春分がやってきました。占星術では、毎年、春分に、太陽がおひつじ座に入ります。誰もが春の訪れに高揚感を抱く季節ですが、今年は様子が違うよう。

コロナウイルスの影響による社会生活の混乱がありますし、占星術上でも、22日に現実化の星・土星が、31日に行動や戦いの星・火星がそれぞれ、やぎ座を去り、みずがめ座に入るからです。「自分の能力の向上や達成を第一にする」やぎ座と「二人が協力し合う」みずがめ座では、まったく世界観が違います。

「働き方」を例に上げると、やぎ座が大きな組織に雇用され、そのなかでポジションを争うような世界だとしたら、みずがめ座は、フリーランス的な世界です。現実に、「在宅勤務」「時差出勤」「勤務調整」などがスタンダードになっています。みずがめ座は、インターネットとも関係が深いのですが、働き方の変化により、オンライン会議やオンライン講座なども一般的になっていますね。

この間、24日にはおひつじ座で新月があります。みずがめ座の土星によって、人とのつながりに距離感が生まれていくなか、おひつじ座が象徴する「自分がやりたいこと」に、誰もが正直になっていくようなタイミングです。同時に、人に惑わされず、「自分で決める」ことも、とても大切になってきそうです。

自宅のインターネット環境を見直しましょう。パソコンやモバイルツールの買い替えはもちろん、増えてしまった動画サービスなども契約を検討すべきか、再検討してみて。みずがめ座には合理性という特徴があります。使っていないものはどんどん処分。型落ちの電化製品なども、アップデートしていきましょう。