ふくおか精密株式会社でネジ工場の見学後、私たちはもうひとつの眼鏡市場関連工場、「アイテック株式会社」を訪ね、メガネのフレームに色をつける「表面処理」の現場を間近で見学してきました。
普段は完成品しか見ることがないので、その裏でどんな工程や技術が使われているのかを知るのは、とてもワクワクする体験でした!
アイテック株式会社

アイテック株式会社さんも、めがね産地として知られる福井県鯖江市にあります。
眼鏡だけでなく、家電や自動車部品、スポーツ用品、アクセサリーなど、さまざまな分野でも表面処理技術が活かされています。
1日で15,000〜20,000枚!

工場内では、職人さんたちが手際よく作業を進めています。
なんと1日に少なくても15,000枚、多い日は20,000枚ものフレームが加工されるのだそう。
さらに驚いたのは、国産メガネの3枚に2枚はここアイテックさんで色づけされているという事実!
まさに日本のメガネ業界を支える大黒柱です。
表面処理って、実はいろんな方法がある

表面処理には用途や素材に合わせてさまざまな技術があるそうです。
- PVD(物理蒸着)
- 電着塗装
- 電気めっき
- スプレー塗装
- 白金処理
- 陽極酸化
などなど…
これらは、眼鏡フレームだけでなく、家電、自動車部品、アクセサリーなど
あらゆる製品に応用されているそうです。
まさに生活のあちこちで活躍している技術なんですね。

眼鏡の最終検査を行うのは女性
工場内では、メガネフレームがずらりと並び、熟練の職人さんが次々と表面処理を行っていました。
見学の中で特に印象に残ったのが、メガネの最終検査は女性が担当しているということ。
作業台の上でフレームを一つずつ手に取り、光の下で傷や色ムラを丁寧にチェックしていく姿は、まさに真剣そのもの。
細やかな感覚と観察力が求められるため、女性の視点や手先の繊細さが大きな力になるのだそうです。
親子で体験!電気を流して色をつける

私たちも爪切りと耳かきで電気を流して色をつける体験をさせてもらいました。
最初はちょっと緊張しましたが、スーッと色づいていく瞬間は感動そのもの。


まるで魔法みたい!子供たちも大喜びでした!

見学を終えて…

「色をつける」という一見シンプルな作業の裏に、こんなにたくさんの技術と職人さんの手仕事があるなんて驚きました。
次にメガネを選ぶときは、色やデザインだけでなく、その裏側にある技術や情熱にも思いを馳せてしまいそうです…!!

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パート / 千葉県 / LEE100人隊トップブロガー
38歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/美容が好きで、日々いろいろなアイテムを試している元エステティシャンです。「心を豊かに過ごす」をテーマに、季節の移ろいを感じながら日々を楽しんでいます。子育ての合間のほっと一息時間や、美味しいもの、美容・ファッション、旅先での出会いや思い出など、日々の中で感じた“ちょっといいな”を綴っていけたらと思います。イエベ春。骨格ナチュラル。身長162cm。
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