LEE今月号で心に残った特集があります。
「性のこと、親子でもっと普通に話したい」
という特集です。
まさに我が家でも、性について12歳長女と話したタイミングでした。
とてもタイムリーだった話題で、
他の家庭での具体例を知れたことや、
座談会でのリアルな悩みに共感できたことが
とても心強く、改めてその大切さを
再認識できた気がします。

悩みも共感でき、とても参考になりました。
12歳の長女に我が家ではどのように話したか、
具体例の一つになればいいなと、
クリップを書きました。
きっかけは、質問や話題が増えたこと。
それまでもプライベートゾーンの話などは
していましたが、性教育について具体的に
動き始めたのは、小6のはじめ。
「○○って何?」と質問されたり、
学校での話などの時に話題に上ることが
増えたりしたことがきっかけでした。
そこで、ママ友数人で集まっていた時に、
ふと、友人たちはどうしているか、
相談してみました。
そうすると、友人の一人が、
また別の共通の友人に相談した際に、
「まだ素直に話を聞いてくれる思春期前の
早い段階で性教育の本を与えて、
『とても大切なことだから。』と淡々と
真剣に伝え、息子たちには読ませている。」
と聞いたのことで、その友人は話を聞き、
当時小学3年生のときに子どもに本を渡し、
一緒に読んだそうなのです。
大切なことをちゃんと早い段階から
真剣に伝えて素敵な親子関係だなぁと
思ったのと同時に、
真剣に淡々と伝えれば、子どもも
すんなりと受け入れてくれるんだなと、
身近な二つの家庭の例を聞けて、
本当に勉強になりました。
私も娘にちゃんと伝えたいと強く思い、
娘たちにとっても、よく知る家庭の前例が、
すんなり受け入れてくれる後押しになる気がして、
今しかない、とすぐに本を手に入れました。
『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』やまがたてるえ著

今は、後から紹介する男の子版と同じようなデザインになっていると思います。
まずは長女に、
「大切なことが載っているから、
時間のある時に読んでおいてね。周りも
読んでいて、勧めてもらった本だよ。」と
娘の部屋の本棚に置いておきました。
その日からしばらく経ち、読んだかどうか
軽く聞いたら、頷いていたので、
少し、ホッとしました。
そこで、性教育については、
一旦、終わったつもりでいました。
それから約1年が経ったある日…
周りの男の子たちの、
いわゆる下ネタのような言動について、
娘が疑問を交えて話してくれた時、ふと、
あの性教育の本のことを思い出しました。
男の子の二次性徴時に盛んに分泌されるホルモンによって、
男の子は自然と性に興味が湧き、
それについて多く考えるようにできているということが、
分かりやすく書いてあったからです。
本を見せながら、参考書を読むように淡々と話す。
主観で話すよりも、
そのような客観的な資料がある方が、
冷静に話せて納得感があると思い、
本を見せながら、参考書を読むように話しました。
娘も「なるほどね」と納得した様子でしたが、
読んでから一年も経つと、本の内容に関しての
記憶もすっかり薄れていたようで、
もう一度このタイミングで性について話そう!
と決意。
本をもとに、まずは、
「性欲は人間の3大欲求の一つだから
変なことではなく、自然なこと」
という前提をベースに伝えたうえで、
妊娠の仕組みや、具体的な避妊のこと、
性的同意のことや性被害のことなどを
淡々と話していきました。
そうすると、娘も
今まで点と点で理解していたことが
繋がったようで、普通に質問が出るように。
それに応えられるだけの内容が
本には軽くでも網羅されていたので、
できるだけ、本を使いながら話しました。
ただ、この女の子の本だけでは、
伝えきれない内容もあったので、
男の子についての本の方もあった方が
なお理解しやすいと感じました。
『13歳までに伝えたい男の子の心と体のこと』やまがたてるえ著

私もどこかのタイミングで両方読んでほしいなと思っていました。
そのことを娘に伝え、
翌日、早速同じシリーズの男の子版を購入し
夜のゆっくりした時間に読んでもらい、
その後、その本を使い前日の質問の説明もしました。
振り返ってみて、良かったと思うこと
客観的な視点で知識として話せたことで、
照れることなく会話ができ、
「本」という客観的な存在のある心強さを
実感しました。
本の存在があったことのほかに、
事前に私自身が同じ本をしっかりと
読んでいたことも、
良かったなと思うことの一つです。
ふと、性についての話題や質問が出たとき、
自分が本の内容を頭に入れていたことで、
「あの本にこう書いてあったな」とピンときて、
本をもとに話ができたと思います。
また、長女が普通に本を読んでいて、
私も普通に話をしていたら、10歳の次女も
興味を持ってくれたのか、
自然に本を手に取って、読んでくれました。
次女にも、質問や話題が出るようになった
タイミングで、話をしようかと思っています。
読んでもらうだけではなく、話ができて良かった。
娘自身も、読むだけでは、まだいまいち
分からずにいたことも、
実際に疑問が湧いたタイミングであれば、
納得感を持って理解できるのだな、と実感しました。
話をしたことで、今後何かあったときは
抱え込まずに相談してほしいと、
面と向かって娘に伝えられたことは、
本当に良かったと思っています。
今まだ話題がホットなうちに、
LEEの座談会で紹介されていた本も購入して
みようかなと思います。
性に関して一人ひとりが正しい知識をつけ、
思春期を経て大人に成長していけると良いなと
今、改めて感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
031 - accha
カラーコーディネーター / 東京都 / LEE100人隊
41歳/夫・娘(13歳・11歳)/手づくり部・料理部・美容部/福岡出身。ファッション、雑誌を読むこと、読書、インテリア、お茶……日々の暮らしを彩るモノやコト、そして暮らしを快適にすることが大好きです。156cmの身長、ベーシックとトレンド、差し色、バランスのよいファッションができたらと心がけています。日々のストレスは野球観戦とバイオリンで発散。。子どもたちの手が少しずつ離れはじめた今、「丁寧な暮らし」に近づくため、時間・モノと上手に付き合いたい隊員2年目です。
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031 accha