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LIFE

佐々木はる菜

我が家の睡眠環境見直しをレポ!快適に眠るために必要なことって?【コアラ・マットレス体験談・後編】

  • 佐々木はる菜

2019.08.01

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家族4人で並んで眠っている我が家。就寝時間に差があることなど家族間の「睡眠環境」にまつわる悩みがきっかけで興味を持ったのが「Koala Sleep(以下コアラ・スリープ)」というオーストラリアの寝具メーカーのマットレスでした。

ワイングラスを載せた横で大人の男性が飛び跳ねても倒れないとう映像が話題を集め、その振動吸収性の高さから「隣で寝ているパートナーを起こさずに眠れる」と日本でも人気を拡大中。実際に購入した我が家、子ども達と一緒にその動画の真似もしました(笑)「本当に倒れない!」と大盛り上がり。

コアラ・スリープが開催するイベントの体験談をまとめた【前編】では、世界と比べても深刻な問題を抱える日本人の睡眠課題や、専門家から学んだ睡眠講座の内容をレポート。それらを通し改めて「自分たち家族の睡眠を見直したい!」と強く感じた私は、専用アプリを使って自分の睡眠の測定も始めました。同時にコアラ・マットレスのサンプルを試す機会もいただいた我が家、【後編】ではそのリアルな体験談と、家族の睡眠の変化についてお送りします!

これまでにない、シンプルな注文フローと配送にびっくり!

2015年に設立されたコアラ・スリープは、マットレスの品質が高いことに加え「店舗を持たずオンラインのみで販売する」というこれまでにないスタイルによって手の届きやすい価格を実現、オーストラリアで最高評価を受けるマットレスブランドへと急成長しました。日本には2017年に上陸し、日本人の体型や好みに合わせた設計や開発で人気を拡大しているそうですが、実際にマットレスを購入する際にまず驚いたのが、注文の簡単さでした。

サイトでサイズ、支払い方法、到着日時を入力するだけと、スムーズ!

購入手続きはスマートフォンに向かって10分もかからず終了。
平日午前11時までに注文と支払いをすれば最短翌日から指定でき、送料は無料。通常の宅配便と同じように「午前」「12時~14時」…と細かく日時の指定ができ、とても便利に感じました。

「圧縮ロール梱包」によって、マットレスとは思えないコンパクトなサイズで届きます。

箱も可愛い!

マットレス自体はやはり重量はあるので、部屋に運んで開封する作業は夫が担当してくれました。マットレスがくるっと広がる様子に子どもたちは歓声を上げて喜んでいました。

これまでも何度かマットレスを購入してきましたが、まず家具専門店やショールームなどで寝心地を確認、色々と比較検討した上で決定し、配送日を決め、配達のある日は1日がかりで到着を待ち、業者さんと一緒に搬入…と、かなり時間と労力がかかる作業。品質が良いとされている製品ほど、実際に家で使い始めるまでが大変だというイメージがありました。仕事や子育てで予定が見えづらい方ほど、搬入の負担の少なさも大きな魅力になるのではないでしょうか。

店舗ナシ、硬さは1種類…マットレスの常識を覆すスタイルが人気の秘密

コアラ・マットレスのサイズはシングルからクイーンまで4種類・価格は定価7万~10万で、有名マットレス専門ブランドのものと比べると比較的安価とはいえ、やはり大きなお買い物。品質の高さは納得したつもりではいましたが、お店などで実際の寝心地を常に試せるわけではないことや、マットレスの硬さは1種類しかないことを少し不安にも感じていました。

【前編】でご紹介した体感イベントの開催も定期的に行っているそうです

私の場合は実際にイベントでマットレスを体感し、その品質と購入~配送のシンプルなフローに惹かれ購入を検討していましたが、トライアル期間が120日間と長く使用済みでも対象で、10年の保証がつくというサービスにも背中を押されました。
また、高品質マットレスの価格が高い一因はショールームの固定費用だということや、しばらく寝転がっただけでは翌朝の疲れの取れ方などを含めた実際の寝心地まで体感することはできず「本当に自分にあったマットレス」を選ぶことは困難だと考えるコアラ・スリープでは、独自の研究と開発を重ね追求した「理想の硬さ」1種類に限定し、消費者の悩みを減らしたいと考えているという話も印象に残りました。

実際の寝心地は?睡眠の測定結果は?

