オフィスビル群の隙間に現れた、緑豊かな一角。話題のコクヨ新オフィスに行ってきました
文房具やオフィス家具でおなじみのコクヨ株式会社。学生時代、「キャンパスノート」を愛用していた方も多いのではないでしょうか?
そんなコクヨの東京・品川オフィスがこの度リニューアルし、一般の人にも広く開かれた施設に生まれ変わったとのこと。さっそく見学してきた様子をレポートします!
2021年2月にオープンした「THE CAMPUS(ザ・キャンパス)」。築約40年の品川オフィスを、リニア開通などで変わりゆく品川の街に合わせてリノベーションした施設です。
コンセプトは「みんなのワーク&ライフ開放区」。働くことと生活とが交わる時代に合わせ、一般の人も出入りできるフリーエリアが多数設けられています。
入口に広がる緑豊かな「PARK」は、イスやテーブルも自由に利用できる屋外空間。日本中、世界中から集められたたくさんの植物が、季節ごとに移ろうさまを眺めるのも癒されそう。まさに“オフィス街のオアシス”のようです。
日替わりでキッチンカーも出店し、この日はカレー店と台湾料理店、午後にはクレープ店の姿が。都心の一角に、こうして気軽にひと休みできる空間があるのはうれしいですね。
リモートワークも、子連れ利用もOKのパブリックフロア
「PARK」に隣接する南館1F「PARKSIDE」、こちらも誰でも利用できるパブリックフロア。リモートワークができるオープンラウンジやコーヒースタンド、文房具やオリジナルグッズを扱う「THE CAMPUS SHOP」などが並びます。
一角にはオフィス家具をお試しできるコーナーも。夫婦揃って在宅ワークが主のわが家、最近夫がこだわりのオフィスチェアを購入したため、毎日ダイニングチェアで仕事する私もちょっと気になっている椅子問題…。こちらでは現物を座り比べられるうえ、デザインや色も素敵!在宅ワークの椅子に迷う方も、訪れる価値ありかもしれません。
親子連れに配慮したポイントも随所に。脚を伸ばしてくつろぐことができるタイプの休憩コーナーがあり、絵本も備えられているんです。ショップにも、クレヨンや塗り絵、ワークブックなど子ども向け商品がたくさん。実際に、近隣のマンションに住む散歩中の親子も多く立ち寄るそう。こういったスポットは都心では貴重なので、とてもありがたいなと感じました。
「オールジェンダートイレ」など、最新の取り組みが光るオフィスエリア
次はお隣の北館へ。1Fのワークラウンジ「COMMONS」は、現在はコロナ禍のため社員のみの利用ですが、今後はイベントスペースとしても活用予定。バーカウンターなども併設しているので、さまざまなシーンで楽しめそう。
「PARK」からの大階段を登った先にある2Fは、ホテルのロビーのような空間「RECEPTION」。商談やオフィス見学者の受付場所ではありますが、ワークスペースとして使える座席も多数設けられ、こちらは自由に利用可能。品川エリアで「ちょっと仕事したいな」という時にぴったりです。
特徴的なのがこちらのトイレ。「多様な人を受け入れる」というコンセプトに基づいた、性別などを問わずに使える「オールジェンダートイレ」なのです。とても時代に即していますよね。トイレサインも多様性に配慮。取材帰りに駅のトイレへ立ち寄った際、当然男女別で、入口が青とピンクで分けられているのを改めて見て…この取り組みがいかに先進的か実感しました。
仕事にもインプットにも没頭できる空間「DIVERARY」
今回は、奥にあるオフィスエリアも見学させていただきました。印象的だったのが「DIVERARY」と名付けられた、社員の自己啓発エリア。多彩なジャンルの本がカテゴリ分けされることなく並び、完全個室から半個室までワークブースもたくさん。ほの暗い空間が集中力を高めてくれ、インプットもアウトプットもはかどりそうです。
リノベーションにあたり「出社の機会が減る今、オフィスに来ることに楽しみや意味を」という思いが根底にあるそうですが、こんな環境があるなら、むしろ毎日でも出社したくなってしまいそう…!
ほかにも、新規事業や最新研究を発信するエリア「OPEN LAB.」、コクヨ社員の新しい働き方を見学できる「LIVE OFFICE」など、見どころがたくさん。
施設のコンセプト作りからデザインまで、工事以外はすべて社員の方が担当したというのも驚きでした!
コクヨが発信する“最先端”を体感しに、よろしければ足を運んでみてくださいね。
★THE CAMPUS公式サイトはこちら
20〜40代女性に人気!マステ活用アイテム「Bobbin」
最後に、コクヨの最新人気アイテムをご紹介。
皆さんはマスキングテープをお持ちでしょうか。ハンドメイドに愛用している方も、引き出しに眠っている方もいるかもしれません。そのどちらにも、手持ちのテープをもっと活用してほしい!との思いで誕生したのが「Bobbin」シリーズ。これが女子の心をくすぐるキュートアイテムでした!
まさにミシンのボビンのように、手持ちのテープをボビン芯に巻き取って、コンパクトに収納したり、限定もののテープを友人とシェアしたり。専用のカッターに付ければ、リビングやキッチンまわりにもスマートに置いておけそうです。
私は子どものちょっとした作品を壁に飾る時や、名前付けなどにマスキングテープを利用していますが、いつも文房具入れの中をガサゴソ探すのが手間で…。「Bobbin」を活用すれば、もっと気軽にマステライフが楽しめそうだなと思いました。
★「Bobbin」について詳しくはこちら。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
この連載コラムの新着記事
-
【神戸】2泊3日の家族旅行へ行ってきました!ネイチャーライブ六甲、神戸須磨シーワールド…おすすめスポットをご紹介【2024年】
2024.11.17
-
【40代ママライターが試して実感】汗冷え・ムレ・におい…冬の汗悩みは、あったかインナー「ファイヤーアセドロン」で解消!
2024.11.08
-
【無印良品】話題の美容液、化粧水…マニアが選ぶ「使ってよかった!」スキンケアアイテム5選【2024年秋冬】
2024.11.01
-
車の香りどうしてる?話題の「TAMBURINS(タンバリンズ)」カーディフューザーを使ってみた!
2024.10.23
-
【ユニクロ×マリメッコ】2024秋冬を40代ライターが試着!ヒートテックやキッズなど注目アイテムが目白押し
2024.10.22
福島綾香 Ayaka Fukushima
ライター
宮城県仙台市出身。夫、息子(2018年9月生まれ)と3人暮らし。これまでフリーペーパー、旅行情報誌などの編集を経験。趣味は食べること、旅行、読書、Jリーグ観戦。