リアルに会えないからこそ、コミュニケーション事情にも変化が?
対面でのおしゃべりやランチがはばかられ、かつてのように女友達と気軽に会えなくなった昨今。あなたにとって大切なのは、学生時代の親友? 身近なママ友? コミュニケーションが限定される今だからこそ、女友達とのいい距離感について考えます。
LEE読者にとって…
今"いい距離感"の女友達ってどんな存在?
・子育てで大変な時期なので、育児の相談ができて、家族のことも話しやすいママ友が今は一番楽です。(まーこ)
・学生時代の親友は、今まで生きてきた中で経験したことをすべて知ってくれているので、今さら嫌われたらどうしよう、といった不安がない。グチもうれしかったことも聞いてもらえる。(みーこ)
・しばらく会わなかったり、連絡しなくても心配ない。会えばすぐに仲のよい関係に戻れるという信頼感がある大学時代の友達。(かたゆで)
・共通の趣味がある友達。お互いのプライベートなところにはあまり深く介入せず、趣味で共感し合えるポイントは深く共感する。ほどよい距離感が心地いい。(かおる)
・年賀状のやりとりをして、年に一度ランチをするくらいが今はちょうどいい。(いあ)
・妬まない、ベタベタしない、悪口を言わない。グチのやりとりをするのは、いい友達とは思えない!(MINMI)
コロナ禍の女友達付き合いどう感じた?
・家族以外に話し相手がいないと、吐き出せないこともあるので鬱憤がたまって、ストレスと寂しさが募った。(ありす)
・不要不急のランチやお茶会が、気持ちの安定には大切だったんだなぁと実感。(SUSU)
・家の中で子どもとばかり話していて、SNSの友達の投稿を見ると比べてしまい、孤独を感じた。(みほ)
・こまめにLINEで連絡を取ったり、Zoom飲みを企画したり。関係はいつも以上に“密”だった気がする。(あず)
・今までママ友など、交友関係を広げすぎていたなと。この機会に女友達を整理できて、大事な人が残ったなと思います。(マリ)
LEEメンバー436人とあらためて考えた!
いい距離感の女友達ってやっぱり必要?
LEE読者に女友達にまつわるアンケートを実施。みんなの女友達事情やメリット、デメリット、そのうえで本当に必要かどうか……。本音が明らかに!
Q いい距離感の女友達はどこで出会いましたか?
素の自分になれる学生時代の友達
最も多かったのは「学生時代」で約6割。
「中学生で出会い、部活も一緒に頑張った。もう23年の付き合いになるので、何でも相談できる」(ありす)、「今は住んでいる場所が違うのでお盆と正月ぐらいしか会えないけれど、素の自分でいられる友達です」(ゆー)など、現在は離れていても、人生で最も密度の濃い時間を過ごした学生時代の友達をいい距離感だと感じる人が多数。社会人になってからの同僚や趣味の友達、ママ友を挙げる人も。
Q ズバリ いい距離感の女友達=親友?
親友が大半。一歩引いた関係を指す人も
「親友は、青春時代に苦楽をともにして成長した相手。けんかもして嫉妬もしていろいろあったうえで今も親友だから」(swan)といった、いい距離感とは親友を指すという人が約7割。「今身近にいていい距離感の友達は、お金や家庭事情など踏み込んだ話はしないけど付き合いやすい」(モナカ)という人もいて、いい距離感の定義は人それぞれ。
Q 女友達は今のあなたにとって必要な存在?
家族以外の話し相手が必要です!
約9割が必要だと回答!
「家族以外で相談や子育ての共感、おいしいごはんなどの情報交換ができるのは女友達だけ。話し相手って人生で必要です」(まる子)といった声が大多数。特に昨年からは、自宅にこもって孤独になりがちだったからこそ、女友達の大切さを痛感。一方「もともとつるむタイプではないのでいてもいなくても」(さき)とドライな意見も。
Q 面倒だなと感じるのはどんなとき?
一気に距離を詰められるとしんどい!
最も多かったのが、女友達が距離感をぐっと詰めてくるとき。
「仲よくなることと馴れ合いは違う。私は、適度な距離感というか礼儀は持っていたいのですが、一方的に連絡、相談ばかりだとしんどい」(もか)、「こちらの都合おかまいなしに、LINEのメッセージが一度に10通とかくるのはちょっと……」(あんこ)との声が。ただし「学生時代とは違いほどよく距離を置けるように」(しろリサ)とうまく対応しているケースも。
Q 以前から友達作りは得意ですか?
実は人見知り! 友達作りはみんな苦手
人見知りだという人が意外にも多く、友達作りが苦手だと回答したのは約半数。
「他人に心を開くのが苦手なタイプで、かつ会話のときに聞き手に回ることが多いので、自分のことを相手に知ってもらえることが少ない」(なお)というのが本音のよう。特にLEE世代で付き合うことが増えるママ友は、ぐいぐい来られても怖いけれど、遠慮すると上辺の会話しかできないとジレンマを抱える人が多い。
苦手なのはなぜ?
・会話の引き出しが少なく、話が続かない
・初対面だと気を使いすぎて疲れてしまう
・本音が出せず、顔色をうかがっていたら結局話せず、気づけばひとりに……
・積極的に行動しない
Q この1年、どのくらいの頻度で連絡を取り合ってた?
家事、育児に追われて連絡ができず孤独を感じる人も
「月1回はZoom、ほぼ毎日LINEで連絡していてすぐに返信が。SNSで元気な顔も見られる!」(メイプル)と積極的な人もいたけれど、やはりこの状況で連絡の頻度は減った人が多いようで、2〜3カ月に一度が最多。子どもがまだ小さく、日々の家事、育児に追われていると連絡ができないことも多く、コロナ禍で孤独を感じた人も約半数。気軽にリアルでは会えない状況では、意識をしないと友達とのつながりが減ることを実感。
Q コロナ禍でリアルに会う機会が減ったことで孤独を感じた?
次回は、フランス発 相貌心理学で診断!"顔"でわかる女友達との距離の取り方とは?
撮影/細谷悠美 イラストレーション/いいあい 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
※LEEwebは3月5日(金)10:00以降に公開の記事より、当サイト記事内での掲載商品の価格表示を消費税込の総額表示に変更しました。変更以前より掲載している記事においては、一部商品について、税抜き価格での表示が残っている場合がありますので、ご注意いただけますよう、お願い申し上げます。
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