YUKI、堀込泰行、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS、ポーター・ロビンソン……今月必聴の4作
2021.05.29
今月の注目音楽情報をお届け!
YUKI『Terminal』
エレクトロもオーガニックもYUKIの声がひとつにつなぐ
3月にリリースされたばかりのシングル曲『Baby, it’s you』『My lovely ghost』も収録されたアルバム。アルバム前半はタイトルともつながる『ご・く・ら・く terminal』も含め、"今っぽさ"のあるエレクトロなダンスミュージック、後半はストリングスやアコースティックギターを含むバンドサウンドという構成に。力強くやさしいYUKIの歌声がふたつの世界をつなぎ、2021年の今だからできる音の旅に連れていってくれる。(ソニー・ミュージックレーベルズ)
堀込泰行『FRUITFUL』
キリンジ脱退後3作目となる今作には、キーボーディスト冨田謙、ギタリスト八橋義幸、サウンドエンジニア柏井日向の3名が共同プロデューサーとして参加。堀込の持ち味を最大限に引き出しながら、オルタナティブな音楽に仕上げた。『光線』にはシンガーソングライター阿部芙蓉美が作詞で参加。(日本コロムビア)
U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS『たのしみ』
タブラ奏者のU-zhaanとラッパーの環ROY、鎮座DOPENESSが2011年から続けているユニットがフルアルバムをリリース。タブラが奏でるエキゾチックなリズムとラップの相性が想像以上によく、癒し効果も!? 矢野顕子が参加する『にゃー feat.矢野顕子』など暑い季節に必聴の11曲。(Golden Harvest Recording)
ポーター・ロビンソン『ナーチャー』
ミレニアル世代の天才DJの実に7年ぶりとなる自身名義のフルアルバム。精神的に苦しい時期を乗り越えて制作され、すがすがしさのある楽曲が続く。日本のカルチャーに詳しい彼だけに、日本盤ボーナストラック『フルムーン・ララバイ』では水曜日のカンパネラとコラボも。(ソニー・ミュージックレーベルズ)
取材・文/古川はる香
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