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暮らし発見

毎日をちょっと豊かにしてくれる民藝の器⌇丹波焼編

  • 088 いちこ

2024.10.22

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こんにちは、いちこです。

私の住む大阪もようやく涼しくなって、長袖が着られるようになりました。夏の間は昼間のように明るかった帰り道も今は夕闇。薄暗い道のどこからか、リーンリーンと虫の音が聞こえています。

さて、前回は我が家の器「やちむん編」を書きましたが今回は「丹波焼編」です。

丹波焼ってどんな器?

丹波焼きは、兵庫県丹波篠山市で作られている陶器。茶褐色の土の色と、素朴で温かみのある風合いが特徴です。

春や秋に窯元が集まっている立杭(たちくい)でイベントが開催されるので、その際に窯元を巡りながらお買い物をするのが楽しいです。

1番好きな窯元

丹窓窯のスリップウェアが好き

丹窓窯は私が丹波焼を好きになったきっかけ!1番好きな窯元です。

この平皿は朝はパン皿として、夜はメイン料理をのせるお皿として活躍中です。

ところで、スリップウェアって知っていますか?

この写真のような模様のことなのですが、イギリスで生まれた伝統的な装飾技法です。乾く前の素地に化粧土(スリップ)をかけて、筆やスポイドを使って模様を描くそう。この器はイギリスと日本の伝統技術が合わさってできているってことですね

丹窓窯のスリップウェアは、イギリス人の陶芸家バーナードリーチ直伝。窯に併設されているギャラリーには、柳宗悦やバーナードリーチが丹窓窯を訪れた時の写真が飾ってありました。民藝好きとしては、そんな写真を見るだけでドキドキが止まりません。

こんな感じで使っています

朝のパンプレートはいつもこの平皿です。

ガラスの器とマグカップはイッタラ。北欧と和の器は相性がいいと思います。

上のお皿より一回り小さいこのお皿には、お菓子をのせたり、お漬物をのせたりしています

カルディの焼いて食べるあんこ餅。今年もそろそろ食べたくなってきました。


白・黒・飴色!

シンプルで使いやすい昇陽窯

もうひとつ、丹波焼のお気に入りの窯元です。昇陽窯はいろんな種類の器を作られているのですが、我が家はこのシンプルな無地のシリーズが好きで、気がつくとたくさん集まっていました。

大きくて深さのあるオーバルの器は、カレーやパスタにぴったりです。

小さなオーバルの器には、副菜やサラダを入れています。シンプルなデザインゆえに、和のおかずも洋のおかずも受け入れてくれます。

正方形のこのお皿は取り皿として活躍中。写真に写っているのは4枚ですが、実はもっと所有していて、1人2枚ずつ使ったりもしています。

こんな感じで使っています

オーバル皿はパスタにぴったりです。

LEEレシピ、コウケンテツさんのツナトマトパスタの赤色が器に映えます。

正方形のお皿はもっぱらおかずの取り分け皿として使われていますが、たまにおやつを入れたりもします。

こちらもLEEレシピ、歩粉さんのスコーン。マグカップは砥部焼でこちらもお気に入りです。

お気に入りの民陶の紹介でした。

それでは、また

088 いちこ

088 - いちこ

会社員 / 大阪府 / LEE100人隊

41歳/夫・娘(7歳・2歳)/手づくり部・料理部・美容部/本やハンドメイド、工芸民芸、ファッションやおいしいものなど「好きなもの」がたくさんある毎日です。そんな私の日常を、ひとりのLEE愛読者として飾らず素直にお届けしたいです。2年目もどうぞよろしくお願いします。身長152cm/イエベ秋/顔タイプフレッシュ

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