2024年8月のお題

日産自動車のエンジン組立工場見学“親子限定【夏休み特別企画】クルマの「心臓部」探検ツアー!”に参加しました!/神奈川

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2024.08.28

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Factory Tour of NISSAN summer vacation special for families!!

2024年 自動車とエンジンの仕組み探検!!

日産自動車のエンジン組立工場の見学ツアーに参加しました

夏休みの或る日、次男(小5)、末っ娘(小2)、私…の3人で、日産自動車のエンジン組立をしている横浜工場の見学ツアーに参加して来ました。(夫は家でテレワーク、中2長男は部活)完全事前予約制で見学料は無料です。「夏休み特別企画【自由研究ツアー】」の枠で申込みをしました。工場敷地内に見学者用の駐車場完備なのが有り難かったです。見学ツアー実施日は平日のみですが、9月・10月に祝日特別企画ツアーなども開催されるとのこと…!!

エンジンミュージアムのゲストホール入り口前でパシャッと。

こちらの建物は2002年に横浜市認定の歴史的建造物で、経済産業省からは「近代化産業遺産」としても認定されています。日産が「自動車製造(株)」として1933年にこの地に創業した翌年から「本社事務棟」として利用していた建物でだそうで、まさに「日産自動車発祥の地」。

Engine Museum Guest Hall

少し早く着いたので…

ゲストホール内をウロウロ&試乗

見学ツアー開始時間よりも早く到着したので、受付を済ませた後はゲストホール内を散策しました。

ニッサン インテリジェントモビリティ(=日産経営方針、およびその経営方針による装備の総称)」コーナーでは、タッチパネルで日産の最新技術について学べるコンテンツが。高速道路同一車線走行時にステアリング(ハンドル)・アクセル・ブレーキをシステムが自動制御・運転操作を支援してくれる技術“プロパイロット機能”などが紹介されています。高速道路の渋滞は本当に神経を磨り減らすので…(;´Д`) こんな支援システムがあったら本当に助かりますね!!

展示されている車は、運転席に座ることも出来ます!

いよいよフルアテンドの見学ツアーのスタートです!!

【Part.1】

2F 見学者ルーム

VTR視聴

まずは2階の見学者ルームへ。子ども達はNISSANキャップの貸し出しがありました。

一番はじめに工場からのお土産が!ミネラルウォーターやタオルハンカチ、クリアファイル、下敷きなど。

ここで初めて「かながわサイエンスサマー」というイベントを知りました( ̄∇ ̄) かながわサイエンスサマーとは、神奈川県内の科学館・博物館・大学・企業などの協力を得て、夏休み期間~秋にかけて、県内各地で開催されるワークショップ、科学イベントや自然体験教室、工場見学会など様々な行事をまとめた総称です。

今回参加したのは、“親子限定【夏休み特別企画】クルマの「心臓部」探検ツアー!”。まずはVTRを視聴します。続いて、ベテラン技術者の学芸員さんによる説明があります!

見学者ルームを出た後は、エンジンミュージアムへ。



【Part.2】

2F

エンジンミュージアム

ツアーは前半と後半に分かれており、前半はエンジンミュージアムやゲストホールを学芸員さんの説明で回ります。後半は別のアテンドスタッフさんと一緒にエンジン工場の見学へ!まずは2階のエンジンミュージアム。「後世に技術を遺す」ことを目的に、エンジン設計部が中心となって各工場に保存・保管されていたエンジンを集めて、1987年に「エンジン博物館」として開発部門内に公開したのが始まりだそうです。その後は一般公開向け工場見学ツアーのコースに組み入れられることに。

横浜工場が創業した1935年製の7型エンジンをはじめ、歴代のエンジン、レースで活躍したエンジンなど、日産のエンジン開発の歴史上で重要な役割を担ったエンジン28基を6つのグループに分けて紹介されています。昔のエンジンは素材が鉄のため黒っぽく、比較的最近寄りのエンジンはアルミ製のため銀色をしているんですね。

手前はCD20型、小型ディーゼルとして開発されたものだそうです。

【Part.3】

1F

日産のはじまり/くるまができるまで/エンジンができるまで

エンジンミュージアムの後は、学芸員さんのアテンドで1階へ。こちらは戦前のダットサンシリーズ。年式1937年、16型ロードスターです。

こちらの個体は令和元年(2019年)に展示車用に再生されたものだそうです。隣には7型エンジン。

ダットサン16型ロードスターと7型エンジンは、日産自動車の前身であるダット自動車製造により開発された495ccサイドバルブ式エンジンをベースに、1935年に日産として初めて量産された722ccの水冷直列4気筒で、日産のエンジン進化のはじまりの象徴です。

クルマやエンジンがどのように作られて行くのか、映像などを交えて説明があります。エンジンの技術についての解説パネルが多数展示。

エンジンの組立ラインや、電気自動車とガソリン自動車との違いを学びます。

子ども達は電気自動車の内部に興味津々!

