土曜日の昼下がり。息子は地区センターに遊びに行ってしまったので、旦那さんとお散歩に行きました。山手本通りを通って、港の見える丘公園まで。
全国都市緑化よこはまフェア(ガーデンネックレス)の一環らしく、山手の洋館を精巧に再現したミニチュアガーデンができていました!
港の見える丘公園の奥の、ローズガーデンのすぐそばにある小さな建物です。ポーチの庇のところの、アーチ型の柱が可愛い♡
実際も111番館の隣にあります。英国総領事公邸として使われていました。
通りから階段で上がるようになってますが、実際はもっと山手本通りの道路際にあるので、近隣住民には馴染みのある建物・・!えの木ていの隣です。
関東大震災後に建てられた外国人向けアパートメントで、戦後も長いこと使われていたそう。息子が生まれた頃に住んでいたアパートの大家さんがイタリア系のおばあちゃんだったのですが、昔むかし234番館の住人だったそうです。まさか、身近に住んでた人がいるなんて・・!とびっくり。
マンション建設のためにどこかから移築されたらしいんですが、今は234番館のはす向かいあたりにあります。実際の立地はこんなすっきりとした感じじゃなく(失礼・・!)茂る大木の緑に囲まれて鬱蒼とした印象があるので、パッと見て一瞬どの洋館だかわからず。
こんな愛らしい建物だったっけ・・?
一階の喫茶室が何年か前に「しょうゆ・きゃふぇ」という珍妙な名前になったので、気になりつつもまだ入れてません。卵黄がまるごとのったプリンがあるという噂を聞きましたが、まだやってるんでしょうか。
横に長ーい建物で、とにかく大きいです。高級住宅の並びにあり、この模型はロケーションも含め実物のイメージそのままです!
気軽に入れる感じなので何度か入ったことがあるんですが、白と黒のタイルを交互に敷いた市松模様の床のサロンルームみたいなとこがあって、うっとりしちゃいます。
ここからはイタリア山庭園の洋館2つ。実際には、他の洋館たちとは距離的に離れた建物です。JR石川町駅付近の平地を歩いていると、崖の上あたりに見えるんですが、間近に寄ったことはないかも。
まさにブラフ(崖)という感じの場所にある18番館、レンガ色の屋根と緑の窓が愛らしい♡
この近辺には真面目そうな女学生(JC、JKではなく、女学生です!!絶滅危惧種の・・)がたくさんいて、時間になるとわらわらと通りを下ってきます。
・・・
このミニチュアガーデンは、こんもりとした盛り土(?)の丘に、ほぼ等間隔の感じで7つの洋館が建っているジオラマです。が、実際の山手の丘には広い敷地の女学校がいくつかあったり、マンションや高級住宅や古い教会なんかが並んでいて、その間に洋館が点在している印象です。なので、こうして洋館の模型だけを並べてみると、改めて個々の持つ個性がよくわかって、新鮮で面白かったです。
もしかしたら、昔外国人居留地だった当時は本当にこんな感じだったのかも!?と思わせる雰囲気。
そして、やはり見所はもちろん、各館のガーデニング。寄せ植えで作った庭木や茂みたちが、めっちゃ可愛いんです〜〜♡ 女子ウケよさそう!女子小学生を連れて行ったら喜びそう!(うちの男子小学生にはお誘いを断られたけど!!涙)普段ガーデニングに全く興味のない私も、ため息つきながら見入ってしまう美しさでした。
もう少ししたらバラが見ごろになるので、会期中にまた行っちゃうと思います。
yuki*
39歳/夫・息子(11歳)/手づくり部、料理部/横浜在住、大阪出身。港が見えそうで見えない丘の上の古い一軒家で、息子と年上の旦那さんと猫のリサと一緒に、楽しく暮らしています。本とラジオと美しい布が好き。がま口のお店をやっています。一度しかない美しい日々を、あたたかく綴りたいと思います。Instagram:@yukiiphone
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