「ツリーを置く場所がない」「小さい子どもやペットがいても安心できるデコレーションは?」。
そんな声にこたえるべく、イラストレーター 平澤まりこさんのセンス抜群な、クリスマスの壁飾りのご紹介。
今回は、LEE12月号『今年は「壁に飾るクリスマス」』に掲載中の作り方を、LEEweb限定でより詳しく説明します。
材料選びから気持ちがはずみ、子どもと一緒に手軽に作れてカウントダウンも楽しめるアイデアは必見です!
平澤まりこさん
イラストレーター。浜島直子さん夫妻との共著絵本『ねぶしろ』(ミルブックス)、ほか著書多数。Instagram(mariko_h)
クリスマスと聞いて、シーズンカラーのモビールを真っ先に提案してくれた平澤さん。フェルトを家やトナカイなどの形に切り、モミの葉と姫りんごも彩りに。
「以前モビール作りの親子ワークショップをしたとき、子どもよりもお父さんが真剣にバランスをとっている姿がほほえましくて。親子で一緒に楽しめるものがあると、クリスマスの特別感が増す気がします」。
また、自身の幼い頃の思い出からアドベントカレンダーも制作。
「アメリカに住んでいたおばが毎年送ってくれて。飾るのも毎日めくるのもうれしくて、とにかくワクワクしましたね」。厚紙の裏に赤い紙を張り合わせ、両面に木と日にちを絵の具で描いてカット。裏面にはところどころメッセージも添え、宝探しのような楽しさを。(平澤まりこさん)
厚手フェルトなら縫い合わせなくても存在感アリ!
■ホワイト&レッドのゆらゆらモビール
作り方
厚さ3mmのフェルトモチーフは同じくらいの大きさに切り、糸で木に結ぶ。木がぶつかり合わないよう、下の写真Point_2のように下のパーツから上へと組み立てて。今回、木の長さは下から20、30、40cm。
「木材はホームセンターなどで売っているバルサ。軽く柔らかく、ハサミでも切れるので使いやすいです」(平澤まりこさん)
Point_1
家やツリーなど、モチーフをかたどった型紙をフェルトにあて、切り抜く。厚さ3mmほどの生地なら、重みがしっかり感じられるので縫い合わせる必要がなく、1枚でOK。
Point_2
パーツはまず床で組み立て、持ち上げて木と糸の長さや位置の調整を。木に結んだ糸は、最後に接着剤で固定。
厚紙に色紙を張って両面使いに
■手描きツリーのアドベントカレンダー
作り方
クリスマスが待ち遠しい16日分のカレンダーをツリー形に。使った厚紙サイズは40.5×55cm。
「裏面に真っ赤な色紙を張り、縦横4等分にして16個の二等辺三角形を鉛筆で書いておきます。白い絵の具で全体に枝を描いたら切り分け、日にちを金色で。マスキングテープでひとつずつ壁に張るときは、紙同士の隙間を広げるなど、場所に合わせて存在感をアレンジできます」(平澤まりこさん)
Point_1
厚紙の裏に色紙をのりで張り、表に鉛筆で線引き。カッターと定規を使って大きな三角を切り、小さく切り分けていく。
Point_2
裏面も同様に、白い絵の具で木をペイント。めくるごとに真っ赤なツリーに変身していく様子も楽しんで。「ママの好きなところを3つ教えてあげる」など、裏側にイベントを書き込んでおくとさらに盛り上がるはず!
2018年11/7発売LEE12月号に掲載中の『今年は「壁に飾るクリスマス(P164)」』にプラスした、詳しい作り方をLEEweb限定でお届けしました。本誌もあわせてご覧くださいね。
次回は、『料理家 星谷菜々さんのアトリエで、クリスマスのオーナメント作り』をお届けします。
撮影/砂原 文 取材・原文/高井法子
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