【黒名品でフレンチカジュアル7コーデ】スタイリスト福田麻琴さんが提案!アニエスベー、A.P.C.…
2021.12.13

カジュアル名品を語るうえで外せないのが、普遍性の高いフレンチブランドです。大人に似合うシックな黒のアイテムにフォーカスして、スタイリストの福田麻琴さんがピックアップ。まさに名品と呼ぶにふさわしい、長く愛せるアイテムが揃いました!
スタイリスト 福田麻琴さん

2009年にパリに留学したほどのフレンチ好き。その経験に裏打ちされた、フレンチカジュアルがベースの普遍的なスタイルに人気が集まる。著書やコラボも多数。
LEEブログ:Stylist 福田麻琴の「おしゃれゴト」
Instagram:makoto087
youtube:FUKUDAKE?
「いい意味でプライドが高い。その確固たる自信に、身を任せたい」(福田麻琴さん)
「私の"黒びいき"は、フレンチカジュアル好きからきているのではないかなと思ったりします。フランスの女性って、本当に黒使いがうまい。黒のおかげでなんてことないカジュアルな着こなしがシックになって、ムードにあふれて、それでいて可愛げだって帯びてしまう。フレンチの黒にはそんな力があるのです。それにいい意味で、ものすごくプライドが高いんでしょうね。まるで、「Oui、私はこれでいいんです」っていう言葉を発しているかのような、絶対的な自信とエスプリが宿っています」
「おしゃれに迷ったときや悩んだときにこそ安心して戻っていける。私にとってフレンチカジュアルの黒名品は、そんなかけがえのない存在なのです」(福田麻琴さん)
1.
agnès b.(アニエスベー)のカーディガン
「10年あれば10通りに楽しめる。おばあちゃんになっても着ていたい一枚です」

カーディガン¥16500/アニエスベー ニット¥25300/スローン パンツ¥33000/ビショップ(モニカコルデラ) リング¥242000/shinkai 靴¥52800/トラディショナル ウェザーウェア 青山店(トラディショナル ウェザーウェア)
「10代にも40代にも似合う不思議な魅力を持つカーディガンプレッション。10年持っていたら毎年違う10通りの着こなしができてしまう。名品ってそこが魅力ですよね。それでいて実は攻めた一面もあって、この定番だけでなく、レザー素材が登場していたりもするんですよ。おばあちゃんになっても着ていたい服のひとつです」
2.
A.P.C.(アー・ペー・セー)のポシェット
「パリジェンヌにとっての定番バッグは、毎年、進化し続けています!」

バッグ¥42900/アー・ペー・セー カスタマーサービス(アー・ペー・セー) ニット¥36300・ニットケープ¥23100/ビショップ(モニカコルデラ) スカート¥20900/エリオポール代官山(エリオポール) カチューシャ¥17600/アレクサンドル ドゥパリ GINZA SIX店(アレクサンドル ドゥ パリ) スニーカー¥27500/クオリネスト(オーティーエー) タイツ/スタイリスト私物
「パリジェンヌならひとつは持っているんじゃないかと思うくらい、所有率が高いA.P.C.の黒バッグ。毎シーズン新作が発表されていて、今季はこのネックバッグ。この撮影では斜めがけで使いましたが、実はネックレスのように首から下げて使うバッグなんです。進化を止めない名品です」
3.
Repetto(レペット)のバレエシューズ
「優しさを備えたスエード素材の黒。カラーソックスを合わせるのが今の気分です」

靴¥38500/ルック ブティック事業部(レペット) ケープ¥41800・ニット¥33000・ストール¥16500/アニエスベー デニム¥22000/トラディショナルウェザーウェア 青山店(トラディショナル ウェザーウェア) 帽子¥13200/クオリネスト(LAULHÈRE ローレル) スカーフ¥20900/リーミルズ エージェンシー(ジョン スメドレー) ピアス¥30800/shinkai バッグ¥19800/フリーカンパニー 靴下¥2970/真下商事(パンセレラ)

「かすんだような優しげな黒とシンプルな形とのバランスに惹かれて、たくさんあるコレクションの中から、スエード素材のサンドリオンをチョイスしました。素足で履くのも好きですが、薄手のニュアンスカラーソックスを合わせると、今っぽさを楽しめるかなと思います」
4.
Paraboot(パラブーツ)のミカエル
「メンズライクさがかえって女らしい!黒なら着こなしを選びません」

靴¥69300/パラブーツ青山店(パラブーツ) コート¥19800/リノーム バイ エーティー ニット¥33000/スローン カットソー¥4400/プチバトー・カスタマーセンター(プチバトー) パンツ¥21780/ビショップ(ザ シンゾーン) 靴下¥2970/真下商事(パンセレラ)
「今シーズン、セレクトショップでとてもよく見かけるミカエル。この男性的な一足を女性が履く姿がたまらなく好き。黒ならカジュアルになりすぎず、どんな着こなしにも合わせやすいと思います」
5.
PETIT BATEAU(プチバトー)のタートルカットソー
「肌触りも着こなしやすさも最上級。何枚も欲しくなる冬の名脇役」

カットソー¥4400/プチバトー・カスタマーセンター(プチバトー) ブラウス¥31900/ビームス ハウス 丸の内(エッフェビームス) カチューシャ¥24200/アレクサンドル ドゥ パリ GINZASIX店(アレクサンドル ドゥ パリ)
「ブラウスやシャツにタートルを重ねる流行の着こなし。プチバトーのタートルカットソーなら肌触り抜群なうえ、重ね着もしやすい。冬の名脇役とはまさにこのこと! 自宅でお洗濯できて、つい何枚も欲しくなってしまいます」
6.
ORCIVAL(オーシバル)のトートバッグ
「希少な黒のキャンバストート。エレガントさとタフさを併せ持つ名品です」

バッグ(右)¥10780・(左)¥9680/ビショップ(オーシバル) ストール/スタイリスト私物
「黒のキャンバストートって実は珍しいんです。この黒トートを見つけたとき、思わずガッツポーズが出てしまいました(笑)。白よりもエレガントに持てて、ガンガン使っても汚れが目立たないというタフさもある。黒という色の長所を満喫できるアイテムです。使わないときは何気なく部屋に置いておくだけでインテリア小物としても活躍してくれそうです」
7.
SAINT JAMES(セント ジェームス)のボーダー
「今また、厚地素材に原点回帰。洗いを重ねて増していく味わいの虜です」

カットソー¥11880/セント ジェームス代官山店(セント ジェームス) ワンピース¥37400/スローン バッグ¥35200/オルサ(オルセット) 靴¥94600/フラッパーズ(ネブローニ)
「薄手素材のラフさが心地よくてナヴァルやモーレにハマったときもありましたが、今はまた厚地のウエッソンに気持ちが戻っています。洗いを重ねて育っていく感覚も好き。サイズはゆったりめの4がおすすめです。モノトーンのボーダーなら都会的な着こなしが手に入ります」
次回は、五明祐子さんの「カジュアル名品」クロニクルを拝見!
撮影/田村昌裕(FREAKS) ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) スタイリスト/福田麻琴 モデル/浅見れいな 取材・原文/磯部安伽
※商品価格は消費税込みの総額表示(2021年12/7発売LEE1月号現在)です。
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