料理部

【LEE5月号】蒸したらラクでしたに一票!

  • 043 ひろぱんだ

2025.04.12 更新日:2025.04.30

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今月号の個人的イチオシは“せいろ”!

上海在住の043ひろぱんだです。そう、私は中国の上海に住んで一年経ちます。上海に住み出してから、本格的にせいろデビューをしました!

なので、せいろレシピは今すぐ真似したいものがたくさん。普段は蒸し野菜くらいしかしないので、思い切ってレシピに倣ってメイン料理もつくってみました。

その他のレシピもトライしたい!

その他の記事も気になるものがいっぱい。上海は、冬は寒く、夏は酷暑。最近は桜が咲いて春が来たと思ったら日中30度になったことも(注:4月です)。そう思いきやまた10度まで下がるローラーコースターのような春を迎えています。なので「万能シャツ特集」も、温度調節できる羽織ものとして、今私に切実に必要なので、じっくり隅から隅まで読んで参考にする所存です笑

思っていたより簡単!

せいろに頼ったらうまくいく

せいろ料理の難点は、先ず「せいろを手にいれる勇気」が必要だと個人的に思います笑(あくまで個人的意見です)。置き場所をどうしよう、自分に使いこなせるかな、となかなか購入を躊躇っていました。

上海に住みだし、せいろが身近になり、使いだしてわかったことは「もっと早く使えばよかった!」ということ。

せいろ生活おすすめです!蒸すだけでも(パンとか)使えるので万能

せいろ料理は、使ってみると拍子抜けするほどシンプルで合理的。「蒸すだけで、ちゃんと美味しい」「重ねて蒸せるから一度に複数品できる」「洗い物も少ない」。そんなメリットたくさん!

火の前にずっと立つ必要がないというのも、育児や家事の合間の料理にちょうどいいんです。

つくってみた!

リアルな我が家のせいろ料理

今回、参考にしたレシピは「春雨肉団子」。といいながらのっけから、我が家の冷蔵庫やストックにあるもので代用しました。レシピを見て「真似したい!」と思ったのは「肉餡に刻んだエノキを入れる」ところ。ヘルシーにカサ増しできます。

今回は1段目メイン料理はLEEレシピ「肉団子」、2段目副菜「豆腐のエノキのあんかけ」にしました!

一度で2品つくれちゃう

肉団子+豆腐のエノキあんかけ

本来のレシピははんぺん入りだったのですが、上海で気軽に手に入れるのは難しく、思い切ってはんぺんなしで作りましたが、エノキはしっかり入れました!

副菜には豆腐に、余ったエノキのみじん切りを生かして、あんかけ豆腐に。このあんかけ、実はタレに片栗粉を入れて、そのまま豆腐にかけて蒸すだけなんです。ポイントは蒸す直前にタレを再度かき混ぜることと、火におろした後も気持ちかき混ぜると、綺麗なあんかけに。レシピでは、肉団子に敷き詰める野菜は「青梗菜」でしたが、もやしで代用。

春雨がなく、もやしだけで。お肉も豚肉でつくりました。エノキの食感がとても良く子どももたくさん食べました!レシピで使ったエノキのみじん切りを転用してエノキのあんかけ豆腐を副菜に。
余った肉餡はstasherに。このままレンチンで調理できるので便利!余った肉餡は麻婆豆腐や野菜炒めの具に使います。余ったもやしは、足が早いのでレンチンでナムルをつくって常備菜に
出来上がり!せいろをそのまま食卓に置けるのもうれしいポイント。大皿料理になるのでお皿も少なく洗い物が減ります。

準備ができたらせいろを鍋にセット!あとは待つだけ。あっという間に完成しました。

せいろを開けた瞬間、湯気がふわっと。簡単なのにご馳走をつくったみたい。蒸し立てのうちに食べました。はんぺん無しなのでふんわり感は少し控えめになったかもしれませんが、もやしの歯ごたえが予想外にアクセントになり、軽やかで食べやすい仕上がりに。

レシピはこちら!混ぜて蒸すだけなので簡単♩



翌日もせいろ料理に

「客家式 豚バラの蒸しもの」+副菜に蒸し野菜

次の日に作ったのは、LEEレシピ「客家式 豚バラ肉の蒸しもの」。これは、従来の中華料理のイメージを覆す簡単さ!特別な調味料は必要なく、気軽につくれます。使う調味料は、醤油と砂糖と塩、こしょうだけ!

野田琺瑯の「ココナベ」。鍋をボウル代わりに、そのまませいろで蒸します。ピーナッツ油がなかったので胡桃油で代用しました。薄切り肉が気軽に買えないので、塊肉から細切りにしました。
タレは胡麻油、醤油、香醋、ニンニクが中国の蒸し野菜にかけるタレとして定番。我が家はそこに生姜も足しました。
料理に使った生姜は発酵生姜。つくっておくと便利なので常備しています。すりおろして瓶詰めするだけ

副菜は、今が旬の「大叶蓬蒿(ダイイエホンハオ / dà yè péng hāo)」を蒸しました。日本でいうところの春菊の一種なのですが、蓬蒿は葉が大きく、香りもマイルド。味付けは、中国のクックパッドを参考に、タレをつくりました。こちらの野菜料理は、シンプルに旨みを引き出すものが多い気がします。

今回はお肉と葉もの野菜で火の通りが違うので、時間差でせいろを鍋に置きました。お肉を15分蒸したところで、野菜のせいろも置いてさらに5分ほど。蒸し終わったら野菜にタレをかけて出来上がり!

あっという間に2品できるので、平日ゴハンにぴったり!

お肉はとてもシンプルなレシピなのに、味わい深くてゴハンが進みます。副菜で野菜もたっぷりで栄養バランスもよし。

レシピはこちら!シンプルなのに奥深い味

せいろは「黄一府」製。野田琺瑯のココナベがシンデレラフィット!

私が使っているのは中国の「黄一府(Huáng Yī Fǔ)」のせいろ。福建省莆田市製で、価格は手頃ながら作りは非常にしっかり。使い始めて数ヶ月、へたりもなく、蒸気の回りもスムーズ。ほんのり竹の香りが漂うのもお気に入り。そのせいろにシンデレラフィットしているのが、野田琺瑯の「ココナベ」!これがあるおかげで、蒸したら汁気が出そうなレシピも怯まずできています。

せいろ料理おすすめです!

せいろ料理って、「並べてフタして火にかけるだけ」なのに、美味しさがちゃんと出せるところがすごい。蒸し料理ってこんなに簡単で合理的だったんだと感動!「難しそう」「手間がかかりそう」と思っていたけど、実際は“いちばん頼れる料理法”かもしれません。皆さんもぜひせいろ料理を楽しみましょう!

少し前に息子と一緒に、皮から海老蒸し餃子に挑戦。
息子も一緒に皮を包みました。

上海のトレンドを発信します♩

043ひろぱんだ

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043 - ひろぱんだ

会社員 / 中国 / LEE100人隊

40歳/夫・息子(6歳)/料理部・美容部/上海で暮らしています。現地採用で上海で働きはじめたワーママ。ファッションもコスメも、インテリア、料理もなんでも好きなミーハー迷子になりがち。趣味はおいしいものを食べて飲むこと。旅行、お出かけも大好きです。上海で見つけた素敵なコト、モノを発信していきます。身長168cm。

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