1月のお題テーマのお鍋ですが…。
なんと夫は“鍋料理を好んで食べない”というタイプ。
その為夕食が鍋だとがっかりされるので、色々試行錯誤の日々を過ごしてきました(涙)
その夫から「飲み干したいほど美味しい!」と夫から言われる出汁昆布と、ポン酢の最強の組み合わせにたどり着いたのでご紹介させてください。
奥井海生堂 「蔵囲 利尻昆布」
関西出身の夫は出汁にこだわりがあるので、まずは出汁昆布から改善しようと真昆布、羅臼や日高など、あらゆる昆布を色々と試しました。
そして行き着いたのは、関西に人気のクセの少ない旨味強い利尻昆布の寝かし昆布です。
今回ご紹介させていただく奥井海生堂さんの「蔵囲 利尻昆布」はお手頃なのに、スキッとしながらも上品な旨味が凝縮された本当に美味しい昆布です。
奥井海生堂さんは創業明治4年の有名店ですが、蔵囲という加工法を本格的に復活させたのは平成4年。長ければ2年、3年、さらに長期間をかけて専用の蔵に寝かすのが伝承された伝統的な加工法です。
寝かせる事で「アミノ カルボニル反応」が起こり、甘い香りの成分の生成により、旨みがアップするそうです。
料亭などでは必ず寝かせた昆布を使うと聞いていたのですが、なるほど!という味わいです。カドがなく、まろやかな出汁が取れます。
※このような熟成させた昆布を取り扱うメーカーさんの中には、何十年も寝かせた100万円を超えるヴィンテージ昆布なるものもあるそうです。昆布道、深い!!
普段の料理はポットなどで水出しして使いますが、鍋の時はお湯出しで。
上品な後味も軽やかな味わいは、野菜や魚介と良く合います。
あまりに美味しいので、鍋の具材よりも出汁がメインになっています。夫いわく、「この出汁をたくさん飲みたい日は鍋!」との事。
普段の料理もぐっと味わい豊かになる昆布です。オンラインでも購入できるので是非!
京都醸造元 齋造酢店 「花菱 味ポン酢」
蔵囲昆布のお出汁同様、我が家の鍋に欠かせないのが、齋造酢店さんの「花菱味ポン酢」。
こちらも老舗の名作なので、ご存知の方も多いかもしれませんが….。
齋造酢店さんは江戸時代から200年以上、京酢一筋。大量生産ではなく、職人さんのこだわりの追求と手間暇かけた銘酢とブレンドされた天然果汁100%の豊かな風味が融合されたポン酢です。
この美味しさは別格。
ゆず、すだち、ゆこうの果汁が惜しみなくブレンドされ、まろやかで優しい酸味が、食材をさらに美味しくしてくれます。
許されるなら、このポン酢も飲んでしまいたいくらいです!
お肉、魚介、野菜にお豆腐….。このポン酢一本で旨味アップ間違いなしです。
▲この“にごり感”が、果汁がふんだんに入った証拠
このポン酢に出会ってから、素材の味を生かすお料理のも興味が湧き、お料理の幅が広がったのも事実です。
鍋の具材も、その時の旬の美味しい食材を選び、季節を楽しむようなりました。
無くなると不安で、常に4〜5本ストックしています。
少なくみてもリピート数は150本くらいになるかもしれません。
酸っぱい、すだち感の多いポン酢好きの方にはパンチが少ないかもしれませんが、まろやかな分、お子さんにもオススメできる味わいです。
(特にハマグリ、カキ、カニ、鰤は好相性です♫)
どんな料理にも合うので、ぜひ試しにお取り寄せはいかがでしょうか。
sayako
37歳/夫・娘(4歳)/手づくり部・料理部・美容部/海まで徒歩数分の豊かな自然環境の中で、日々ゆっくりのんびり過ごしています。自分なりに子育て、料理、ファッション、アクティビティなどを楽しめたらと思っています。Instagram:@sayako_natsume
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