つむじちゃんは先日ハーフバースデーを迎えたのですが、その1ヶ月前くらいからドライフード(いわゆるカリカリ)デビューをしました。
今回は、子猫のごはん事情について書いてみたいと思います。
生後2~3週間で、ミルクから離乳食へ
だいたい子猫は生後2~3週間で、ミルクだけの食事から離乳食へと移行していくそうです。
小さいうちは消化機能がまだ強くないので、大体生まれてから4ヶ月経つくらいまでは子猫用のウェットフード(猫缶)、または子猫用のカリカリをお湯でふやかしたものを食べるのが一般的なようです。
消化機能が弱い子は一回の量を減らして小分けに
つむじちゃんの場合は小さい頃ごはんの食べムラがあり、食べ残しもしばしば。なので普通の猫ちゃんよりも消化機能が発展途上…。食べムラが落ち着いても、一度にいっぱいの量を食べると、おなかが緩くなってしまうことも。
そんなわけで、動物病院の先生に相談しつつ、お湯でふやかした総合栄養食のカリカリに子猫用粉ミルクをふりかけたものを1日4回に分けて食べてもらっていました。(つむじちゃんはミルクの匂いが好きなので、ごはんに興味を持ってもらうため。)
離乳食は、コスト的にはふやかしたカリカリの方がリーズナブル
ちなみに、離乳食の缶詰(最近はレトルトパウチのウェットフードもあるようです)を与えるか、子猫用カリカリをふやかして与えるか、もしくは両方を織り交ぜて与えるかは、各ご家庭の事情や猫ちゃんの好みに合わせてということになりますが、コスト的にはカリカリをふやかして与える方に軍配が上がると思います。
ふやけカリカリとウェットフードのどちらを与えるにせよ、気を付けていたことは…
- 「総合栄養食」と書いてあるものを選ぶ
- カリカリとウェットフードを織り交ぜて食べてもらうときは、カロリー計算をする
総合栄養食と書いてある子猫用ごはんは、そのフード単体で成長期の子猫に必要な栄養素が摂れるということ。また、食べムラ対策でカリカリとウェットフードを組み合わせて与えていたときは、それぞれを何グラムずつ食べれば今のつむじちゃんが必要としているカロリーをきちんと摂れるのか計算していました。大抵のフードには、猫ちゃんの体重または生後どのくらいの時期かによって何グラム食べさせてね…という表記があるはずですので、そちらを参考に!
離乳食の時期は、ごはん当番LINEグループで同居人と協力
同居中のパートナーはフルタイム勤務。わたしの方が勤務時間や形態の融通がきくので、わたしが昼ごはんを食べさせてから仕事へ行っていました。
つむじちゃんは1日4回に分けてごはんを食べるので、このような担当に。
・朝ごはん 同居人
・昼ごはん なつお
・夜ごはん どちらか
・お夜食 なつお
とくに夜ごはん当番は2人で行き違いがないようにきっちり調整!
共有カレンダーアプリを利用して、「仕事で絶対に帰宅が遅くなってしまいそうな日」をお互いに把握するようにしていました。
ちなみに、つむじちゃん専用のLINEグループを作って、ご飯の量とふやかしの長さを毎食報告していました。
少しずつごはんの量を増やしつつ、反対にお湯でふやかす時間を短くしていき、そうしてついにつむじちゃんも生後5ヶ月でふやかしなしのカリカリデビューに至りました。
カリカリデビューをした猫ちゃんも、ウェットフードも併用したほうがいいらしい
ただ、カリカリデビューは果たしたのですが、実は毎食ドライフードというわけではありません。つむじちゃんをお迎えするにあたって本や獣医師さんの運営しているサイトなどでいろいろと勉強したところ、猫は水分不足になりやすく、それが病気の原因になることもあると知ったからです。
猫ちゃんは元々砂漠の生き物だったので、喉が乾きにくいそう。結果、水分摂取量が不足してしまう子が多く、そのせいで尿路に石ができたり、腎臓を悪くすることもあるそうです。
毎日の食事にウェットフードを取り入れることで水分を摂る量を増やしてあげることができるので、つむじちゃんも朝食とお夜食のときは、カリカリにお気に入りの子猫用缶詰を4分の1ずつかけて食べています。(余った缶詰はラップをして冷蔵庫へ。一度開けると日持ちしないので2日でひと缶食べる。)
また、お水はろ過装置の付いた湧き水マシンを使っています。つむじちゃんとサンマくんのせいで見えづらいですが……奥の方に写っています。
おまけ
低血糖対策に子猫用シロップ
空腹状態が続くと猫も低血糖に陥るそうです。また、運動のしすぎでも起きることがあるらしく。低血糖になると、意識を失ったり、最悪の場合命の危険も…。
食事の時間や運動量に気を配ってあげることがもちろん大前提ですが、緊急の事情で次のごはんまでにどうしてもいつもより時間があいてしまう時や、子猫がたくさん運動した時には低血糖状態にならないように予防策として子猫用シロップをあげることをお医者さんにおすすめされました。ちなみに次の食事までに時間があく場合は、“お出かけ前”にあげてくださいね。
以上、つむじちゃんの小さい頃に実践していた例を書いてみましたが、それぞれの猫ちゃんの発育状況や健康状態に合わせて、ごはんや水分補給の仕方に迷ったときはきちんとお医者さまとも相談しながら考えてあげてくださいね。
そうそう、カリカリデビューをしたので、「自動給餌機」を導入したのですが……本当にちゃんと動くのか心配になってしまい、ペットカメラも購入してしまいました。このカメラがなかなか名品でして。
次回は、そのペットカメラの話を書こうと思います。
編集部の猫「つむじちゃん」
「つむじちゃん」は、LEEwebディレクター・なつおのもとにやってきた、アメリカンショートヘアの女の子。つむじちゃんの日常や、ペット初心者・なつおによる「猫ちゃんに快適ライフを過ごしていただくためのトライ&エラー」の数々、なつおがつむじちゃんに貢いだもの、猫との暮らしを始めるための準備について……などなど、写真付きで少しずつお伝えしていけたらと思っています。不定期でゆったり更新予定。
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