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教えて! 笑顔の素

【SHELLYさんインタビュー】育児のこと、ジェンダーなどの社会問題…本音トーク!

2020.11.01

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軽快なトークとそのクレバーさで、幅広く活躍中のSHELLYさん。2人の娘さんの育児のこと、気になるジェンダーなどの社会問題……。SHELLYさんならではの視点が光る、本音トークをお届けします!

「引っ越して生活が一変。豊かな自然とやさしいご近所さんに囲まれて、笑顔で育児ができています」

ワンピース¥53000/エブール ニット¥29000/スローン イヤーカフ(上)¥12000・(下)¥12000・リング¥28000/UTS PR(ルフェール)

SHELLY
1984年5月11日、神奈川県生まれ。数多くのテレビ、イベント司会、雑誌連載などで活躍。現在『ヒルナンデス!』『今夜くらべてみました』(ともに日本テレビ系)などにレギュラー出演中。4歳、2歳の2児の母。最新情報は公式インスタグラム(shelly_official_shelly)にてチェックを。

笑顔の素は…「手軽でかわいくて、罪悪感も軽く!エコなキッチングッズたち」

(中央)スピリット スターターキット¥14000・(左)ソーダプレス オーガニックシロップ(エルダーフラワー)¥1000/ソーダストリーム その他/スタイリスト私物

「SuperBee Beeswax Wrapsという蜜蝋ラップは、柄も豊富でかわいい! 手で温めて固定すると、ボウルなどにピタッと密着して使いやすいんです。ソーダストリームはボタンをプッシュするだけの簡単な操作で、自宅で手軽に炭酸水作りが可能」。

混ぜるだけでソーダドリンクができる、専用のシロップも。

田舎で大量のカエルを発見!仕事への意識にも変化が

4歳、2歳の2人の女の子のママでありながら、数多くのバラエティ番組で変わらず活躍を続けるSHELLYさん。多忙なSHELLYさんが愛用しているのが、エコなキッチングッズたち。

「エコグッズはいろいろと試したのですが、数ある中でも現実的で、誰でも取り入れやすいと感じたのがエコラップでした。蜜蝋でコーティングされているので、さっと洗えば汚れが取れるし、乾かして何度も使える。いわゆる食品用ラップを使わなくなり、ただただ消費して捨てることへの罪悪感が少し軽くなりましたね。ソーダストリームは、レモンサワーを作るときにシュワシュワの泡ができるので重宝しています。重い炭酸水を買う手間が省けるし、ゴミは出ないし、いいことばかり。最近は私が酒飲みなのでまねしたいのか(笑)、娘たちが晩酌用のグラスで何か飲みたいと言いだして。炭酸とジュースを混ぜてグラスに入れて『子どものお酒ね』と渡すと、喜んで飲んでいます」

ステイホーム期間中には、都内から千葉に引っ越して生活が一変。自然の中でのびのびと子どもたちとの生活を楽しみ、笑顔になれる時間が増えたのだそう。

「実は都内で暮らしていたマンションで、下の階の方に足音がうるさいと言われたことがあって……。在宅時間が長いとまた迷惑をかけてしまうと気になり、結婚中に購入していた千葉の一軒家へ。最初は一時的な避難のつもりだったのですが、これはずっとしたいと思っていた田舎での育児をするチャンスかもしれないと、住民票を移し、保育園も転園して、思いきって引っ越しました。子どもたちは散歩で大量のカエル(!)を見つけたり、庭でトマトを育てて収穫してみたり、家のブロック塀に水でお絵描きをしたり……。思いきり外で遊べるので、あえてどこかに出かけなくても、家の周りだけで十分楽しんでいますね。近所の人たちもすごく親切で『見ててあげるから、家のことをやっておいで』と気軽に子どもたちを預かってくれることも! いい環境でストレスなく育児ができていて、ステイホーム期間をきっかけに決意して本当によかったなと思います」

生活環境を見直したことで、仕事への意識にも変化が。

「以前は、せっかく声をかけてもらったらこたえたいと、夜遅い時間の仕事でも引き受けたりしていたんです。でも、物理的に都心から離れたことで、いい意味で諦めがつくように。今は子どもたちとたっぷり遊んだり、料理を作ったりする生活が大事だという優先順位がはっきりして。今までは頑張りすぎていた気がします。マネージャーさんには申し訳ないと思いつつ『ごめん、それ無理だわ』と言うことが増えました(笑)」



娘のルッキズム発言に衝撃。
親からは偏見なく伝えたい

最近では、性教育に関するオンラインイベントに参加したりと、ますます活動の幅を広げるSHELLYさん。自身も2人の娘さんへの性教育や、日本社会に根強く残るジェンダーやルッキズムについて、できるだけ偏見なく伝えることを意識していると言います。

「つい先日、娘がテレビを見ているときに『この人、太ってるからかわいくない。髪が短くて男の子みたい』と言ったんです。私が気をつけていても、ついに外からこういう価値観を持ち帰ってくる日が来たか!とショックで。でも、過剰に叱るのはよくないと思い『大きくても小さくても、髪が長くても短くても、みんな違ってそれぞれに素敵。外見で好き嫌いを言うのはよくないと思うよ』とできるだけ冷静に伝えました。子どもって、やっぱり大人の言うことを聞いて価値観を形成していくんですよね。大人が『二重がかわいい』と話していれば、そうなんだと刷り込まれてしまう。私ももちろんそうで、無意識に差別的な発言や考え方をしていることもあるはずです。だからこそ、まずは親が自覚をして、子どもの前では偏ったことを言わないように。社会からの影響は免れないから、せめて親から子へは、まっすぐな、ねじ曲がっていない考え方を伝えていきたいと思います」


撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/高橋純子 スタイリスト/小川ゆう子(服) 来住昌美(物) 取材・文/野々山 幸(TAPE)

LEE11月号『教えて! 笑顔の素』から。詳しくは2020年10/7発売LEE11月号に掲載しています。

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