3連休の或る日、家族5人で川崎市の生田緑地内にある「かわさき宙と緑の科学館」へお邪魔しました。川崎の自然や天文、科学に関する展示や体験コンテンツが設置されている自然・科学系博物館です。当方は横浜市民ですが…、川崎市は、2024年7月1日で市制100周年を迎えたとのこと…！そんな訳で2024年は特別なアニバーサリーイヤー。市制100周年を盛り上げるための企画が川崎市内の施設各所にて、いろいろと開催されているようです。ここ「かわさき宙と緑の科学館」でも100周年記念プラネタリウム番組「かわさきの星空100年」が7月31日（水）まで投影されていました。

館内には「MEGASTAR-Ⅲ FUSION」が設置されており、デジタル投影機と光学投影機を組み合わせて融合（FUSION)、これまでにない宇宙像を再現するテクノロジーを搭載、精緻かつ風景にとけこむ自然でリアルな星空を忠実に映し出し、世界最高水準の星空投影を体験できる、最新鋭の投影機です。毎月変わる科学館のオリジナル番組を、その時々に観察できる天文現象の紹介とともに解説スタッフさんによる生解説付きで観覧できるのも当プラネタリウムの特徴と言えます。

月替わりの「一般向け投影（約45分）」、今は十五夜に因んで「月を見上げて」が9月29日（日）まで投影予定とのこと…！プラネタリウム番組は「一般向け投影」の他に「子ども向け投影（約35分）」と、メガースターⅢフュージョンの機能を最大限活かした「フュージョン投影（約45分）」、0～4歳向け「ベビー＆キッズアワー」などがあるようです。

どの番組も曜日と投影時間が決まっているので、詳細は公式HPをご確認ください。

私達は「一般向け投影」の「月を見上げて」を観覧しました。以下にサラッと紹介させてください。

まず、お得情報（？）から。公式HPにも掲載されているのですが、プラネタリウム観覧料が2割引になる制度があります。そのうちの一つが、TOKYUクレジットカードを提示すると一般観覧料400円が同伴者1人まで2割引きが適用可能で夫も私も320円に。（※中高生以下は観覧料は無料です！）TOKYUクレジットカード保有者以外にも、民家園の半券や藤子・F・不二雄ミュージアムの半券、岡本太郎美術館の観覧券の半券などなども割引制度の対象になっていますので、詳細は公式HPをご確認ください。

今年の中秋の名月は、今日9月17日（火）。旧暦の8月15日の十五夜にあたります。「中秋の名月」は必ずしも満月の日に相当する訳ではなく、明日9月18日（水）がが満月です。今年はほぼ満月に近い形での「中秋の名月」となるようですね。ちなみにこの先中秋の名月と満月が同日になるのは、直近で2030年だそうです…！！星空解説付き一般向け投影番組「月を見上げて」の冒頭では、川崎市制100周年記念映像も一緒に上映されました。多摩地区の、今は無き向ヶ丘遊園の話や、昭和初期の梨狩りブームなど…。

そして本編。今年の十五夜で注目されているのは、土星の大接近なのだそう。また、今年は15年ぶりに土星の輪が真横から見える珍しいシーズンとのこと…！！他にもお月見の時にお供えする縁起物の話、土星の輪の消失の話、夏の大三角形や秋の四辺形、神話の内容から月の表面のクレーターの話、十三夜（今年は10月15日）のこと、十五夜・十三夜の別名まで…幅広く解説してもらえました。

番組投影開始後は携帯使用は一切NGですが、投影開始前はOKとのことで、記念にパシャリ。

今日は中秋の名月。プラネタリウムで学んだ「十五夜に食べると縁起が良いもの」を食卓に並べて、お月見気分を少しでも味わいたいと思います。9月28日には紫金山（しきんざん）・アトラス彗星が太陽に最接近すると予測されているようで、この彗星が1等級前後まで明るくなる「ほうき星」で肉眼でもハッキリ見えるとのこと！また、ちょうど1ヵ月後の10月17日は「1年で最も大きく見える満月＝スーパームーン」なのだそうです。この秋も天体ショーから目が離せません…！

かわさき宙と緑の科学館は公式HPにて月替わりのプラネタリウム投影番組情報や100周年記念事業の各種イベントなどの最新情報を発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね◎

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 ／ はな