「セントジェームス」「ルミノア」「オーシバル」【3大ボーダーブランド】定番、新作、コラボなど一挙公開!2022年春
2022.02.28
ボーダーのルーツは、バスク地方で漁師や船乗りたちが着用していたバスクシャツ。今でも、フランス発の3大老舗ブランドがその代名詞です。各ブランドの成り立ちや定番名品の魅力とともに、シーズンカラーや新作コラボまでをまとめてご紹介します!
目次
SAINT JAMES
【セント ジェームス】
100年以上の伝統を誇るフレンチボーダーの元祖
フランス北部・ノルマンディー地方にあるセントジェームス市。その町の名を冠し1889年に設立されたのが、今では誰もが知るブランドの始まりです。
当初は主に、モン・サンミッシェルで育った羊からとれる良質な羊毛で、地元の漁師や船乗りたちの仕事着であるマリンセーターを製作。
その伝統は100年以上たった今でも受け継がれ、上質な素材を厳選し、伝統的な手法と近代的な管理システムのもと、世界中の人々を魅了する名品が作られています。
セント ジェームスを代表する3大ユニセックスボーダー
#01
OUESSANT 【ウェッソン】
漁師が着ていたマリンセーターを原型に作られた、ブランドを代表する定番中の定番。目のしっかり詰まった厚みのある素材が特徴。洗いをかけるごとに増す独特の風合いも、ウェッソンを着る楽しみのひとつ。
■Price: ¥11880(T7は¥12100)
■Size: T0,T1,T3,T4,T5,T6(写真はT6。一部のカラーはT7まであり)
■Color: 定番色からシーズン色まで数多く揃う(写真は2022SSのシーズン色、NEIGE/DRAGEE)
#02
MORLAIX 【モーレ】
ウェッソンと同型デザインと、肌ざわり抜群の薄手素材を採用した人気定番。吸水性に優れているため、長袖シーズンはもちろん、夏も快適に着られる一枚に。ボトムにインしやすく、スカート派からの支持も厚い。
■Price: ¥9350
■Size: T0,T1,T3,T4,T5,T6(写真はT6)
■Color: 全9色展開(写真はNEIGE/NOIR)
#03
NAVAL 【ナヴァル】
仏海軍の制服であったことから命名された定番ボーダー。素材の厚みはウェッソンとモーレの中間くらい。胸元、肩口、裾に無地デザインを施すことですっきりとした印象に。インナーを合わせやすく重ね着向き。
■Price: ¥14850(T7は¥15400)
■Size: T0,T1,T3,T4,T5,T6,T7(写真はT4)
■Color: 全4色展開(写真はNEIGE/GITANE)
Le minor
【ルミノア】
新作やコラボの発表を精力的に行う老舗ブランド
1936年、フランス北西部・ブルターニュ地方のロリアンで創業した老舗ブランド。創業当初から現在に至るまで、一貫して"made in France"にこだわり、フランス国内の自社工場で生産し続けていることからも、クオリティの高さと服作りへのプライドがうかがえます。
また、定番のデザインを大切にする一方で、時代の流れに合わせた新作を毎シーズン発表。数々の旬ブランドとの感度の高いコラボは、おしゃれプロからも注目を集めています。
#01
フレームワーク別注は幅太ボーダー
発売されるたびに好評を博すフレームワークの別注。新作はインラインでは見ることのない太ピッチのボーダー。
#02
JEANNEの新色はグリーン
ゆったりシルエットが特徴的な定番「JEANNE」。シーズンカラーは深みのあるグリーン。3サイズ展開。
#03
新作デザインはセーラーカラー
新型はトレンドを反映したセーラーカラー。3サイズ、3色展開。
ORCIVAL
【オーシバル】
ピカソも愛用したと言われるベーシック好きの御用達
蜂をデザインしたエンブレムで知られるオーシバルは、1939年、フランスで誕生。1950〜60年代にはフランス海軍の制服としてボーダーTシャツを提供するなど、発展を続けてきました。
また、ボーダーカットソーのアイコンと言えばパブロ・ピカソ。オーシバルはセント ジェームスと並んで、彼が愛用したと言われるブランドです。原型のディテールをそのままに素材やシルエットの改良を重ね、多くのファンの心を掴んでいます。
#01
シーズンカラーにも注目!
人気定番「コットンロードフレンチバスクシャツ」。写真はミント×ライトグレーのシーズンカラー。
#02
豊富なサイズ展開から好みを見つけて!
「ラッセルフレンチセーラーシャツ」は、0〜3がレディス、3〜6がメンズ、7〜8がビッグというサイズ展開。
#03
初登場のラグジュアリーライン
オーガニック素材を使用したオーバーサイズタイプ。両サイドの裾に施したファスナースリットがデザインのポイント。
他にも「『ボーダー』と『デニム』で毎日コーデを更新」を公開中!
次回は、「デニム以上パンツ未満『ニュアンス色デニム』」をご紹介。
撮影/魚地武大(TENT) スタイリスト/徳永千夏 取材・文/磯部安伽
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年2/7発売LEE3月号現在)です。
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。