電気自動車には排気口がないこと、電気自動車はインバーターとモーターで動き、電磁石を使って軸を回転させていることなど仕組みから解説してもらいました。

【Part.4】

1F

エンジン/モーターの技術

このエリアでは、日産の最新技術で作り上げられたモーターやエンジンが展示されています。ここでもガソリン自動車と電気自動車のエンジンの違いを解説してもらえます。日産が誇る100%電気自動車ゼロ・エミッションカー「リーフ」は世界初の量産型電気自動車として、発売から10年以上が経過した現在でも安定した人気ぶりだそうです。リーフなどに搭載されているEM57型モーター(2010年~)はガソリンを使うエンジンに代わり電気を使ってクルマの動力を生み出すもので、横浜工場ではこのモーターを精密機械用の特別な作業環境を整えたクリーンな設備で生産されているのだとか。

オレンジ色の太い線が付いているのが電気自動車用のエンジンです。オレンジ色の太い線には200~300Vの電気が流れており、ガソリンエンジンと比較すると部品が少なくスッキリしたデザインで、熱くならないため扇風機のような冷却用の羽がありません。

また、ガソリンエンジンで「発電だけ」をして、高出力のモーターと融合したe-POWERは「セレナ」などに搭載されています。

ここからは日産が世界に誇るGT-Rのエンジンについて。GT-Rに搭載されているエンジンVR38DETTの組み立ては通常の流れ作業ではなく、特別なクリーンルームで1基を1人の「」認定された職工さんが手で組み立てるそうです!!

ミュージアムに展示されている「匠」の方々は5名。この後に工場見学に行ったら日本初の女性の匠・大竹さんを含めて7名居ました!

↓こちらはエクストレイル(X-TRAIL)用に開発されたエンジン「KR15DDT」の記念すべき4,000万基目。また、同じKR型のKR20DDETは世界初の量産化に成功せいたVCターボエンジン(可変圧縮比エンジン)として宣伝され、高性能・高効率を両立した「次世代型エンジン」と言われています。

ここからは見学者用バスに乗って、広い敷地内を移動し、エンジンの製造ライン工場に向かいます!(これ以降は撮影NGです)季節は真夏、工場内は冷房が効いていない箇所もあり、アテンドスタッフさんがビオレの「冷タオル」を配ってくださいました。首に巻いたらひんやり。酷暑の中のお心遣いがとても嬉しかったです!!

【Part.5】

いよいよクルマの「心臓部」探検!!

バスでパワートレイン製造ライン見学へ

ここからは撮影は一切NG、見学者グループを後ろからビデオで撮影もされるためスマホをバッグから取り出すなどの怪しい動きは一切できません!!ちなみにここ横浜工場では、車体の組み立ては行われていません。パワートレインとはエンジンで発生した回転エネルギーを、駆動系に効率よく伝達する装置類の総称を指し、電気自動車ではモーターやバッテリーがこれに該当します。

工場は、ガラス越しではなく、見学者通路から はみ出さないように歩くのですが触ろうと思えば触ることが出来てしまう、製造現場が目の前に…!!大量生産用のエンジンは機械と人の手によって組み立てられていました。なるべく作業員さんが疲弊しないように重いものは無人運搬車などの機械が運んで来たり、シリンダーヘッドにシリンダーブロックを嵌め込むのも昔はロボットに補助されながら人の手でやっていたことを今は全自動でやっていたり、1kgの重さの部品を上から吊り上げてなるべく人に負荷がかからないようにするロボットアームだったり…、作業員さんを補助する仕組みがあらゆる場所に。他にも効率良く、ミスなく、かつ安全に作業を進める工夫が満載でした。

合間にVTRを交えて分かりやすく解説してもらえます。

無人運搬車がエヴァンゲリオンの「残酷な天使のテーゼ」のメロディを鳴らしながら移動しているのが面白かったです。(選曲は日によって違うようです!)人が近付くと危険を知らせるためにメロディが鳴る仕組みだそうです。他にも絵の上手い社員さんが描いたという、通路に飾られた楽しげな絵のカーテンが何mも続いていたり…、見学者ウェルカムな雰囲気が漂っていて嬉しくなりました。

【Part.6】

レアな機会!夏休み特別企画

GT-Rエンジン製造工程で「匠」の作業を間近に見学!

アテンドスタッフさんが「見学ツアーの中でもGT-Rエンジンの製造現場は滅多に見られないんですよ。夏休み特別企画ならではです!!」と案内してくださったのは、GT-Rのエンジン製造ルーム!ガラス越しには「匠」の方々が…!また、アメリカでのモーターショーで展示されたGT-R実物が展示されていました。「左ハンドルのGT-R、これもなかなか見られないものです!」とアテンドスタッフさん。

Souvenirs of Factory Tour!!

工場からの豪華なお土産の数々…

トミカ(TOMICA)まで!

見学者ルームで頂いたタオルハンカチやクリアファイルに加えて、最後にトミカやペーパークラフトも頂きました!

↓こちらは工場見学ハンドブックに挟まれていた下敷き。

大人用の工場見学のしおりと、ポストカードも!

そして一番驚いたのが、日産ノートのトミカ!そしてペーパークラフト。これは子どものみ配布でした。

横浜工場ではエンジンをはじめとしたクルマの心臓部・パワートレインをメインに知識を深めることが出来ました。希望日の2ヵ月前から公式HPにて見学ツアーの予約が出来ますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね◎ 実際の車体もいろいろ見てみたい!ということで、日産グローバルギャラリーにもお邪魔しました。また別記事にて紹介させてください。

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 / はな

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主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー

41歳/夫・息子(13歳・10歳)・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロなど。インテリア・ファッションなどLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。

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