9月17日は敬老の日。家族で過ごす予定の人も多いでしょう。ところで、「9月15日」は老人の日、その後21日までの7日間が「老人週間」と定められていると知っていましたか?
内閣府によると、もともとは昭和22年(1947年)に兵庫県多可郡野間谷村で行われた敬老行事がきっかけで、9月15日を「としよりの日」としようとする運動が開始されたのだとか。その後、9月15日から21日までの1週間を運動週間として、「老人を敬い慰め、励ますとともに、老人福祉に対する国民的理解を促進し、老人自身もまたその立場を自覚し、新しい社会建設に参加する」ことを目的に様々な活動が広がっていきます。なお、「としよりの日」は「老人の日」を経て、昭和41年(1966年)に国民の祝日「敬老の日」へと発展しました。平成13年(2001年)の老人福祉法の改正により、9月15日が「老人の日」、同月21日までの1週間が「老人週間」と定めらたのだそう。その後、平成15年(2003年)から「敬老の日」が9月の第3月曜日となり、今に至ります。
東京都ではこの期間に都内の各種施設の無料公開・入場割引を行っています。上野動物園や多摩動物公園、葛西臨海水族園などの施設は60歳以上の人、江戸東京博物館、東京都美術館などは65歳以上が、それぞれ入場無料などの優待を利用できます。(※窓口で運転免許証・健康保険被保険者証・介護保険被保険者証等、年齢が確認できるものの提示が必要です)。
多くのレジャー施設でシニア割あり
この時期に限らず、多くのレジャー施設やテーマパークにもシニア割引があります。
動物園や水族館などのシニア料金は65歳からが多いよう。たとえば、東京ディズニーランドおよびディズニーシーの場合は、シニア(65歳以上)ではパスポートが通常の大人料金(どちらか一つのパーク)より700円引き、年間パスポートならなんと1万円引きに。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、1デイ・スタジオ・パスがシニア(65歳)は大人料金の800円引きです。スパリゾート・ハワイアンズには、少し若めの50歳以上から対象になる「平日ミドル」料金があり、大人通常料金の半額で利用できるのです。手ごろなところでは映画にもシニア割引がありますね。
親世代がいつまでもアクティブなシニアでいられるよう、割引を利用してどんどんお出かけしてもらいましょう。
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松崎のり子 Noriko Matsuzaki
消費経済ジャーナリスト
消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をテーマに、各メディアで情報発信を行っている。