傑作ヴィーガン・レーズンバター! オートミールクッキーでレーズンバターサンドに【秋のヴィーガンスイーツ祭り】
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池田清子
2021.10.23
ダイエット中にも!ラム酒が香るヴィーガン・レーズンバター
肌寒い季節には、ラム酒を使ったリッチな味わいのスイーツを目にする機会が多くなってきます。
今回はタンパク質が豊富でコレステロールゼロの豆腐と、ラムレーズンのコラボレーション。
乳製品を使わない、ダイエット中にもおすすめなレーズンバターをご紹介します。
そのまま食べても、パンに塗っても。
クッキーで挟めば、末尾のコラムでもご紹介しているレーズンバターサンドになります。
ラム酒を加えることで芳醇な香りをお楽しみいただけますが
苦手な方やお子様向けにはラム酒を入れずにお作りいただいても、美味しく召し上がっていただけます。
ポイントは、ただ一つ
豆腐の水切りが、このレシピの運命を分ける要です。
下記に手順がありますが、慣れてしまえば難しいことは何もありません。
ぜひ、しっかりと水気を切った豆腐をご準備ください。
材料
- 木綿豆腐……350g(→220g前後になるまで水切りする)
- デーツ……100g
- メープルシロップ……30g
- ココナッツオイル……15g (湯煎または電子レンジ500Wで30秒ほどで液状にしておく)
- レモン果汁(またはリンゴ酢)……大さじ1
- バニラエクストラクト……小さじ1(無くても可)
- 塩……ひとつまみ
- レーズン……50g
- ラム酒……小さじ1(無くても可)
事前準備
豆腐を水切りしておく
- 軽く水分を切った豆腐を乾いた手ぬぐいまたはキッチンペーパーなどに2〜3重に包み、平のバットなどにのせる。豆腐の上に更にバットを乗せ、重しになるもの(辞書など)で圧をかける。水分が下方に集まるように下のバットを斜めにし、30分〜1時間圧をかける。
- 水を捨てて包みを新たにし、上記と同様にもう一度30分〜1時間程度圧をかける。
水切り完了の目安として、元々の豆腐の重さから35%ほど軽くなっていればOK(350gなら227gほどになるまで)。
- 包みを外したら、最後に外側についている水分を拭き取って下準備完了。
ラムレーズンを作る(ラム酒を使わない場合は不要)
- レーズンを、ラム酒に30分以上浸けておく。使用するラム酒が少量なので、全体に行き渡るように、時々かき混ぜると尚良いです。
- 使用前に、1.をキッチンペーパーで包み、ラム酒を取り除く様に極力ぎゅ〜っと絞る。ラム酒は味と香りが強いので、強く絞るくらいが丁度良いです。
作り方
- 水切りした豆腐、デーツ、メープルシロップ、ココナッツオイル、レモン果汁、バニラエクストラクト、塩をミキサーまたはブレンダーに入れ、撹拌する
- 1.をボウルに取り出し、ラムレーズンを加えて混ぜ合わせて完成。ラムレーズンの味が馴染むように、冷蔵庫で少し置いておくとベターです。
一つ前にご紹介したオートミールのグルテンフリー・ヴィーガンクッキーで挟めば、ヴィーガン・ラムレーズンサンドとしてもお楽しみいただけます。
ラップに包んで冷蔵庫で30分程度冷やし固めれば、完成です。
池田清子 Sayako IKEDA
アスリートフード研究家
ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp