 取材・文/福山雅美
※クレジットのないアイテムはすべて私物です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年4/7発売LEE5月号現在)です。
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