「気持ちいい!!」とベッドからなかなか降りてくれなかった子どもたち。子どもたちがまだ小さいため我が家ではシーツを重ねて使っていますが、マットレスカバーも洗濯可能。

それまで使っていたマットレスよりも弾力も高さもありますが、実際に寝てみると身体にフィットするため、以前利用していたものよりも柔らかいと感じます。これまで、長く眠ると起きた時に腰が痛くなることがありましたがマットレスを変えてからはそれがなくなり、私の感覚としては「もっちり」という表現が一番しっくりときます。
また、寝心地に関しては買ったその日よりも1~2週間経った方がより身体へ馴染んだ感覚があり、寝つきだけでなく目覚めが良くなったこと、また夫が寝るタイミングで起きてしまうことが減り、すっきりと起きれる日が増えたことが特に嬉しい変化でした。

ついつい長く眠ってしまったせいか、マットレスが届いた夜はなんと「快眠度100%」!

コアラ・スリープ主催イベントの睡眠についての講演がきっかけで、スマートフォンのアプリを活用し睡眠の測定を始めました。私が利用しているのはアラーム機能がついており、枕元に置いておくだけで睡眠パターンをトラックしてくれるというアプリで、眠りが浅くなるタイミングで起こしてくれるため、目覚まし時計などで無理矢理に起こされたときとは違い、自然で十分な睡眠がとれたという充足感とともに目覚めることができるといわれています。

上ふたつがマットレスが来る前、下ふたつがコアラ・マットレスを使い始めたあとの測定結果。睡眠時間が短くなったにも関わらず、睡眠の質は上がっています。

もちろん、医療機関などで測る結果とは異なるとは思いますが、マットレスを変えた後は睡眠時間が短くても快眠度が高いことが増えました。また、毎日測定することで睡眠への意識が高まり「なるべく早く就寝しよう」「眠る前はスマートフォンなどを見ないようにしよう」など、小さなことですが良い睡眠をとるための意識が高まったので、これからも続けて行きたいと感じています。

ちなみに社名の由来は、コアラが一日18時間以上寝る睡眠の王様であり、母国のオーストラリアで愛される動物であるということ。WWF(世界自然保護基金)のパートナーとして、売り上げの一部をコアラ保護のために寄付しており一購入ごとにコアラ保護に繋がるため、購入すると里親認定証をいただくことができます。



「快眠」と「家族」どちらも欲張るライフスタイル

質の良さや便利なサービスに加え、私がコアラ・スリープの製品に惹かれた大きな理由が「高品質なマットレスによって大切な人を起こすことなく一緒に眠れることで、“快眠”と“家族との良い関係”を両立させたい」という想いでした。

睡眠時間の短さや、夫婦別室で寝るカップルが多いというデータなど、世界と比べても深刻な問題を抱える日本人の睡眠状況。
ワイングラスの横で飛び跳ねても倒れないほど振動を伝えないマットレスなので、寝る時間の違う家族や夫婦が一緒に寝てもお互いの睡眠を妨げない。ストレスなく家族一緒に良質な睡眠をとることで、より良い家族関係と健康な生活の両立をサポートしたいというコアラ・スリープのメッセージはそのまま、家族間で寝る時間が違う我が家の課題でもありました。

睡眠時間を大幅に増やすことや寝るスタイルを突然変えることは、生活パターンや家の構造、子どもの年齢など様々な要因が関わってくるため難しい部分もあると思います。ただ寝具などを見直すことによって睡眠の質を上げる工夫をすることは、やろうと思えば今すぐ始められることだと思います。
家事に育児に仕事にと日々忙しい私たち。とくに夏場は寝苦しい上に体力を消耗しがちな時期でもあると思います。人生の3分の1を占める「睡眠」について一度見直してみることは、より健康で快適な毎日の実現に繋がるかもしれません。

コアラ・マットレス公式サイト

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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