年越しは家で過ごし、元日の昼に夫の実家へ、夕方に私の実家へ行きました。
元日、何食べた?
↑元日の福岡タワー。何の柄かな?と思って調べたら、三が日は「日の丸」だそうです。
博多のお雑煮とがめ煮に舌鼓
夫の実家で毎年楽しみなのがお雑煮!
お手本のような博多の伝統的お雑煮なのです。
丁寧にあご(飛魚。博多のお出汁の定番)でとったお出汁に、ブリにかつお菜。
写真はないのですが、これが本当に楽しみで。
博多の煮物は、「がめ煮」
お雑煮とともに準備されている博多らしいお正月料理が、「がめ煮」。
「筑前煮」と厳密には少し違いがあるようですが、ほぼ同じものです。
おせちはデパートの豪華なものを準備されているのですが、私はお義母さんが作ってくれるこの2品が大好きです(それだけでもいいと思っている、どんぶりいっぱいのがめ煮が食べたい)。
佐賀のお正月料理
ところ変わって私の実家。
↑我が実家の猫・きなこもち(♂・12歳)。私を何故か敵視してきます。この写真は私とストーブの前を奪い合っているときのものです。
私は生まれも育ちも福岡なのですが、私の母は佐賀県唐津市の出身です。
なので、実は私がずっと食べていたのお正月料理は、「博多の正月料理」ではなかったのです。
結婚して初めて「博多の正月料理」に触れたのです。
佐賀県唐津市の郷土料理「だぶ」
おそらくほとんどの方が聞いたことないであろうこの「だぶ」こそが、私の知る正月料理です。
鶏肉と根菜類を小さめに切って入れ、水で「ざぶざぶ」に仕上げる「ざぶ」→「だぶ」と呼ぶようになったとか。
↑水分多め、まさにざぶざぶです。
慶弔どちらにも食べられる煮物
「正月料理」と言いましたが、冠婚葬祭問わず人が集まるときにはこの煮物だそうです。
ただし、お祝いごとと弔事では具材や具材の切り方が違うらしいです。
具を入れて煮るだけ
鶏肉のほかに大根やごぼう、きくらげ、干ししいたけ、鞠麩などをだし汁で煮て砂糖、醤油、塩で味付けをするという、非常にシンプルな料理です。
が、ひとつ変わった具材が。
特殊な具材・凍こんにゃく
こんにゃくを凍らせて乾燥させた「凍こんにゃく」というものを入れます。
これが不思議な食感。
普通のこんにゃくの注意書きに「凍らせると食感が変わります」とありますが、まさにその通り。
普通のこんにゃくとは違った、硬めのスポンジみたいな状態です。
そのおかげでお出汁がしみて美味しいのです。
受け継いでいきたい、郷土料理
これは私が子どもの頃は祖母が作り、今は母が作っているので、そのうち自分でも作れるようになりたいな、と思っている料理のひとつです。
作りかたは簡単なのですが、味付けがみんな違うんですよね。
今年やることリストに加えておこうと思います。
最後におせち写真
ちなみにおせちはこんな感じでした。私と妹は甲殻類アレルギーなので、豪華な伊勢海老は夫が美味しくいただきました。
040 - きな
医療関係 / 福岡県 / LEE100人隊
39歳/夫/手づくり部・料理部・美容部/食べること飲むことが大好き!福岡生まれの福岡育ちです。ミーハーな性格なので好きなもの、興味があることはたくさんありますが、神社仏閣めぐり、温泉めぐり、スポーツ観戦、釣りが特に好きです。美容・健康ネタはすぐに試したくなるタチで、よくドラッグストアに出没しています。ファッション、インテリアは好きなのですがセンスにいまひとつ自信がなくLEEを参考に日々勉強中です。毎日わくわく楽しく過ごせるようなことを、みなさんと共有していけたらいいな、と思っています!
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