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LIFE

高見澤恵美

GWは「スヌーピーミュージアム」のファイナル展で人間関係の面白さについて改めて考える。【「FRIENDSHIP IN PEANUTS-ともだちは、みんな、ここにいる。」】

  • 高見澤恵美

2018.04.29

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GWおすすめスポット、第二弾としてご紹介するのは、
スヌーピーミュージアム」のファイナル展、
「FRIENDSHIP IN PEANUTS-ともだちは、みんな、ここにいる。」。

今回は、いつも一緒のともだち、かみあわないともだち、
仲の良いきょうだい、どうぶつ、建物や植物との友情などなど、
「ともだち」にまつわるテーマの展示を楽しむことができます。

(ちなみに、前々回の「ピーナッツギャング」でも
さまざまな登場人物を紹介していたので、
「ちょっと内容がかぶるのかな?」とも思ったのですが、
実際に行ってみると、まったく異なるものでした)

スヌーピー好きにはもちろん、
「日々の人づき合いにちょっとつかれたとき」、
「子どもの友人関係が心配なとき」
にもおすすめの内容だなと感じました。

では、たくさんの展示の中から、
特に注目してほしい「FRIENDSHIP」を4種類ご紹介します!

FRIENDSHIP1:正反対のともだち。
ペパーミント パティ×マーシー

運動神経が抜群だけれども、学校の勉強は苦手なペパーミント パティと、
勉強はできるのに、運動音痴のマーシー。
正反対なのに、なぜか仲良し。

親となると、子どもの級友をみて、「タイプが違う子ばっかりだけど、
ちゃんと友達できるかしら?」などと心配になることもあろうかと思いますが、
真逆の相手ともいいパートナーシップを築ける可能性もある、と思えばちょっと楽に。
(夫婦間も、正反対のほうが意外とうまくいく……なんてケースも
多いようですし、人間関係って、そういうものなのかもしれません)

FRIENDSHIP2:同じことが苦手
サリー×ユードラ

1とは逆、今度は共通点のある関係性を。
サマーキャンプが大嫌いなサリーですが、
同じくキャンプに行くのを心細いと感じていたユードラのことは
珍しくよく面倒をみるように。
苦手なことが似ていると、居心地のいい関係性を築きやすいのかも?
ネガティブなことが、友達を作るきっかけになることもある、のかもしれません。

FRIENDSHIP3:敵
スヌーピー×ウサギたち

ビーグル犬はウサギ狩りを得意とする犬種。
にも関わらず、狩猟経験のないスヌーピー。
ウサギと出会っても、「しあわせは、敵を愛すること。」と、
手をつないで戯れます。
苦手そうな相手と対峙したときも、先入観を捨てて
接してみると、仲良くできる場合もありそうですね。



FRIENDSHIP4:いじめっ子
チャーリー・ブラウン×ルーシー

いつも強気で小言ばかりのルーシー。
アメリカンフットボールでは、チャーリーがボールを蹴ろうとした瞬間に
ルーシーがボールを引っ込める、というのが恒例。
にも関わらず、いくら意地悪をされても、ルーシーの助言が欲しくなると
「精神分析スタンド」に出かけてしまうチャーリー……。
(ふたりに恋愛感情は一切ないものの)毒舌妻&のらりくらり夫のような、
不思議な関係。付き合いの形って色々だなぁ、と感じさせられます。

******************

ただの仲良しだけでなく、奥深いさまざまな関係が登場するところが
妙にリアルな「ピーナッツ」。

職場やママ友、家族との関係や、
わが子の友達との関係に悩んだとき。
「ピーナッツ」を思い出すと、型にはまった考えから抜け出せて
楽になれるかもしれません。

 

人間関係を改めて考えるきっかけにもなる、「スヌーピーミュージアム」のファイナル展。

皆さんもぜひ、足を運んでみてくださいね。

(c) Peanuts Worldwide LLC

高見澤恵美 Emi Takamizawa

LEEwebエディター・ライター

1978年、埼玉県生まれ。女性誌を中心に女性の性質や人間関係の悩みに迫り、有名無名千人超を取材。関心あるキーワードは「育児」「健康」「DIY」「観劇」など。家族は夫と4歳の息子。

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