おいしいものに触れるアンテナが敏感な8名に、大切な人に贈りたい手みやげをリサーチ。その味わいに感動したからこその、“幸せ”のおすそ分け。真似したくなるものばかりです。
お一人目は、フードコーディネーターの長尾智子さん。

「スワン」と「スウリー」／ルコント

自分も相手も気負わない贈り方で
細やかな贅沢を感じられるものを

フードコーディネーター長尾智子さん

選び、贈る際に考えるのは大げさでなく小ぶりで気楽なもの。特別なものというより出掛けに立ち寄って、時間がなくても手近なところで調達します。

ちょっとしたお礼には休憩のひとときを思い、質のいいチョコレートのタブレットを1枚。ある時、愛らしさに和むかな、とルコントの子ねずみ型シュークリーム“スウリー”を一つ渡したことが。

「後日、その友人が手みやげとは別に、“後で食べて”と同じように“スワン”を一個くれて。差し上げる側もいただく側も、優雅なお菓子を一つだけ、という贅沢な感じがことのほか嬉しく楽しかったですね」

LEE DAYS vol.01【食いしん坊なあの人の「手みやげ」】より

撮影／邑口京一郎、取材・文／高井法子　撮影協力／ルック ブティック事業部（マリメッコ）

※商品価格は消費税込みの総額表示（2021年4/20発売LEE DAYS VOL.1現在）です。