目にした瞬間、「わあ、きれい!」と思わず声が上がる「飾り切り」。煮物もサラダも、飾り切りをあしらうだけでかわいらしく変身しちゃいます!
教えてくれたのは、料理家・フードスタイリストの黄川田としえさん。さっそく種明かしをしてもらえば……びっくりするほど簡単!
食卓を華やかに彩りたいこの季節。ぜひ試してみて。
型を持っていなくても気軽にできる飾り切りなら、基本の「ねじり梅」よりさらにお手軽。
飾り切り初心者のぶきっちょさんは、こちらから始めても!
にんじんと大根の「千代結び」
おめでたい席に、ぜひ取り入れたい紅白のあしらい。大根とにんじんを、ちょっとずらすのがポイント。
1 ピーラーなどを使い、大根とにんじんを長さ7 cm程度のひも状にごく薄く削り取る。
2 全体に塩を振って5 分ほどなじませる。十分しんなりしたら、軽く水洗いして水気を絞る
3 大根とにんじんを重ねて、およそ7 ㎜幅に切りそろえる
4 少しずらして重ね直し、破れないようにそっと結ぶ
きゅうりの「市松模様」
なんだか細かい作業が要求されそうな仕上がりだけれど……クルックルッと回していけば、とても簡単にできちゃいます。
1 きゅうりは両端を切り落とし、ピーラーで1 cm幅程度の縞目にむく( 5 カ所ほど)
2 1 cm厚さの輪切りにする
3 互い違いになるように、ずらしていくだけで完成!
ラディッシュの「ちょうちょ」
青々とした葉野菜にのせれば、サラダがまるで草原みたい。羽の大きさをそろえたいから、ラディッシュの中央を使います。
動画コーナー「LEEチャンネル」でもご紹介中!
1 ラディッシュは、下5㎜ほどを残して、ごく薄く切り込みを入れる。続けて同じ厚さに包丁を入れて切り分け、2 枚がつながった状態にする
2 つながっている箇所の反対側から、触覚になる部分の切り込みを入れる
3 つながっている箇所(2の逆側)から、2の触覚の切り込みから少しずらした位置に切り込みを入れる。
4 ラディッシュをゆっくり開き、破れないように注意しながら、3の○部分を穴に差し込む。
5 最後にたっぷりの水につけてパリッとさせて。
おせちに毎日の料理に、ちょっと添えると気分が上がる!お弁当にもおすすめです。
撮影/鈴木静華 取材・文/福山雅美
※詳しくは2018年12/7発売LEE1月号をご覧下さい。
FOODの新着記事
-
【手土産名人の元駐妻ライターが伝授】出会いと別れの季節に、おすすめ手土産6選&国内外で喜ばれたプレゼントのコツ
2025.01.25
-
【キンパ人気レシピ7選】コウケンテツさんの殿堂入りレシピも!恵方巻きにおすすめです【2025年 節分】
2025.01.22
-
【鶏ささみレシピ11選】栗原はるみさん、コウケンテツさん……人気料理家のおいしくてヘルシー簡単おかず!——2024年下半期ベスト20
2025.01.20
-
大根を皮ごと!「大根豚汁」/榎本美沙さんの旬を食べつくす日々の食卓
2025.01.19
-
ホットケーキミックスで「チョコたっぷり!カフェモカスコーン」レシピ/近藤幸子さんの「おやこおやつ」
2025.01.18
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。