卒入園や卒入学、謝恩会に発表会……新時代の好印象スタイルって?
ハレの機会が増える春、予定が決まった瞬間から「何を着ていこう」と悩む人も多いのでは? 浮かずに華やぐ進化したフォーマル服を、ママスタイリストが経験を生かしてリコメンド。自信が持てる服で、特別な日を心地よく楽しんで!
教えてくれたのは…
スタイリスト 岩田槙子さん
子どもたちが主役の場だから"なんだか素敵"がちょうどいい
フォーマル服というと構えてしまう方も多いかと思いますが、最近はブランドやデザインの幅が広がっていて、きちんと感はキープしたまま気負わず着られるおしゃれなものが増えています。私も昨年、子どもの卒園式や入学式を経験しましたが、"華美な装飾や流行の主張は不要。あくまで主役は子どもたち"だと実感。今回提案したNewフォーマル服はどれも、その場になじみ写真にも素敵に映える、さりげなく華やかでちょうどいいデザインばかり。ぜひ参考にしてみてくださいね。
素敵に進化し、好印象!ちょうどいいフォーマル服
ジャケット&ワンピース
・さりげない映え感で品よく華やか
・立体フォルムで優しげな印象に
子どもの成長を祝う気持ちをハレの日の装いに込めて。優しげなジャケットとワンピースで「おめでとう!」
1.
デミルクス ビームス
どんな場にも自信をくれる正統派のきちんとセット
正装感の高いネイビージャケットは、腰の絞りや肩の丸みなどの立体デザインで、堅いイメージを刷新し優しい印象に。ワンピースは袖がレースになっており、謝恩会では一枚でも活躍。
2.
ANAYI
特別感がぐっと高まるツイード地。ノーブルで可憐な魅力を味方につけて
しなやかなミックスツイード生地が今また人気です。裾が少しフレアになったノースリーブワンピースに、コンパクトなノーカラージャケットをはおることで全身バランスがアップ。
3.
green label relaxingI
ディテールまでこだわったどこから見ても絵になるフォルム
長時間座っていても疲れにくい、ストレッチのきいた伸びやかな生地。ワンピースはサイドからバックにかけてセパレート風のデザインになっており、一枚でも着映えします。単品ごとの着回し力も抜群。
4.
saqui
ゆるやかなAラインジャケットに愛らしいくるみボタンを配置
ジャケットは、袖、裾ともにゆるく広がるAライン。ストンと落ちる七分袖ワンピースに重ねれば、腰まわりにふわっとした優しげな余韻が生まれます。喪服、礼服としても着られるため、ワードローブにひとつそろえておくと安心。
5.
HARDY NOIR
ジップ袖やランダム裾などエレガンスに小ワザをきかせて
ドレープが印象的なランダム裾ワンピースに、かっちりとしたセットインジャケットを合わせて。品のよいブラックなので大げさにならず、ほんのりモード感漂うデザインをさりげなく楽しめます。ローヒール靴を選んで足元に抜け感を。
次回は、パンツセットアップのフォーマル服5選をお届けします。
撮影/渡辺謙太郎(モデル) 魚地武大(TENT)(静物) ヘア&メイク/TOMIE スタイリスト/岩田槙子 モデル/優木まおみ 中村美咲
イラストレーション/ユリコフ・カワヒロ 撮影協力/自由学園明日館
※クレジットのないものはスタイリスト私物です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年1/7発売LEE2月号現在)です。
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