「キャニスター型」「スティッククリーナー」「ハンディクリーナー」この3タイプで掃除時間が変わる！

2018.03.18

掃除機を取り出してごみを吸い取るだけなのに、するのは面倒、疲れる家事といえば掃除。そんな人も掃除機の選び方次第でストレスフリーな掃除が実現！そこで、今回は、各社の掃除機を使っている家電賢人２人が「キャニスター型」「スティッククリーナー」「ハンディクリーナー」の３タイプをご紹介！ここ数年の掃除機の進化には驚くものが。

家電コーディネーター戸井田園子さんと『家電Watch』編集長阿部夏子さんのプロフィールはこちら

キャニスター型

定番のキャニスター型も軽量化、コンパクト化がグッと進み、取り回しやすさがアップしています。

思いのままに動ける軽快さに感動！

東芝／VC-NXS1

コードレスタイプのキャニスター型で、コードの抜き差しをせずに家中の掃除ができちゃいます。特徴的なボディは「本体に表裏がない＂ダブルフェイス＂で、動きに合わせて反転。取り回しが本当にラク！　充電台に本体内のごみを吸い出してくれる＂ダストステーション＂がついているのも画期的です」（阿部さん）。ダストステーションがないリーズナブルなタイプも。￥108000（編集部調べ）／東芝

＼いつ使っても吸引力が最大／

充電台にダストステーションが付随していて、置くだけで本体にたまったごみが吸い出されていきます。

＼引っ張ったほうに方向転換／

ホースを引っ張ると本体が回転して裏と表がくるっと逆に。方向転換するときの転倒がありません。

ハウスダストを気にする人向けの紙パック

パナソニック／MC-JP800G

ごみ捨ての際にホコリが飛び散る心配がない、「Ｊコンセプト」シリーズの紙パック式クリーナー。「サイクロンに比べて吸引力が弱いイメージの紙パックですが、最近は性能アップ。こちらの機種は業界最軽量クラスの2.0kgで、階段の昇り降りも余裕です」（戸井田さん）。ハウスダスト発見でランプが点灯するハンドルなど細かい工夫に感激。￥51000（編集部調べ）／パナソニック

＼ごみ捨ての簡単さは抜群／

純正紙パックの「逃さんパック」は微細なハウスダストも約99.9%逃さず、排気のきれいさも問題なし。

欲しい機能がすべてそろってる！

三菱電機／Be-K TC-EXH10P

本体の重さはわずか2.4kg。「軽くて使いやすく、ごみがたまるダストケースを丸洗いできるなど手入れも簡単。価格も手頃でバランスのいい1台」（戸井田さん）。ふとん用ブラシがセットになっているのに加え、高性能フィルターで細かなごみを99.9％逃さず排気するクリーンさ。子どもやペットがいる家庭にもありがたいです。￥47000（編集部調べ）／三菱電機

＼軽い力で進む自走式ブラシ／

ブラシにはダニの死骸や花粉を叩き出す機能が。絡んだ毛もすぐ取れる「毛がらみ除去機能」も便利。

コードレスとは思えないパワフルさ

シャープ／ラクティブエア EC-AS700

「コードレスですが、自動エコモードだと付属のバッテリー2つで最長約40分使用できるので、戸建てでもおすすめできます。こちらはサイクロンですが、紙パックのEC-SP700も」（阿部さん）。本体重量は1.8kgと世界最軽量レベル。とにかく軽いので、本体を持ったままの掃除も腕がつらくなりません。ブラシも自走式でスイスイ進み、スティッククリーナー感覚で使えそう。￥72000（編集部調べ）／シャープ

小型ボディでも強力な吸引力が続く

東芝／トルネオ mini VC-C6

コンパクトボディで、しかも強い吸引力が続くサイクロン式。「本体がとても小さく、重量も2.2kgなので、キャニスター型ながらも取り回しがしやすい1台です」（戸井田さん）。2つの気流でパワフルな吸引力を持続させ、ごみを強力に圧縮。本体にしっかりと大きい持ち手がついており、持ち上げながらの掃除も負担になりません。￥22800（編集部調べ）／東芝

スティッククリーナー

持ち上げてスイッチを入れるだけで使える手軽さこそスティッククリーナー最大の魅力。最近は＋αの機能がつくのが当たり前に。

スタイリッシュなデザインはさすが

ダイソン／ダイソン V7 Absolute

ダイソンの登場でスティッククリーナーがこれだけ進化したといっても過言ではないほど。「一度使ったらほかの製品では満足できないほどの圧倒的な吸引力が最大の魅力。フローリングの溝に入ったごみまでもすべて吸い取ってくれます」（阿部さん）。重さはありますがブラシのすべりがよく操作性は十分。￥78700（編集部調べ）／ダイソン

