LEE2月号「毎日スープカレンダー」、もうチェックしていただけましたか？

スープは満足感があって体が温まる、うま味も栄養も全部とれる、作りおきOKといいことだらけ。
月曜は「大根」、火曜は「白菜」･･･といった具合に、毎日でも食べたいから、旬の冬野菜でドーンと31品。4人の料理家が知恵を絞り、目からウロコのワザを見せてくれます。

今日のLEEでも、各曜日からピックアップしてご紹介。
本日は、水曜日の「かぶ」と木曜日の「ブロッコリー」。市瀬悦子さんの「かぶと豚バラの豆乳キムチスープ」と近藤幸子さんの「ブロッコリーとソーセージのトマトジューススープ」のレシピをお届けします。

★LEE公式インスタグラムでは、「実際に作ってみよう！」ということで、毎日１品ずつ、編集部員のスープカレンダーを更新中。そちらも合わせて楽しんでいただければ幸いです！

「かぶ」でスープの日
市瀬悦子さんのレシピ

キムチのがっつり味がごはんによく合う
かぶと豚バラの豆乳キムチスープ

材料・3〜4人分
豚バラ薄切り肉……200g
かぶ……６個
白菜キムチ（カット済み）……250g
にら……1/2束

豆乳（成分無調整）……400mL
白いりごま……適量
ごま油……大さじ1/2

A
鶏ガラスープの素（顆粒）……小さじ１
しょうゆ、みそ……各大さじ１
にんにくのすりおろし……１／３かけ分

作り方
（１）豚肉は５〜６cm幅に切る。かぶは皮をむいて６等分のくし形、にらは小口切りにする。
（２）鍋にごま油を中火で熱し、豚肉を炒める。肉の色が変わったらかぶを加えて、全体に油が回ってつややかになるまで炒め、キムチを加えてさっと炒める。
（３）水40mL、Aを加え、煮立ったら弱火にしてフタをし、５〜６分煮る。
（４）豆乳、にらを加え、煮立たせないように温めて、最後にごまを振る。

かぶは肉と一緒にごま油で炒めると、煮崩れにくくなり、コクが出て肉のうま味もからまる。全体に油が回ったらOK

いちせ・えつこ●ごはんが食べたくなるような親しみやすい味と、工夫のある簡単レシピが人気。近著に『得意料理は和食です！と言えるようになれる本』（主婦の友社）

「ブロッコリー」でスープの日
近藤幸子さんのレシピ

トマトジュース100%で煮込む
ブロッコリーとソーセージのトマトジューススープ

材料・3〜4人分
ソーセージ……12本
ブロッコリー……1個
じゃがいも……2個

バター……10g

A
トマトジュース（食塩無添加）……600mL
コンソメスープの素（顆粒）……小さじ２
砂糖……大さじ１
にんにくのすりおろし、塩……各小さじ１

作り方
（１）ソーセージは斜め半分に切り、ブロッコリーは小房に分ける。じゃがいもは１個を８等分くらいに切る。
（２）鍋にAと（１）を入れて火にかけ、沸騰したらフタをして中火で７分ほど煮る。じゃがいもが少しかたいようであれば、火を止めてそのまま10分ほどおく。
（３）再び温めて器に盛り、バターをのせる。

鍋にトマトジュースと調味料、野菜を入れて火にかけるだけ。トマト缶を使うより、生のトマトに近いフレッシュな味に

こんどう・さちこ●2児の母ならではの工夫ある時短レシピは大好評。東京・清澄白河で料理教室「おいしい週末」を主宰。

次回は、「ねぎとレタスの中華スープ」と「ほうれん草とミートボールのクリームスープ」レシピをお届けします。
詳しい内容は2019年1/7発売LEE2月号に掲載中です。ぜひあわせてお役立てくださいね。
撮影／鈴木泰介　スタイリスト／朴 玲愛　取材・原文／海出正子