まじめに考えがちな心を軽くしてくれる！
パパママのモヤモヤを救うエンタメ、教えて！

イヤイヤ期に食べ悩み……と悩みが尽きない子育て。まじめにならざるを得ないからこそ、くすっと笑えて、疲れを忘れさせてくれるエンタメが必要！

日常の「イラっ」を「クスっ」に変える天才！

育児エッセイ漫画がどんどん増えて、うれしい日々。カフカヤマモトさんはインスタグラムで発見したのですが、「自分だったら怒ってしまう状況でも、笑い飛ばすことってできるんだな。笑ったほうが幸せだよな」と思わせてくれる内容で、最後は涙が出ます。

バトル＆アクション作品を観るとモヤモヤが吹き飛ぶ！

息子がイヤイヤ期真っただ中のため、ワンオペ育児をしていると心がどよーんとなることもしばしば。そんなときは、寝かしつけの後に大好きなバトル＆アクション系の作品を観て無心になるのがMY特効薬！　モヤモヤが吹き飛んで、笑顔が復活します♪

目の前の育児、家事にがんじがらめのときに効く！

息子の赤子時代、日曜夕方にEテレで放送していた『猫のしっぽ カエルの手』。ベニシアさんの暮らしぶりを見ていると、育児や片付けのMYルールなんて細かいことはどうでもよく思えてきて、リフレッシュ〜。あとは岡田あーみん先生の漫画で気分転換も。

参考になる！ 情報通ママの知恵を聴けるPodcast

愛聴しているPodcast「コドモノ ハナシ、」は、雑誌でも活躍する編集者さんたちが子育てにまつわるトピックをトークする音声マガジン。子ども服から受験まで……情報通で多忙でおしゃれなママのトークには、リアルに参考になるネタがいっぱい！

ダークヒーローが育児にあたふた。親心（!?）に共感

ジョーカーが赤ちゃんバットマン（バットちゃん）を育てる漫画『ワンオペJOKER』。申し込んだ保育園に全落ちして激怒したり、初めての寝返りを見逃して悔しがったり。いいパパなんです（笑）。本家へのオマージュがちりばめられているのも楽しい。

“ちゃんとしなきゃ”に疲れたときには「くだらない話」を

学生時代から大好きな中島らもさんの文章は、「ダメな人」への愛にあふれています。「明るい悩み相談室」は、寄せられる相談も、らもさんのお答えもまあくだらない（笑）。親としてしっかりしなきゃ、に疲れたときに読むと、眉間がゆるんで肩の力が抜けます。

毎朝のラジオで生活のリズムを整えてます

わが家の朝は、子どもvs.私のラジオスイッチ押し対決から始まります。朝食時はTOKYO FM『ONE MORNING』でニュースを聴きながら家族でとやかく言うのが欠かせません。プログラムの時間が登校時間の目安にもなるし、といいことずくめ。

漫画やエッセイ、映画……エンタメの力でパパ＆ママの心は軽くなる！

オマツ　子どもはもちろん可愛いけれど、休みなき育児に積もり積もるものも……。パパママのイライラ解消やリフレッシュに効くエンタメ情報をぜひ知りたいです！

ボブッコ　おすすめはアクションの映画で無心になること。『キングスマン』なんて何回観たか。

オマツ　いいですね！　私はNetflixで観られるドラマ『シッツ・クリーク』にどハマり。登場人物が皆自己本位で、親としての葛藤を忘れさせてくれます。

ヒロキ　自分だと、なりたくてもなれないですからね（笑）。

やまみ　私は漫画『ワンオペJOKER』かな。ジョーカーが赤ちゃんになったバットマンを育てる話なんだけど、無茶な設定のわりに、子育て描写は“あるある”で共感できるし、抱腹絶倒！

オマツ　私も読んでます！　シュールでめちゃ笑えますよね。

やまみ　宮川サトシさん、福満しげゆきさん、じゃんぽ〜る西さん……パパ漫画家のコミックエッセイはママ目線と違う着眼点が興味深いよ。夫なりに、こんな苦労してるんだ！と優しくなれる。

ボブッコ　「パパってこんなこと考えるんだ〜」って勉強になりますよね。私もヨシタケシンスケさんのエッセイ本でパパ目線を学んでます。ママネタ作品だと、『ママはテンパリスト』は産後めちゃくちゃ読み返していて。“子育てあるある”に思わず共感！　鬼の絵本読んで息子をビビらせるとか（笑）。

オマツ　全国のパパママが東村先生から鬼の術を学びましたよね。

やまみ　鬼やおばけで子どもを怖がらせるのはやめましょうって書かれている育児本は多いけど（笑）。教科書的な話じゃなくて、実感がこもったエピソードだから心に刺さるし救われるよね。

マロミ　育児本よりエッセイ本のほうが肩の力が抜けるもんね。私のおすすめはポッドキャストの子育て・音声マガジン「コドモノ ハナシ、」。頑張りすぎない感じが意外と他になくて、ママ友との会話に参加している感覚で聴けるんだよね。ご時世的にママ友同士の雑談がなかなか自由にできないから、その代わりになってるかも？

ヒロキ　僕もラジオが欠かせないです。保育園時代のお迎え前はカーラジオでTOKYO FMの『スカイロケット カンパニー』を聴いて、仕事から育児へ意識をシフト。大事な癒しの時間でした……。

やまみ　ニッポン放送の 『テレフォン人生相談』もおすすめ！　壮絶な相談が多くて、自分の悩みなんてちっぽけだなと思えて……。

たかみー　新聞の人生相談コーナーで似たような心境になります。

ぷーすけ　『中島らもの明るい悩み相談室』とか中島らもさんのエッセイもいいよ。親になるとどうしても社会的にちゃんとしなきゃって思うけど、もともとそんな立派な人間じゃないし、と気疲れすることも。ここでは紹介できないほど（笑）自由奔放なのにお子さん2人が立派に育ってるらもさんの本を読むと「うちも大丈夫かも」と。

たかみー　育児テーマを長年担当してきたぷーすけさんも、気疲れしちゃうことあるんですね。らもさん本、私も再読してみます！

---

取材・文／高見澤恵美