秋口のゆらぎ肌は、症状に応じたベストなコスメとケアが重要。今回は、バリア機能が低下し刺激を感じやすい肌「ヒリヒリゆらぎ」について、トータルビューティーアドバイザーの水井真理子さん、「ウォブクリニック中目黒」総院長の高瀬聡子先生に教えていただきました。
「何を使っても刺激を感じる」
ヒリヒリゆらぎの改善策は?
洗いすぎ&潤い不足でバリア機能が低下。バームが救世主に
何をつけてもヒリつく肌は、バリア機能が落ちている証拠。髙瀬先生は「洗顔=洗いすぎを見直すべきです!」と断言。
「夏の間、さっぱりしたいからと朝から洗顔料を使ったり、時にはピーリングをしたりと、角質ケアをしすぎ。しかも潤いが足りない人に多い症状です。
ひとまず敏感肌用クレンジングで優しく落とし、化粧水はつけないで、バームをヒリつく部分にセメントのように厚めに塗りましょう。肌機能が戻るまで、バーム生活をしてみてください」
こんな人は要注意!
■保湿するなら断然オイル!
■朝から洗顔料を使ってスッキリ
■スキンケアはさっぱり系が好き
敏感肌用クレンジングで優しくオフし、
ヒリつくところはバームでいたわって
1 敏感肌用クレンジングで絶対こすらずにオフ
まずは取りすぎない洗顔にシフト。「朝は洗顔料を使わず、夜もクレンジングだけでW洗顔はしないで。やはり、敏感肌用が安心。穏やかなクレンジングを心がけて」(水井さん)
いたわるクレンジングを
「低温のぬるま湯で洗います。石けんで落とせるファンデに替えても」(髙瀬先生)
摩擦を極力抑えながら、スッキリとしたメイク落ちを実現。
2 マスクが当たる頬部分にバームを塗って膜を張る
「こすれて炎症を起こしている頬は、皮脂膜役となるバームを」と髙瀬先生。「徐々に頬にはバーム、Tゾーンやあごには乳液、とブロッキング保湿をしてバリア機能を高めて」
ブロッキング保湿を実践
ヒリつく部分にはバームを厚めに塗って保護します。その他の部分は乳液で保湿が正解。
従来品にミクロレジルを加えたことで、より保湿力がアップ。
トラブルのもととなる、肌内部の微弱な炎症までもケア。
独自原料である高精製ワセリンを配合。密封バリア効果により、外部刺激から肌を守り抜く。
column
肌に負担を与えないベースメイクが基本!
少ないアイテム数にするための敏感肌用BBクリーム
スキンケア発想から誕生。気になる肌悩みをしっかりとカバー。(右)(右)ナチュラグラッセ モイスト BBクリーム SPF43・PA+++ 全3色 27g¥2800/ネイチャーズウェイ(左)フーミー モイスト BB クリーム SPF20・PA++ 全2色 27g¥1800/Clue
石けんで簡単にオフできるミネラルスティックファンデ
毛穴の凹凸やキメを整えることで、美しい素肌を演出する。(右)CR ハイドレイティング ファンデーション スティック SPF25・PA+++ 全8色 10g¥4200/ベアミネラル (左)PREMIER NATURE BEAUTE 24 ミネラルモイストスティックファンデ SPF50+・PA++++ 全3色 13g¥4500/24hコスメ
教えてくれたのは…
トータルビューティ アドバイザー水井真理子さん
肌を見るだけで、その人の生活習慣を見抜くほど、カウンセリングは信頼度抜群。効果実感の高い美容法で各誌で活躍中。
「ウォブクリニック中目黒」総院長 髙瀬聡子先生
美容皮膚科医。親身なカウンセリングと的確な治療に定評があり、多くの女性誌や美容専門誌のほか、TV出演などで活躍。
他にも 肌トラブル別『ゆらぎ改善プログラム』公開中!
「肌トラブル別ゆらぎ改善プログラム」詳しい内容はLEE10月号に掲載中です。
撮影/恩田はるみ イラストレーション/itabamoe 取材・文/小内衣子(PR IMADONNA)
※商品の価格は本体価格(税抜き:2020年9/7発売LEE 10月号現在)で表示しています。詳しくはLEE 10月号をご覧下さい。