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香川に移住し、ライターとしても活躍!高木綾子さんのファッション事情や40代に向けての目標は?

  • LEE編集部

2021.06.25

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ライターとしても活躍中のLEEキャラクターの高木綾子さん。もともと百貨店やヴィンテージショップなど、ファッション業界で働いていたこともあって、ファッションセンスが抜群! LEE本誌やLEEweb「暮らしのヒント」では、プチプラアイテムを上手に取り入れた大人カジュアルな私服コーデを発信し、注目を集めています。

2020年4月には、家族で香川県・高松市に移住。高松での日々の暮らしのことや、最近のファッション・美容事情などを教えてもらいました。

LEEキャラクター
高木綾子さん

 

DATA

  • 名前 高木綾子(たかぎ あやこ)
  • 年齢 39歳(1981年生まれ)
  • 職業 ライター
  • 家族構成 夫、長女(7歳)、次女(5歳)
  • 趣味 洋裁、音楽鑑賞、ショッピング
  • 身長 161㎝
  • Instagram  @ayako.asia.tokyo

高木さんを構成する5つのキーワード

  1. ほどよい「大人カジュアル」研究中
  2. 仕事もインテリアも音楽も、自分の「好き」を大切に
  3. 「今の自分の顔を好きになる」
  4.  ネイルケア」を極めました!
  5.  「香川ライフ」を満喫中



Keyword 1.ほどよい「大人カジュアル」研究中

もともとファッションが好きで、出産する前は、百貨店バイヤーやヴィンテージショップのスタッフなど、10年ほどファッション関連の仕事をしてきました。実は、以前はきれいめファッションが好きで、Tシャツにもアイロンをかけて着ていたんですよ。地方へ移住したことや、ステイホームが続いたこともあり、今ではすっかりカジュアル派に。

東京に比べると、高松はお店が少ないのですが、ビームスやトゥモローランド、地元のセレクトショップなどによく行きます。東京に住んでいるときもそうでしたが、仲良くなった店員さんにおすすめ情報を教えてもらって購入するのが好き。店員さんとファッションの話をするのが、日々の楽しみの1つにもなっています。

最近は、大人のほどよいカジュアルを研究中です。

トップスはトゥモローランド、パンツはプラージュ、サンダルはハワイアナス、バッグはL.L.Bean。

トップスはトゥモローランド、パンツはプラージュ、サンダルはハワイアナス、バッグはL.L.Bean。

トップスはグリーンレーベル リラクシング、パンツはワークマンプラス、シューズはメゾン マルジェラ。パンツは、以前、暮らしのヒントでも紹介したもの。

トップスはグリーンレーベル リラクシング、パンツはワークマンプラス、シューズはメゾン マルジェラ。パンツは、以前、「暮らしのヒント」でも紹介したもの。

最近は、一点一点に作り手の思いが感じられる日本ブランドにも興味が。トレンドの服も好きですが、家族で過ごす時間が増え、自分の満足度が高まるような服にも惹かれているのかもしれません。

今、注目しているブランドはJUNMIKAMI。都内では争奪戦のコラボアイテムも、こちらのお気に入りのお店で予約し、手に入れました。冬のコートも入荷待ちしています!

ワンピースはJUNMIKAMI、バッグはJUNMIKAMI×WILDTHINGS。

ワンピースはJUNMIKAMI、バッグはJUNMIKAMI×WILDTHINGS。

Keyword 2.仕事もインテリアも音楽も、自分の「好き」を大切に

平日は、子どもたちが小学校・幼稚園に行っている間に、在宅でライターの仕事をしています。ライターの仕事を始めたのも、LEEの撮影でライターという職業を知ったことがきっかけです。「私も情報を発信する仕事をしてみたい」と思い、チャレンジしました。

平日は、仕事と家事、子どもたちの習いごとの送迎もあり、毎日バタバタですが、送迎の合間に1人時間ができたときはカフェに寄って気分転換をしています。お店の人が丁寧に淹れてくれたカフェラテを飲むだけで「今日もいい1日だ」と前向きな気持ちになれるので、かれこれ7年ほど続けています。

自宅でお気に入りのデロンギのコーヒーマシーンで淹れたコーヒーを飲んだり、好きな音楽を聴く時間も大切にしています。

家のインテリアも、子ども仕様になりすぎず、自分が好きなテイストを取り入れるように。私が好きな北欧のカール・ハンセン、ヴィンテージやアンティーク、夫の趣味のカルテル、利便性の高いイケアがミックスされてごちゃついてはいますが(笑)。家具でも家電でも、気に入ったものをお手入れしながら、長く使っていけたら…と思っています。

