SUN SIGN IN SUGITTARIUS
未来に向かうことができるようになる時
23日に太陽がいて座に入ります。いて座には拡大と保護の星、木星、愛と美の星、金星が滞在しているので、とても華やかな雰囲気が漂います。26日に金星はいて座を去り、やぎ座に入りますが、木星がこの一年、いて座に滞在した締めのような時期。いて座の性質である「未来」志向が強く出てきます。ただ、行動や戦いの星、火星はさそり座にあるので、後ろ向きなところも。未来を目指しながら、過去にひきずられることがあるのです。その上で、27日の新月ではいて座で木星とともに新月が起こり、うお座で海王星が「順行」します。本当の意味で、未来に向かうことができるようになり、不安が落ち着いてくるとき。そして、12月3日にはやぎ座に木星が入ります。やぎ座には守護星の土星、変容の星、冥王星が滞在しています。がんばりすぎの傾向は、木星が緩和してくれそう。
PERSONALITY
いて座生まれの性格は?
いて座の守護星は、拡大と保護の星、木星です。木星の恵みを受けるいて座も、オーブンで正直、前向きな性質をもちます。「今ここ」よりも、常に、視線は未来や遠いどこかにあり、前進あるのみ。過去のことはすっかり忘れてしまうところもあります。おっちょこちょいで明るく、思うままの言動が周囲に愛されますが、言動が一定しないところも。そんなところも含めての愛されキャラです。
そんないて座が職場にいると、周囲を励まし、さりげなく導くお姉さん的存在に。幅広い人脈をもつのも特徴で、大人になってもバースデーパーティを開いて、大人数を招くなど、仲間や同僚の中でもきっと華やかな存在です。
RELATIONSHIP
いて座生まれの男性
市川海老蔵さん、小室哲哉さん、山本太郎さん、高橋一生さん、妻夫木聡さんなどがいて座です。いて座男性には2つのタイプがいて、持ち前の明るく、オープンな性質そのままの人と、それをストイックに抑えているために、存在するだけで、ちょっとおかしみのある人がいます。常に新しい自分になりたいと望んでいるので、何が本業かわからないくらい、マルチに活躍する人もいますし、中には大人になってから、大胆なキャリアチェンジをする人も。恋愛や離婚も多い傾向があり、人の何倍もの人生を思い切り、生きようとするでしょう。
いて座生まれの子ども
いて座の子どもは、小さな頃から、さまざまなことに興味をもつでしょう。特に、自分を高みに連れていってくれるものに惹かれるはず。たとえば、見知らぬ国々とそこで話される言葉、そこに到達するための飛行機や外国船、それらの国々を舞台にした演劇や音楽。異文化が彼らを刺激します。大人にできるのは、その興味を活かせる学びの場を与えること。そうすれば、自然と伸びていくでしょう。才能豊かですが、強制されることは苦手なので、見守る姿勢が肝要です。
2019年11月23日更新。
次回の星ごよみは、12月22日(日)に更新します。
次回のSayaの「星がたり」は、12月7日(土)に更新します。
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Saya Saya
アストロロジー・ライター
1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。