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Perfume、フレンズ、mabanua、レニー・クラヴィッツ……今月注目の音楽をナビゲート!

2018.09.22

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『Future Pop』
Perfume

確実に進化を遂げた3人のいつまでも聴いていたい音

アルバムリリースは2年4カ月ぶり。前作リリース後は北米4カ所でもライブを成功させ、今作はドラマ『東京タラレバ娘』主題歌の『TOKYO GIRL』など、全12曲中6曲が映画やドラマの主題歌、CMソングという今の勢いを表すようなラインナップに。どこから聴いても「これぞPerfume」という風格があり、"Perfume"というジャンルが確立された感も。特典Blu-ray、DVDはアルバム収録曲中5曲のVideo Clipが収録されていて一緒に踊れます。(ユニバーサルミュージック)

『コン・パーチ!』
フレンズ

男女ツインボーカルを含む5人組の自称"神泉系"バンド。1曲目の『常夏ヴァカンス』から始まるゴキゲンなムードに引っ張られて、ついつい聴き込んでしまう。ノリもよく、ユーモアも満点な楽曲ながら、女性Vo.おかもとえみの声にほんのり漂う切なさと懐かしさのギャップが心地いい。(ワーナーミュージック)

『レイズ・ヴァイブレーション』
レニー・クラヴィッツ

「孤独の中で苦悩していた」という最大のスランプを脱して約4年ぶりのアルバムをリリース。ファンクあり、バラードあり、ロックありの多彩な収録曲の中、戦争や人種差別、環境破壊への怒りを込めた楽曲『イッツ・イナフ』のメッセージ性の強さは、音楽シーンを牽引する重鎮ならでは。(ワーナーミュージック)

『Blurred』
mabanua

ドラマー、プロデューサー、シンガーと名乗ってはいるものの、ギター、ベース、キーボードとあらゆる楽器を自身で演奏するソロアーティスト。ブラックミュージックの要素がありつつ、ジャンルレスな全11曲。ささやくような彼の声に、ガサガサしていた気持ちがなでられていくよう。(origami PRODUCTIONS)


取材・文/古川はる香

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