こんにちは、023 しーです。
みなさんのお子さんへのお小遣いってどうしてますか?
周りのママたちに聞くと、定期的なお小遣いはあげていない派が多かったので、我が家もお小遣いあげなくていいかな、と思っていました。
しかし昨年、初めてもらったお年玉をあっという間に使い切った娘を見て、「こりゃお金のことをちゃんと教えないとヤバい!」と感じたことがきっかけで、お小遣は必要、と思い直しました。
自分のことを振り返ってみても、お小遣いで好きなものを買うワクワク感、何に使うか考えながら貯金箱にコツコツ小銭を貯める満足感って結構大切な経験だったように思います。
ということもあり、我が家では小学校入学を機にお小遣いをあげることを決めました。
お小遣いの効果
とはいえ、「何もしなくてもお金をもらえる」と思われると困るので、勉強が子どもの仕事、という考えのもと、通信教育のひと月分が締め切りまでにできたら渡す、という条件付きで渡しています。
このお小遣い制度が始まってから良かったのは、娘の「買って!」が発動したら、「自分のお小遣いで買ってね」と言えるところです。
また、お年玉はあっという間に使った娘ですが、毎月もらえる少額のお小遣いは、大切にしていて、無闇にお金を使うこともなくなりました。
お金教育は本に助けてもらう
お小遣いの効果は感じましたが、それだけでなくお金について教えたいと考えました。
ただお金教育といっても、私自身は特別教えてもらった記憶はないし、自分自身も教えるほど知識があるかと言われれば怪しい、ということで頼ったのは本でした。
我が家で購入したのは、以下の本です。ご参考になれば。
未就学児〜小学校中学年なら
『買い物絵本』五味太郎
大人が読むと、私は何にお金を払っているんだっけ?って改めて考える1冊です。
皮肉が込められた内容にハッさせられます。
子どもが読んでも、お金は単純に物・サービスと交換するだけのものではないんだな、と感じることができるのではないでしょうか。
お金を使う上で、うっすらとでも心に留めておけるといい内容なので、お勧めします。
『はじめてのおかねえほん』監修:泉美智子、絵:イヌイマサノリ
ポップな雰囲気からは想像もできないほど、内容が詰まった絵本です。
お金の歴史や作り方から、商品の選び方、お小遣いの使い方、お金の稼ぎ方まで、さまざまな角度からお金を解説してくれています。
クイズやゲームを交えて、飽きない工夫もたくさんあるので、うちの娘は繰り返し読んでいます。
大人〜小学校高学年なら
『きみのお金は誰のため』田内学
大人の私もとてもためになった本です。
世の中のお金の流れや経済社会の仕組みを具体的な事例でわかりやすく説明してくれています。
あくまで小説なので、物語になっていてる点でも読みやすいのですが、全て身近な内容で想像の範囲内の説明がなされているところが分かりやすく感じ、社会経済、お金の意義などを学ぶ入門書としてとても良いと思います。
お金の大切さを知るにはもってこいの本です。
『レモンをお金にかえる法』文:ルイズ・アームストロング、絵:ビル・バッソ、訳:佐和隆光
会社を子どもが出店するレモネードの売店に見立てて、お金を稼ぐということを会社経営の流れを通してわかりやすく説明してくれている本。
社会の中で使われている経済に関する言葉がたくさん出てくるので、一見難しく感じるけれど、あくまで絵本なので、子供にも言葉の意味をちゃんと理解できるように書かれています。
売り手視点の内容なので、低学年の子には少しイメージを持つのが難しいかも知れましせんが、高学年の子なら読書の苦手な子でも理解しながらサラッと読めてしまえる内容です。
お金教育には副産物もあった
さらに、お小遣いをもらうようになった娘は、「お金」そのものに興味を持ち始め、お札に描かれる偉人にも興味が向いてきました。
それがきっかけで伝記漫画を積極的に読むようになりました。
お小遣いを通して、人物や歴史への興味にも発展していったのは、嬉しい副産物でした。
これから娘がどんなものにお金を使うようになっていくかも楽しみです。
ではー。
023 しー
023 - しー
主婦 / 奈良県 / LEE100人隊
42歳/夫・娘(7歳)/手づくり部・料理部/布小物を作るのが大好きです。バッグやキーホルダーなどの作品や日常の小さな幸せを見つけるをテーマに書いています。また、お出かけも大好きなので、非日常の旅行から美術館、博物館などのちょっとしたお出かけについてもシェアできたらいいな、と思っています。料理は、得意ではありませんが、モチベーションアップのために頑張ります!あたたかく見ていただけるとありがたいです。
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