地球上の叡智を自分の目と足で確かめ続ける若き写真家の足跡をたどりに

シリーズ「DENALI」(1998)より
世界をフィールドに活躍する写真家で、開高健ノンフィクション賞を受賞した「最後の冒険家」などの作家としても活躍する石川直樹さんの初の大規模個展「この星の光の地図を写す」が、茨城県の水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催されています。
石川さんは22歳で北極点から南極点まで人力で踏破するプロジェクトに参加、23歳で当時の最年少で7大陸最高峰の登頂に成功。その後も世界各地を旅しながら、自身の目と足で捉えた写真や文章を発表しています。

シリーズ「THE VOID」(2005)より
石川直樹が作るもうひとつの世界地図
今回、展示される写真は、北極、南極、ヒマラヤの8000峰、ニュージーランドの原生林、ポリネシアの島々、世界各地の洞窟壁画、日本の島々など、石川さんの初期から現在に至る活動を未公開写真も織り交ぜた集大成。

シリーズ「NEW DIMENSION」(2007)より

シリーズ「POLAR」(2007)より

シリーズ「K2」(2015)より
ぜひ、自分の目で石川さんの足跡をたどり、彼の独自の視点で切り取られた地球という星を見つめ直しに足を伸ばしてみてください。
石川直樹
「この星の光の地図を写す」
- 日時:2016年 12月 17日(土)~2017年2月26日 9:30~18 :00 (入場時間は~17:30) *月曜日、年末年始12月26日(月)~2017年1月3日(火)、1月10日(火) ※1月9日(月・祝)は開館
- 会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー (茨城県水戸市五軒町1-6-8)
- 入場料:一般800円 中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料
詳しくは、水戸芸術館公式サイトへ
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