長谷川あかりさんの「タコ セロリ アボカド」を読んで作ってみたサバ缶のビリヤニ風炊き込みごはん【LEEレシピ】
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070 おーたむ
2026.09.05
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長谷川あかりさんのエッセイ集「タコ セロリ アボカド」を読みました
ふと立ち寄った本屋さんで見かけた、長谷川あかりさんのエッセイ集。可愛らしい装丁と「はじめに」のメッセージに心動かされるものがあり、即購入。
もともと本の中でもエッセイが好き。特に料理家さんの書くものや料理に関するエッセイが好きなんです。特に長谷川あかりさんはPodcastなどでお話を何度も聞いていて考え方というか視点が面白いなと感じていて。なので買わないわけにはいかない。
料理(レシピ)から見えてくる人柄と暮らしが面白い
料理家さんのエッセイを読むのが好きなのは、その料理(レシピ)の奥にある思いだったり考えだったり思い出だったり、そういうものを感じることができるから。
それを知ることでその料理(レシピ)がぐっと立体的になるというか絵が浮かんでくるというか。書かれている工程や手順や完成した状態をより頭の中にイメージすることができて、自分に近づいてくる感じがするのです。
長谷川さんご自身も本の中で、料理家の日常や信念、人としてのあり方や暮らしが透けて見えるようなレシピや本に魅了されてきたと書かれているのですが、まさに「タコ セロリ アボカド」も過去の思い出や家族とのやりとり、日々の暮らしなどのたくさんのエピソードから、長谷川さんの自身の考えやスタンス、大切にしていることや日常の様子が伝わってきます。
ああ、だからこういうレシピなんだなとか、こんな風にこの料理が生まれたんだなとか、LEEだったりいろいろな場所で目にしていてぽつぽつと頭の中にあった長谷川さんのメッセージやレシピが読み進めていく度に本に書かれている内容と繋がって結びついて、どんどんと長谷川あかりさんという人物が鮮明に、立体的になっていったことがとても面白くて。一気に読み進めました。
酒蒸しハンバーグができるまで
そんな本の中では食べ物にまつわるお話、そして料理家としての活動や料理に関わるエピソードがたくさん紹介されているのですが、中でも印象的だったことが2つ。そのひとつが長谷川あかりさんと言えば!と言える「酒蒸しハンバーグ」が生まれた経緯です。
100人隊ブログでも大人気だということが伝わってくる「酒蒸しハンバーグ」。そのレシピがよく試食をしてもらっているという旦那さんとのやりとり、そしてある一言がきっかけとなって生まれたものであることが書かれているのですが、このお話がとても印象的でした。
込められたメッセージと共に暮らしの中で自然に生まれたものであること。そして旦那さんの視点と長谷川さんのひらめきがかけ合わさって生まれたということ、そしてレシピに含まれている材料の意味。
それらが分かったことで「酒蒸しハンバーグ」がストンと自分の中に入ってきたというか、「だから酒蒸しハンバーグなんだ!」と理解できた。何よりレシピがぐっと身近になったことが嬉しかった。
梅干しの理由
そしてもうひとつ印象的だったのが梅干しのお話でした。というのも長谷川さんのレシピを見ていてずっと梅干しがよく使われているな〜と思っていたのです。
時々使われているのはどの料理家さんもあると思っていたものの、長谷川さんのレシピには結構な割合で梅干しが使われていて。なぜなんだろうと不思議に思っていたのです。なので梅干しに関わるお話を読んだ時に納得!だからなのね〜とようやく理解することができました笑。
料理(特に家でつくるごはん)は、その人の暮らしぶりが反映されるというか、生きてきた過程や出会ったもの、過ごした場所や関わった人に影響されて、それがかたちになるものだと思っているのですが(飲食に関わる仕事をしていることもあって料理とか食べることに関しては常に考えてしまうのです)、この梅干しのお話はまさに長谷川さんのルーツだというか、人生の中で欠かせないものというかあって当然のものだったんだなと。だからレシピの中に自然に使われているし、料理の中にもあるべきものとして存在している。今まで疑問に感じていたことの謎が解けてスッキリ!
読んで作った サバ缶のビリヤニ風炊き込みごはん【LEEレシピ】
という感じで他にも印象深いお話はたくさんあるのですが、それはぜひ本のほうで☺︎
そして本の中には「思い出レシピ」としてエッセイの中に登場する料理のレシピが掲載されていて、気になるものがいくつもあったのですが、実は本を読んでまず作ってみよう!となったのがこちらでした。
以前にLEE誌面で紹介されていた時からずっと気になっていたレシピ。ビリヤニが好きで、でも自分で作ったことはなく、でも食べたくて。ただレシピを見てもらうと分かるのですが、梅干しが使われているんです。
その梅干しの意味というか理由が自分の中でしっくりきていなくて。味をレシピから想像してみては「梅干し入れる意味ある?」と自問自答していて、で、結局作るに至っていなかった。でも長谷川さんのエッセイを読んですぐ作ってみました(今思えばずべこべ言わずまず作ってみたらよかったのにって感じですけどね)。

梅干しを調味料として使うこと。私にとっての初めての試みは新しい気づきと発見で、扉がひとつ開いたような感覚でした。おいしかった!
こうやって知らなかった世界を見つけていくのが、やっぱり楽しい。
作って食べて、読んで、また作る。

作って食べて。その積み重ねが暮らしや自分をつくっていく。だから私は作ることや食べることが好き。
そして読んで、また作って。同じようで同じではないことの繰り返しが、大変な時もあるけれどやっぱり楽しい。そんなことを思ったのでした。
【070.おーたむ】
070 - おーたむ
自営業 / 徳島県 / LEE100人隊
44歳/夫・娘(11歳)・息子(9歳)/料理部・手づくり部・美容部/趣味は読書と散歩。素朴で美味しいもの、自然の中で過ごす時間が大好きです。自宅は古いビルのワンフロアをリノベーション。身近にあるわくわくを見つけながら地方暮らしを楽しんでいます。視野を広げつつ自分に正直に、あそびを大切に。心が動いたことをシェアしながらLEE100人隊3年目も歩んでいきます。
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