人によって＂いい距離感＂の女友達の定義は異なるものの、それぞれに思いや考えが。

本日はLEE世代のお笑いタレントたんぽぽ 川村エミコさんが、経験や年齡を重ねて今あらためて思う女友達との関係性、付き合い方などを語ってくれました！

お笑いタレント
たんぽぽ 川村エミコさん

お笑いコンビ「たんぽぽ」のボケ担当。過去の体験談を温かい文体で綴ったエッセイ集『わたしもかわいく生まれたかったな』（集英社）が好評。

疎遠だったけど関係が復活した高校時代の友達

川村エミコさんにとって、今最もいい距離感の女友達とは？

「28歳のときに出会ったヘアメイクさんは、言いにくいことを言い合えて、時には怒ってくれる。お互いの嫌なことをわりとポップに話せる関係がいいですね。2人で“食いしん坊クラブ”を結成していて、以前は月に一回はおいしいものを食べに。ここ3年ほどでまた連絡を取るようになった高校時代の友達は、彼女の離婚や育児を経てまた距離が近くなり、その子の子どもも一緒にクリスマスパーティをしたりしています」

40代になって心地よいと感じるのは「気を使いすぎない関係」だと川村さん。

「昔は『誘ってくれたのに悪いな』『こちらから誘いすぎたかな』などと、誘う、誘われる、断る、をすごく気にしていました。でも今は“お互いの距離感はお互いが決める”のが最善だと心から思います。気を使いすぎずに、話したいときに話したい人と会う。相手に合わせず、自分のモードで連絡したり、断ったりしていいんじゃないかなと。ひとりの友達にすべて話す必要もなくて、仕事の相談、恋バナ、育児の話と、テーマによって相手が違ったっていい。いつでも自分軸で考えると、楽に付き合いやすくなるのでは」

対面で会いにくい時期も、川村さんなりのペースで、友達と連絡を取り合っていたそう。

「寂しくなると、ヘアメイクさんの友達にLINEやテレビ電話をしてリモートごはんを。仲よしの先輩芸人の大久保（佳代子）さんの誕生日会をZoomでサプライズで開いたことも。好きな人とはたくさんかかわりたいので、遠慮せず連絡します！」（たんぽぽ 川村エミコさん）

たんぽぽ 川村エミコさんの
女友達と＂いい距離感＂を保つ極意

1.
言いにくいことをポップに話せる関係性が今は心地いい！

2.
自分のモードで付き合いを！　会えなくても好きな友達にはたくさん連絡

次回は、hal オーナー 後藤由紀子さんが女友達と＂いい距離感＂を保つ極意を語ってくれました！

撮影／細谷悠美　イラストレーション／いいあい　取材・原文／野々山 幸（TAPE）
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