人気に伴いバリエーションが増えてきたからこそ、どんな一足を取り入れたらいいかわからない！ そんなスニーカー迷子にもおすすめの、最新トレンド事情から選び方、着こなし方までを徹底解説します。

次にくるトレンドスニーカーを教えてください！

＼教えてくれたのは…／

（右）キックスラボ マネージャー 柿沼裕太さん
profile：「ナイキ」や「アディダス」を中心としたスニーカーを多数取りそろえ、日本未発売モデルにも強い「キックスラボ」に10年勤務。ヴィンテージのスニーカーや、クラシックなモデルが好み

（中央）アトモス PR　橋本和歩さん
profile：ヒップホップをきっかけにスニーカーカルチャーに傾倒し、幅広くスニーカーを扱う「アトモス」に8年勤める。「ナイキ」のバスケットボールシューズを中心に、現在は50足ほど所持

（左）スタイリスト 高橋美帆さん
profile：家族でアクティブに過ごす休日も仕事で忙しい日も、週5はスニーカーを愛用し、所持数は50足を超えるほどのスニーカーマニア。新たなトレンドとなるネクストスニーカーを常に探し中

A 次にくるトレンドスニーカーはこの４足！

履き心地のよさと小粋なフォルムにおしゃれプロが注目！

UGG®の「CA805 ZIP」

「フロントジップがあしらわれた独特のフォルムが魅力の『アグ®』のスニーカーは、ネクストトレンド間違いなし。着脱が簡単で軽量かつクッション性にも優れ、機能面も充実です」

レアなデザインと洒落たカラーリングで自慢できる一足！

SALOMONの「XT-QUEST ADV」

「フランス発の『サロモン』は、感度の高いおしゃれな人から人気です。ハイキングブーツの機能性とランニングシューズの柔軟性を融合させたこの靴は、配色も素敵で上級者っぽい印象に」

洗練されたシルエットにアクセントカラーが大人のカジュアルに最適

NIKEの「AIR FORCE 1 ’07 LV8」

「1982年のオリジナルモデルを彷彿させる、ホワイトとシルバーの配色と、サイドパネル部分に補強として入っているステッチが特徴。シンプルなのでどんな着こなしにもマッチします」

ハイテクブームを牽引するモデル。異素材で差をつけて！

NIKEの「AIR MAX 95 SE」

「ファーボアのインナーを使ったクラシックモデルが、女性にも取り入れやすく進化。インソールにも＂HIKE NIKE＂のキャラクターがデザインされ、脱いでも可愛い一足です」

ハイテクが苦手です。
初心者でも取り入れやすいデザインや着こなす際のポイントはありますか？

A フォルムにボリュームがあるから、色はベーシックカラーの単色を選んで。ボトムと色をつなげるとなじみやすいですよ

「『スポーティすぎる』『ゴツゴツとして浮きそう』など、苦手な理由はさまざまかと思いますが、ほかに色が使われていない一色のみの白や黒なら、合わせやすいのでおすすめ。さらにボトムと色を合わせるとより統一感が。手持ちボトムに白やベージュなど明るいトーンが多いなら白スニーカー、黒やグレー、ネイビーなどダークトーンが多いなら黒スニーカーが便利です」（スタイリスト高橋美帆さん）

手持ちスニーカーは白や黒などベーシックカラーばかり。１足目に挑戦しやすいきれい色スニーカーを教えてください！

A ベージュの延長線上で履けるペールイエロー、グレーの延長線上で履けるライトブルーなら普段のスタイルにも合わせやすくておすすめです

「ベージュやグレーなどのベーシックカラーから、＂少し色を足した＂ライトなパステルへ、いつものスニーカーを置き換えてみて。ビビッドなカラーより挑戦しやすく、着こなしの鮮度も格段にアップします。このコンバースのハイカットスニーカーは、ペットボトルを原料としたリサイクルポリエステル100％のキャンバスを使用したもの。環境に配慮した素材というのも魅力ですよね」（スタイリスト高橋美帆さん）

家族おそろいで履くのにおすすめのブランドは？

A 好きな色が必ず見つかるカラバリ豊富なニューバランスをチェックしてみてください！

「『ニューバランス』のキッズスニーカーは、足の成長を促す靴型を採用しているため、未発達な子どもの足にも安心。デザインがオーソドックスだから、色で遊ぶのも楽しいですよね。わが家では家族3人でおそろいです。子どもも好きな色を自分で選ぶから、愛着を持って大事に履いてくれるんです」（スタイリスト高橋美帆さん）

ローテクが苦手です。足元が軽い分上半身が重くバランスがとりづらく感じます。選び方のコツはありますか？

A コーデュロイやスエードなど素材で遊んでみて。ボリュームのあるボトムと合わせるとバランスよく仕上がります

「シンプルでボリュームがないため、物足りなく感じてしまうのなら、素材にこだわってみて。コーデュロイやスエードならこなれ感も高まり、ボリュームのあるボトムの＂抜け感出し＂にも最適です」（スタイリスト高橋美帆さん）

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次回は、モデル優木まおみさんの「ドラマチック・スニーカー」愛、拝見！

撮影／魚地武大（TENT）（静物）　スタイリスト／高橋美帆　取材・原文／道端舞子
※商品の価格は本体価格（税抜き：2021年1/7発売LEE2月号現在）で表示しています。詳しくはLEE2月号をご覧下さい。

2021年1月1日から11月30日まで、LEEwebで反響の大きかった記事を再配信します。（初公開日 2021年1月23日）