【台湾・台北】知る人ぞ知る?隠れ名店3選「胡椒海老」「水餃子」「鶏肉飯」TB icoco
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TB icoco
2025.12.16
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台北に行くたびに思うのが、まだまだ知らないお店が多すぎるということ。ファンシーなお店ももちろん美味しいけれど、そういった場所だと色々頼まないといけない義務感が沸いて、すぐお腹いっぱいになってしまい食べ歩きが出来ないので、今回は食べる店舗数を増やすために(笑)、ふらっと入ってさらっと一皿を食べる庶民派な専門店ばかり行きました。、そんな中から、「胡椒海老」「水餃子」「鶏肉飯」のお店を3つご紹介。観光の合間に立ち寄りやすく、また食べたくなる台湾飯です。
①台北・中山にある海老料理店「老爺好蝦」

初めて胡椒蝦を食べたときの衝撃が忘れられず、台湾へ行く前から「今回は絶対に胡椒蝦を食べる!」と、鼻息荒めに意気込んでいました。台北には屋台を含め、胡椒蝦のお店が本当にたくさん。どこに行こうか、正直かなり迷います。とはいえ、我が家は短い滞在時間&わりとフリースタイルな旅。Googleマップ片手に口コミを熟読して気になった「老爺好蝦」さんへ行くことにしました。

店舗前にどどんと生け簀があり、海老がうじゃうじゃ元気に動いています。

新鮮な胡椒海老が、350元という驚きの安さ(屋台でもだいたい400元)。ガーリック味やレモン味も気になりつつ、意外にも食べたことのなかった塩焼きも注文しました。

胡椒蝦を作るときの「かめ」(胴がふくれ口が広く深めの陶製あるいは金属製の容器or鍋))を見るだけで気分が上がります。思いが募るとなんでもパーッと明るく感動する世界が広がります。わたしの感情、ちょろい。

塩焼きはフライパンで焼いていました。

小さなお店なので、テーブルは二卓のみ。地元の方は、ほとんどがテイクアウトしている様子でした。台北は、飲み物の提供がないお店も多く、こちらも持ち込みOK。近くのコンビニで買ったお茶のペットボトルを持ち込みました。コンビニとはいえ侮れず、茶葉の種類がとにかく豊富で、味も本格的。
お茶好きとしては、台湾に来るたびにここでも毎回感動しています。

テーブルの横には、手袋やウェットティッシュ、ティッシュ、糸ようじ(!)まで用意されていました。盛大に手を汚しながら食べる胡椒蝦だからこそ、この心遣いはかなりありがたいポイント。
定番の胡椒味「胡椒蝦」

胡椒海老は、本当にしっかり辛いので、辛いものが苦手な方は少し注意が必要。でも辛いものが好きな方はひぃひぃ言いながらも食べたい一品なのです。調理中、油を足しながら焼いていたので揚げ焼きに近いぱりぱり仕上がりでした。この日の海老には、エビ味噌が入ったものが多かったです。

こちらはからっとさっぱりぱりぱりの仕上がり。塩のみで味付けされた万人受けする味。

お店の方は控えめながらも、日本語と英語でとても優しく対応してくださいました(謝謝)。余談ですが、私たち親子、どうやら提供された海老をかなり綺麗に食べ、テーブルもきちんと片付けていたようで(日本人ならではの習慣でしょうか)。「褒められる」を通り越したレベルの称賛を受け、少し照れくさい気持ちでお店を後にしました(笑)。
②台北・忠孝新生にある水餃子店「巧之味手工水餃」

かなり前から友人におすすめされていた、こちらのお店。何年越しの願いでしょうか。やっと、やっと行くことができました。混み合うことを予想して、時間をずらして訪問。おかげですんなり入店できましたが、テイクアウトの列はずらりと長く伸びていました。

お店の前には仙草蜜(せんそうみつ)という、台湾で親しまれている仙草という薬草から作る、ひんやり甘いドリンクゼリーも売っていたので買って入店。

すっかり見落としていたサイズ、なんと700cc(ひぃ!)。お腹いっぱいのはしご食べ歩き途中だったので、なかなかキツめのサイズ感になってしまいました。

お待ちかねの水餃子さま。メニューは3種(オリジナル・ニラ・貝柱)から、今回はオリジナルとニラを選びました。本当は貝柱まで食べたかったのですが、貝類があまり得意ではない娘に配慮して断念。次こそは!水餃子は、つるっともちもちで、主役は間違いなく皮。この皮を味わうために食べたい水餃子でした。
③台北・松江南京にある鶏肉飯店「梁記嘉義鶏肉飯」

梁記嘉義鶏肉飯のオーナーさんは代々嘉義出身らしく、嘉義は鶏肉飯や七面鳥飯の名物地だそう。

メニューはすべてひとり小菜が3つ付いたセットのみ。別料金でセットと一緒にスープも付けれます。お腹に余裕があれば、美味しそうだったスープも頂きたかったです(´;ω;`)
鶏肉飯

嘉義の鶏肉を使った看板メニューがこちら。丁寧に裂いた鶏肉をごはんにのせ、鶏油と塩味ぽいタレを回しかけたもの。さっぱりしつつもコクがあり、鶏肉の弾力もあり満足感があります。
魯肉飯

娘が注文したのは台湾の定番ごはんとしてまず思い浮かぶ「魯肉飯(肉そぼろがけごはん)」。甘しょっぱいタレでとろとろに煮込まれた豚肉が乗ったミニどんぶり飯。「美味しい!」と連呼していました。

何がいいって、セットに付いている目玉焼きをオンザライスして食べること(最高!)。

小菜はキャベツ、ブロッコリー、たけのこのオイル煮?みたいなもの。多分、味付けは全部鶏油かな?

店内には次々とお客さんが入り、ちなみに私たちは相席でした。お店の外でもテイクアウトの列が絶えず、地元で愛されている人気店だと思いました。
ローカルなお店が好き
今回訪れた3軒は、どれも派手さはないものの、台北の日常に溶け込むような名物料理を味わいことが出来て、しっかりと記憶に残るお店ばかりでした。胡椒蝦、水餃子、鶏肉飯以外も美味しいものがあるので、やっぱり台湾の食は奥が深いと改めて実感。次に訪れるときも、またこうした地元に愛される一軒を探したくなりそうです。
*すべての店舗で撮影の許可いただいおります*
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会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。
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