大人カジュアル派の代表であり、我らがおしゃれリーダー五明さんにとって「秋冬のワンピースは重ね着を楽しむもの！」また、おしゃれ心がより高まる街中と、気持ちが解放される地元、湘南での着こなし方は異なると言います。そこで“in Town＝街”と“in Local＝地元”仕様の着こなしを、大好評のセルフスタイリングで披露します。

モデル
五明祐子さん／Yuko Gomyo

ごみょう ゆうこ●1973年、神奈川県出身、湘南在住。モデル歴30年のベテランとして、さまざまなメディアに引っ張りだこ。最近はSNSでの私服コーデや美容＆健康ネタの発信にも精力的。YouTubeは「GOMYO CHANNEL」

1枚でコーディネートが完結するワンピースの便利さに惹かれて着ていたら、いつの間にか1周回り終えて、今はまた別の魅力に気づいたような感覚です。

年齢を重ね、おしゃれの経験値も上がった今だからこそ、重ね着をすることで全く違うアプローチができることに、やりがいや面白みを感じているのかもしれません。

そういったわけで今回は1枚のワンピースを、きちんと感のある場面を意識した“街編”と、海の近くでのんびり過ごす日をイメージした“地元編”の2通りに着回してみました。

今はレイヤード仕様のワンピースがたくさん出ているし、定番のタートルやデニムがあれば、誰でも簡単に重ね着にトライできると思います。メインアイテムは今季の新作に限定して選んだので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

同系色のコートをはおり、黒いバッグとブーツで品格とメリハリをON

ワンピース￥72600／エブール GINZA SIX店（エブール）　ピアス￥12100／ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店（シャイラ）　ブーツ￥38500／LEEマルシェ（レメ）　コート（エブール）・バッグ（オウレンティ）／五明さん私物

バンドカラー＆比翼仕立てのプルオーバーデザインに、胸元の切り替えと控えめなフリンジがアクセント。裾がきれいに広がる、ゆったりとしたシルエットです。

「リラックス感のある着心地なのに、上質な素材のおかげでほっこりしすぎない。きれいめのコートや大人っぽいレザー小物を合わせれば、格式のあるホテルやショップにも臆せず入れます」（五明祐子さん）。

タートルニットとデニムをレイヤードすることで、ぐっとカジュアルな表情に

ワンピース￥72600／エブール GINZA SIX店（エブール）　スリッポン￥14960／アパルトモン 青山店（モヒ）　ニット（アンクレイヴ）・パンツ（リーバイス）・バッグ（メルシー）・ピアス（ロンハーマンで購入）・バングル（エイチアッシュ）／五明さん私物

肩を落としたゆるシルエットのおかげで、下にタートルやデニムを重ねてももたつくことなく、すっきりきれいな着映えが実現。

「ごわつく素材のワンピースだとレイヤードが限定されがちだけど、これはとてもしなやかなので、下にも上にもうまく重ねられるんです」（五明祐子さん）。

きれい色のポシェットやファーシューズという、チャーミングな遊び心もお見逃しなく。

撮影／酒井貴生（aosora）　ヘア＆メイク／佐藤エイコ（ilumini.）　スタイリング協力／大平典子　取材・原文／葛畑祥子
※商品価格は消費税込みの総額表示（2021年10/20発売LEE DAYS VOL.2現在）です。
※この特集内で価格の記載がないアイテムは、すべて五明さんの私物のため、現在、購入できないものも多数含まれています。