テーブルやテレビボードは北欧のヴィンテージ、椅子はカールハンセン、食器棚は以前働いていたヴィンテージショップがクローズしたときにいただいたもので、中国のアンティークを塗り直してもらったもの。

テーブルやテレビボードは北欧のヴィンテージ、椅子はカール・ハンセン。食器棚は以前働いていたヴィンテージショップがクローズしたときにいただいたもので、中国のアンティークを塗り直してもらったもの。

家電は、壊れたらできるだけ修理をして使う派。デロンギのコーヒーマシーンは、修理を重ねて何年も愛用中。

家電は、壊れたらできるだけ修理をして使う派。デロンギのコーヒーマシーンは、修理を重ねて何年も愛用中。

音楽はあれこれ聴きますが、ずっと好きなアーティストは野宮真貴さんです。20年来のファンで、ファンクラブにも入っています。いつもおしゃれでいる努力を欠かさず、ポジティブな野宮さんを見ていると、年齢を重ねることも楽しみになります。毎年欠かさずライブも行っていたのですが、昨年は行けず…今年こそ行けたらいいなと思っています!

お気に入りの野宮真貴さん関連グッズ。野宮さんの著書やグッズ、ピチカート・ファイヴのレコードやDVD、ピチカート・ファイヴのアートワークを手がける信藤三雄さんの本など。

お気に入りの野宮真貴さん関連グッズ。野宮さんの著書やグッズ、ピチカート・ファイヴのレコードやDVD、ピチカート・ファイヴのアートワークを手がける信藤三雄さんの本など。

Keyword 3.「今の自分の顔を好きになる」

肌がゆらぎやすいので、スキンケアはいろいろ試せないのが悩み。エスト、リサージ、イハダを長年愛用しています。エストは30代になってすぐの頃に使ってみたら、私の肌に合っていたので、そこからずっとリピート。リサージとイハダはLEEの撮影で、美容ジャーナリストの小田ユイコさんにおすすめしてもらったもの。花粉症の季節になると肌がかぶれるのが悩みだったのですが、リサージとイハダを使うようになってからはかぶれることもなく、調子がいいんです。

奥の左から、リサージの化粧水、エストの乳液2種と美白美容液。手前の左から、ハーバーのオイル、イハダのバーム。

奥の左から、リサージの化粧水、エストの乳液2種と美白美容液。手前の左から、ハーバーのオイル、イハダのバーム。

メイクアイテムの情報はLEEなどの雑誌を参考にすることが多いです。コスメキッチンの店員さんにも相談して購入することも。好きなブランドは、MiMC、to/one、セルヴォークなど。

右上から時計まわりに、MIMC・セルヴォーグ・ケイト・KANEBOのアイカラー、ファシオのマスカラ、K-パレットのアイライナー、スリー・ローラ メルシエのチーク、rms beauty・クレ・ド・ポー ボーテ・ランコムのリップ。

最近よく使うアイテム。MiMC・セルヴォーク・ケイト・KANEBOのアイカラー、ファシオのマスカラ、K-パレットのアイライナー、スリー・ローラ メルシエのチーク、rms beauty・クレ ド ポー ボーテ・ランコムのリップ。

ヘアスタイルは、6年ほどずっと黒髪のボブ。気に入っているのですが、ここ最近、コロナ禍のストレスなのか一気に白髪が増えて困っています。LEEでもおなじみの美容エディター・伊熊奈美さんの本を片手にヘアカラートリートメントで白髪を染め、ヘアビューロンでツヤを出しながらセットし、エヌドットのヘアオイルでスタイリングしています。

DHCの白髪用カラートリートメントと、エヌドットのヘアオイルを愛用中。

DHCの白髪用カラートリートメントと、エヌドットのヘアオイルを愛用中。

ヘアビューロンは3万円くらいしたのですが、使うと驚くほどツヤ感がアップするので、買って正解でした。

ヘアビューロンは3万円と少し高いのですが、使うと驚くほどツヤ感がアップするので、買って正解でした。

年齢とともに、髪にも顔にもいろいろ悩みが出てきましたが、以前、LEEの撮影で中野明海さんにメイクをしていただいたときに、「若かったころの自分を追い求めると不幸でしかないから、今の顔を好きになることがいちばん!」と言っていただいたことが励みになっています。鏡を見て落ち込みそうになったときはその言葉を思い出すようにしています。

Keyword 4.「ネイルケア」を極めました!