＼圧倒的な吸引力！／

パイプを外してモーター部分にヘッドを直接つければ、ハンディクリーナーに変身。さまざまな場所に使えます。

掃除疲れがなくなる驚異の軽さ

シャープ／ラクティブエア EC-A1RX

持った瞬間、その軽さに驚きを隠せないはず。本体にパイプやヘッドを加えてもたったの1.5kgで、持ち上げるのがまったく苦になりません。「エアコンや照明のかさ、カーテンレールなどの掃除にも。電池が2つついてくるので、両方をフル充電すれば、連続約60分運転可能に」（戸井田さん）￥63000（編集部調べ）／シャープ

＼高いところの掃除も手軽に／

軽さと豊富なアタッチメントを生かして、高いところの掃除にも活躍します。

ポンと置いても自立してくれる安定ボディ

日立／パワーブーストサイクロン PV-BE700

そのまま立てて置ける自立構造なので、掃除の途中や使い終わって収納するときに、壁にうまく立てかけられずイライラすることがありません。「簡単な操作でハンディに変形するのも画期的。使いやすさを追求したポイントがいくつもある製品」（戸井田さん）￥61000（編集部調べ）／日立

＼これ1台でふとん掃除も／

LEE4月号_最新掃除機_日立_パワーブーストサイクロンPV-BE700_ふとん掃除も

手元のレバーを引くだけでパイプの長さを調節できて、ハンディタイプにも変えられます。

＂出しっぱなし＂に抵抗がないシンプルデザイン

無印良品／コードレススティッククリーナー

スティッククリーナーを出しっぱなしにすることに抵抗のある人には、インテリアになじむシンプルでさりげないデザインの無印良品を。ストラップ付きなので壁かけ収納も。「ターボモードは吸引力も強く、ごみ捨てもしやすい構造に。見かけだけでなく機能もいいんです」（阿部さん）￥29900／無印良品池袋西武

画期的な紙パックのスティッククリーナー

パナソニック／iT MC-PBU510J

スティッククリーナーでは珍しい紙パック式。「紙パックの中でごみを圧縮するので、サイクロン式の約4倍のごみを集めることができ、ごみ捨て頻度も月に1回程度でOK」（阿部さん）。紙パックにこだわりがあってスティッククリーナーに手が出なかった人にも選択肢が広がる1台。￥70000（編集部調べ）／パナソニック

ハンディクリーナー

ちょっとした汚れに便利なタイプ。小さい子どもがいる家庭では、ふとん専用の掃除機も気になるところ。

クリーンなデザインが寝室にもなじむ

ダイソン／ダイソン V7 Mattress

ミニモーターヘッドがふとんの繊維に入り込んだハウスダストまでもしっかり吸い取ります。「このクリーナーで掃除すると、ダストボックスには白い粉がかなりたまって、恐ろしくなるほどです（笑）。それくらいよく取れるということなんですが。スティッククリーナーとは違うクリーンなデザインも魅力です」（阿部さん）￥48400（編集部調べ）／ダイソン

＼つけ替えられるツールが豊富／

付属のツールとヘッドをつけ替えれば、掃除しにくいところに届くハンディクリーナーにも。

ふとん掃除に特化した機能満載

東芝／トルネオV コードレスベッドスタイル VC-CLF1

ダニの死骸や花粉をしっかりと叩き出し、強力に吸引してくれます。「目に見えないチリもセンサーが反応して、取り残しを防げる機能も。専用の充電台があるので、寝室に置いておき、寝る前にさっと使えるところもうれしいですね」（阿部さん）￥29000（編集部調べ）／東芝

紙パック式ならホコリに触れずきれいに

パナソニック／ふとん掃除機 MC-DF500G

ふとん掃除機では唯一の紙パック式。「ふとん掃除機でハウスダストをしっかり吸い取れても、サイクロン式だとごみを捨てるとき舞ってしまうのではと気になりますよね。そんな使う側の気持ちに寄り添ってくれる製品です」（戸井田さん）。ハウスダストを見つけると点灯するセンサーも。￥30000（編集部調べ）／パナソニック

機能充実な最新掃除機３タイプ「キャニスター型」「スティッククリーナー」「ハンディクリーナー」2台持ちも視野に入れて検討してみては？
次回は『ライフスタイル別にセレクト！「最新掃除機２台持ち」で暮らしがラクになる』をお届けします。
詳しい内容はLEE4月号に掲載中です。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね！

撮影／名和真紀子　スタイリスト／大谷優依　取材・原文／古川はる香

※商品の価格は本体価格（税抜き：2018年3/7発売LEE4月号現在）で表示しています。