映画『ドラえもん のび太の絵世界物語』観賞！TOHOウェンズデイに♩

3月7日（金）公開スタートの映画『ドラえもん のび太の絵世界物語』を観賞しました。今回は末っ娘は関西のMY実家にお泊まり中のため、長男（新・中3）・次男（新・小6）・私…の3人で。「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念作品だそうです！毎週水曜日がTOHOシネマズで誰でもちょっとお得に映画観賞できる「TOHOウェンズデイ」なので、水曜日なんて通常だと普通に小中学校がありますし、春休みの水曜日狙いで行って来ました！

いろいろ子ども向けの気になる映画が目白押しな春休みのラインナップの中で、末っ娘（新・小3）は「ドラえもんは話の内容が難しいからちょっと…」と言っていたので、末っ娘不在な時にちょうど良い！と、こちらの映画に決定。

LEE100人隊の隊員さん達も続々観に行かれていて、隊員さん達からも大好評！

076 そのぴさんの投稿↓

079 yunさんの投稿↓

昔からドラえもん映画の大大大ファンでして…。旧作で特に好きな作品は、魔界大冒険、パラレル西遊記、海底鬼岩城、鉄人兵団、大魔境、竜の騎士、日本誕生、ドラビアンナイト、ブリキの大迷宮、夢幻三剣士、アニマル惑星…と、挙げ出したらキリがないのですが、藤子・F・不二雄先生が描かれる劇場版ドラえもんでは、のび太達の住んでいる日常世界から→未知の冒険の世界への入り方（迷い方？）に色々なパターンが存在していて、大人になった今でもドキドキわくわくした気持ちにしてもらえるのです…！！きっかけはいつも、ドラえもんの秘密道具なんですけど…。たとえば「絵本入り込み靴」でしずかちゃんが絵本の中に閉じ込められたまま家に帰っていなくて、入り込んだであろうアラビアの世界にタイムマシンで戻って助けに行ったり、夏休みに海底でキャンプしていたら実は海底人が存在していて海底国家同士の争いに巻き込まれたり、「ヒーローマシン」が暴走して現実世界に妖怪が入って来てしまったり、事の発端はのび太のパパが寝ぼけて予約したホテルから配送された1つのトランクで、紆余曲折経て或る星を救う戦士に任命されちゃったり、タイムマシンで大昔の日本へタイムスリップしてのびのびバカンスを楽しもうとしていたら部族間の争いに首を突っ込むことになったり、地底を探検していたら大昔に滅んだ筈の恐竜軍団を発見したり…。ただ秘密道具を使って冒険するだけじゃ捻りがないんですよね…。もしかしたら現実世界に地続きかも知れない、と感じさせるSFファンタジー要素が盛り込まれていないと！

今回の物語の題材は「絵の世界」。展開が全く予想が付きませんでしたが、なるべくレビューなども読まず予備知識ナシで観賞に臨みました。

一つ前の段で、「現実世界からの→冒険の世界への入り方が…」云々並べ立てましたが…、今回の「絵世界」への入り方も秀逸で脱帽です…！ストーリー構成がものすごく練られているのがよく分かります。「ありゃ？これ…、フラグ立ってない？」と思う箇所がいくつかあり、ラストには全ての伏線が回収される鮮やかさ！「近年のドラえもん映画の中でも最高傑作」との呼び声高し本作、実際にこの目で観て好評価にも大納得！！毎回毎回、生きるか死ぬか、伸るか反るかのギリギリを行く感じなので、のび太達小学生には過酷過ぎないか…？と思うシーンも多々(￣∇￣) 「絵」をメインテーマに、映画を通して製作者側が伝えたいであろうメッセージが終始一貫している点にも舌を巻きました。あと、映画ならではのゲストキャラが魅力的！

ストーリーの素晴らしさはもちろん、「絵」を題材にしているだけに作画への力の入り方もドラえもん映画歴代屈指なのではないかと…！！オープニングでは誰もが知っている名画の数々にドラえもん達が入り込むのですが、ゴッホ、モネ、フェルメール、葛飾北斎、歌川広重、円山応挙、ミュシャ、クリムト、ムンクなどの名画のタッチに合わせてドラえもん達が人物画になり替わったり背景に登場したりするのが胸熱すぎる…！！冒頭からいきなり心を鷲掴みにされること間違いナシ！！後半のアクションシーンは大迫力で、令和のアニメーション技術の高さをまざまざと感じました…！！各アーティスト達への敬意を感じる渾身の作画もぜひ映画館の大画面で観て頂きたいです…！！

↓こちらは来場者特典で頂ける小冊子『いろいろ！まんがBOOK』。私達は観賞後に読みました。映画に登場する秘密道具の短編集です！！

ちなみに、長男（新・中3）・次男（新・小6）の感想は。「南極カチコチと夢幻三剣士に出て来た『取り寄せバッグ』をなんで使わなかったんだろう？」「あのシーンはマジで絶望しかなかったわ…」「俺もあのシーンで変な声出たわ」「紫の人、行動が不審過ぎるだろ」「あの子めっちゃ秘密道具使いこなしてるやん」「ラスボス、手下いっぱい居たけど手下要らなくね…？」

…こんなところでしょうか。

映画観賞の楽しみの一つ、ポップコーンやチュロス、スナックじゃが、ドリンクなどなど。私のポップコーンはコーンポタージュ味にしました♩

↓私達は買いませんでしたが、今回の映画『ドラえもん のび太の絵世界物語』仕様のポップコーンBOX。ベレー帽をかぶったドラえもんが可愛いです♩

やっぱりドラえもんは何歳になっても面白くて、大人も子どももドキドキわくわくさせてもらえる大スペクタクルでした！！春休みも残りあとわずか。なんだかパッとしないお天気が多いですが…、子どもとのおでかけを引き続き楽しみたいと思います。

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 ／ はな