8年ほど前、ウォーターマニキュアにはまって、ネイルスクールに通っていたことがあります。

当時勤めていたヴィンテージショップではアクセサリーも扱っていたので、アクセサリーをお客様にご案内するときに自分の手元がきれいなほうがいいなぁと思ったことから、本格的なスクールに通って勉強しました。

ちょうど働き方について迷っていた時期で、将来、どこに住んでも仕事ができるように手に職を持ちたいという気持ちもあって…。結局、仕事にはしていませんが、今でもハンド、フットともにファイリングからマシンを使った角質除去、甘皮処理、カラーリングまでをセルフで行っています。

お店並みの完成度は望めませんが、自分自身で眺めるには十分。投資して大正解だった習いごとです。

サロンほどの完成度は望めませんが、自分自身で眺めるには十分。投資して大正解だった習いごとです。ネイルはウカ、シャネル、スリーのものをよく使います。

ウカのネイルは色もかわいく、塗りやすい!

ウカのネイルは色もかわいく、塗りやすい!

使っているネイルケアグッズ。上段左から、綿棒を作るセルコットン、マニキュア薄め液、甘皮をふやかすブルークロス、除光液、ハンドクリーム。下段左から、ネイルマシーンとアプリケーション、ウカのベースコートとトップコート、ネイルファイル、ウッドスティック、キューテイクルプッシャー、キューティクルニッパー、足用の爪切り。

使っているネイルケアグッズ。上段左から、綿棒を作るセルコットン、マニキュア薄め液、甘皮をふやかすブルークロス、除光液、ハンドクリーム。下段左から、ネイルマシーンとアプリケーション、ウカのベースコートとトップコート、ネイルファイル、ウッドスティック、キューテイクルプッシャー、キューティクルニッパー、足用の爪切り。

Keyword 5.「香川ライフ」を満喫中

私が住んでいるエリアは地方でも、ほどよく都会なコンパクトシティ。お店の数もこそこまとまってあります。東京で生活していたときのように一つのスーパーで全ての買い物を済ますのではなく、子どもたちの送迎時などにお肉屋さん、パン屋さん、八百屋さんなど専門店を回って鮮度がいいものを買うことも増えてきました。住む地域がコロナ禍をすぎても元気であり続けるように、近隣の地域のお店をできるだけ活用したいという気持ちもあります。

ある日の買い物。オイルサーディン、かっちゃんのマーマレード、地元のマルシェで購入した、香川産のにんにく、アスパラ「さぬきのめざめ」、ヤングコーン。

ある日の買い物。オイルサーディン、かっちゃんのマーマレード、地元のマルシェで購入した、香川産のにんにく、アスパラ「さぬきのめざめ」、ヤングコーン。

休日には家族で香川の観光スポットを巡ることも。近隣の地域への移動ができる時期には、直島や小豆島に遊びに行ったり、岡山や徳島、愛媛まで小旅行もしました。

香川の人気スポット「父母が浜」に行ったときの写真。

香川の人気スポット「父母ケ浜」に行ったときの写真。

直島にあるの草間彌生の作品「赤かぼちゃ」の前で。

ただ、こちらは車移動がほとんどで、東京にいたときより歩く機会が激減。気がつくと、まったく歩いていない!ということが多々あります。子どもたちにもよくないと思い、休日はなるべく公園で遊ばせたり、あえて車に乗らずに散歩に行くなどして、意識的に体を動かす時間を作るようにしています。

私自身も、コロナ禍の運動不足のせいかひざに痛みを感じるようになり、「これはやばい…」と思い、ヨガやピラティスを中心とした少人数制のエクササイズのクラスに通い始めました。週に1回ですが、運動することでひざの痛みも気にならなくなり、体の調子もよくなりました!

最近購入した、ナイキのトレーニングウエア。

最近購入した、ナイキのトレーニングウエア。

私は、今年、ちょうど40歳になります。人生も後半戦。体の変化にまつわる、外見・内面の悩みや、子育てや家族についても考えなければならないことが増えてきたことを実感しています。さまざまな現実を受け入れながらも、同じ立場にいる方が、少しでも前向きになれるような情報を、LEEキャラクターとして、ライターとして、楽しくわかりやすくシェアしていけたらいいなぁと思っています。


取材・文/渡辺有紀子

※掲載商品は全て私物のため販売を終了している可能性がございます。ご了承ください。

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LEE編集部 LEE Editors

1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
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