ちょっとした体の不調にはツボ押しが効果的。押し方のコツは、指の腹を使って、息を吐きながらゆっくり5秒かけて押し、ゆっくりと5秒かけて離すこと。「力が弱い人は指を曲げて関節を使ったり、体を傾けて自分の頭の重みで押すようにしても」(エイジングデザイナー 村木宏衣さん)
肩こりには「風池」
「風池」は耳の後ろの骨と、後頭部のくぼみを結んだ線の中間のツボ。ここを刺激すると疲れ目や首の血流がよくなります。押し上げるように親指で圧を。
頭痛には「通天」
黒目の上、生えぎわから親指の幅4~5本分後ろにあるのが「通天」。首がこわばることで起きる頭が重くだるい痛みはここを中指で押して。薄毛対策にも。
目の疲れには「頷厭」
スマホやPCを見続けた後には必ずケアを。こめかみ上の生えぎわに手を当てて、口を開閉したときに動くツボ「頷厭」を中指でゆっくりと押します。
イライラには「天柱」
ストレスや疲れからくるイライラは、後頭部のくぼみから指2本分外側にある「天柱」を刺激。首のこりがほぐれ、血流がよくなることで落ち着きます。
教えてくれたのは
エイジングデザイナー 村木宏衣さん
HIROI MURAKI
1969年生まれ。筋肉・骨格・リンパに働きかける独自の「村木式整筋メソッド」を確立。現在は自身のサロン「Amazing♡beauty」で女性の美の悩みを解決するスペシャリスト。そのメソッドがセルフケアでも体感できる美顔器「アメージングローラー」も開発監修。
【特集】「奇跡の頭ほぐし」で顔も気持ちも引き上がる!
詳しい内容は2021年LEE5月号(4/7発売)に掲載中です。
撮影/yoshimi ヘア&メイク/千葉智子(ロッセット) スタイリスト/船戸 唯 モデル/内藤恵美(LEEキャラクター) 取材・原文/古川はる香
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