重陽の節句(9月9日)もすぐそこですが、みなさまにはいかがお過ごしですか。ここを過ぎると、本格的な秋の始まりとなりますね。
今日は、土星について、お話ししてみようと思います。土星とは? 29年周期で12星座を一周する天体です。太陽は約1年、金星や水星は1年未満、火星は約2年で一周することを考えると、その動きがスローなのがよくわかります。占星術的に見ると、スローな分、確実に形づくろうとし、物ごとの現実化を促進してくれます。とても3次元的な星なのです。
今は、土星が支配星座、ホームであるやぎ座にあることから、その力はさらに強まっています。物ごとを「正確に」「確実に」行おうとする力が世の中のあちこちで働いているのを感じませんか。この土星、4月から、5ヶ月ほど「逆行」していましたが、18日に「順行」し、その力がさらに安定することになります。
ここで、惑星の「順行」と「逆行」についても触れておきましょうか。以前、ある占い雑誌の若い編集者さんに、「本当に水星とかが逆向きに動く時期があると思っていた」と言われて、ひっくり返ったことがあります。
占星術上で、太陽と月以外の惑星は「逆行」期間がありますが、これは、本当に逆向きに動いているわけではありません。どの惑星も、太陽と同じ向きに動いているのですが、地球からは逆向きに「見える」時期があるというだけです。占星術というのは、地球を中心に置いて、そこからどう見えるかという話なんですね。誤解を生まないために、逆行という言葉に「」をつけているのです。
でも、それが見かけ上であっても、土星が「逆行」している時期は、本当に物ごとの実現速度が遅くなったりします。今回の「逆行」は4月からだったので、この「順行」で、
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Saya Saya
アストロロジー・ライター
1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。