今、ジャパニーズウイスキーがアツい
今や、世界的に評価が高まる「ジャパニーズウイスキー」。その中でも国産ウイスキーの代名詞といえるのが『山崎』。ウイスキーを飲まない人でもなじみ深い銘柄ですよね。ブランド名を隠した審査による国際的な賞でも高い評価を受けていて、真に素晴らしいウイスキーであると評価されているんです。
そんな「山崎」、そして「角瓶」「オールド」「ローヤル」といった名酒を送り出してきたサントリーの山崎蒸溜所(京都近郊)では、大麦麦芽の仕込みから、発酵、蒸溜、熟成といった工程の見学や、ウイスキー原酒の試飲ができるとあって大人気。だったのですが、このコロナ禍により見学は休止に…。その代わりにはじまったのが、なんとオンラインでのリモートツアー。京都まで足を運べない遠方の方にもオススメなんです。私も自宅で参加してみましたので、早速リポートをご紹介します!
オンラインツアーは“ライブ感”がすごい!
ツアーは、Zoomで参加者と蒸溜所を繋ぐ有料のオンラインライブ。事前予約制で、申し込むと開催日までにテイスティングキットが自宅に届きます。上の写真がまさしく我が家に届いたキット。山崎の名前入りのグラスが可愛いです〜。当日は氷と常温の水を用意して、リビングでZoomをセッティング。いよいよLIVEツアーが始まります。
司会の女性の挨拶、そして「皆さん、どこから参加されていますか?」という質問からはじまりました。チャットを使って答えていくのですが、鹿児島や北海道、関西、四国と、偶然にも日本各地から参加されていることにびっくり。すでに蒸溜所に行かれたことがある、という詳しそうな方もいれば、実は山崎を飲んだことがありません、というビギナーの方も。私はというと、山崎蒸溜所の存在は知っていたものの、足を運んだことはない。ウイスキーはたまに飲むけれど、まったく詳しくない、というレベル。お互いの顔は見えないようになっているので、気を楽に参加できるのも良かったです。
ウイスキーの基礎知識から、ハイボールの作り方まで
そのあとはライブ映像とともに、ウイスキーづくりの工程や蒸溜所の歴史、周辺の風景などをリアルタイムで解説。途中でクイズが出題されたり(ボタンで回答していきます)、発酵槽のなかでプクプクと発酵する様子をみたり。随時、気になることがあればナビゲーターにチャットしてもOK。一方的なレクチャーを受けているというより、しっかり参加している感があるのが良かったです。
後半では、蒸溜所のブレンダーと同じテイスティング方法を教わり、事前に送られてきていた「山崎」をテイスティングしてみることに。色、味、香り、余韻といったテイスティングの基本、ウイスキーと相性のよい食べ物、最後にはとっておきのハイボールの作り方を教わることができるのも嬉しいところ。ネタバレになってしまうので言及は避けますが、誇りをかけてつくられているウイスキーと、それを守る職人さんたちの様子が垣間見れ、想像していたよりもあっという間に60分が経過。豆知識がギュギュっと詰め込まれているので、このツアーに参加すれば“山崎”ツウになれること間違いなしです。これから暖かくなるので、“山崎のハイボール”楽しみたいと思います! そして、いつか蒸溜所に足を運ぶぞ〜!と決意しました。
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峰典子 Noriko Mine
ライター/コピーライター
1984年、神奈川県生まれ。映画や音楽レビュー、企業のブランディングなどを手がける。子どもとの休日は、書店か映画館のインドアコースが定番。フードユニットrakkoとしての活動も。夫、5歳の息子との3人家族。