暮らし発見

やらなくてもいいことをやる贅沢【大人の習い事】色鉛筆画を始めました♪

  • 085 むぎちゃん

2024.06.19

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2年前から絵画教室に通い初め、ひたすらにデッサンを習うこと1年半。

そろそろちょっと違うこともやってみようかな♪という気持ちになり色鉛筆画を始めることにしました。

まだ始めて数カ月なのですが、今日はその魅力をちょっぴり紹介させてください。

色鉛筆画の魅力とは?

まず1番は手軽なこと♪

道具を買いに行かずともお家にあるよという方は多いのでは。

絵の具のようにお水を使わないので片付けの手間やスペースの確保も簡単でちょっとした隙間時間に楽しむことができます!

大人の塗り絵も楽しいですよね。

どんな色鉛筆を使ってる?

先生におすすめしてもらったファイバーカステル社のものを購入しました。

水で溶ける水彩色鉛筆にも憧れがあったのですが、発色はノーマルのものの方が良いとのことだったのでそちらを選びました。

慣れないうちは色が多すぎると悩んでしまうことがあると聞いたため24色入りを購入しましたが、やっぱりもう少し種類が欲しいと感じ、結果家にあった色鉛筆も総動員して使っています。

子どもの使っていたものなども混ざっていますがメーカによっての書き心地や発色について、初心者の私は大きな差を感じませんでした。(極端に安価で硬い芯のものを除く)



どんなものを描いている?

最初は初心者向けに先生が選んでくれたモチーフでカボチャとナスを。

▲色鉛筆画の下書きは極力薄く。HBで描いた後に練り消しゴムでトントンします。

影などもつけずに輪郭線のみで色鉛筆に入ります。

これ大丈夫…?と書き始めはいつも不安でいっぱい…笑

影の濃さで床面との距離感を表現できることを教わりました。

ナスのヘタとお尻は本体に比べ、床から離れているよ~というのが伝わりますでしょうか…笑(両端の影の色はちょっとばかり薄いんです。)

次にパフェ。色々な色を使ってみたくてカラフルな食品サンプルを選びました。

自分で選んだものの、透明なガラスを一体どうやって書くの???とハテナで頭がいっぱい。

何となくグレーを使いたくなるところですが「色の三原色(赤、青、黄)を混ぜて書けばよいこと、その方がきれいな色が作れること」を教わりました。

「ここは赤みがあるでしょ?ここは青みがあるでしょ?」とガラスの中に色を見つけ出す先生のお言葉に、一見単純に見える色の中に色を感じる力をつけるには修行が必要なことを悟りました。

そして、最後は本日仕上がった紫陽花です。

リアルに描くことは技術的に難しく、グラデーションの表現をメインの目標にしました。

そう、「うまく書くこと」ではなく「何を書きたいか」ということを大切に!というアドバイスを先生に頂いたからからこそ持てた目標です◎ 

絵って「その人の目を通したらそれがどう見えるのか?」ということを楽しむことなのではないかと思うんですよね。だとすれば理想に追いつかない自分の技術にがっかりするのではなく、いつも「私には何が見えたのか」という感覚を忘れずに描いていきたいと思いました。

優しい色味を紙の上に起こしていくのはとっても楽しい作業でした。

ただ私は全体を見ることが苦手だなあということも痛感。

一つの花が思うように書けないことが気になってなかなか進まなかったり、花ばかり見ていて葉っぱの書き込みを忘れていたり。

絵画に限ったことではなく、おしゃれだって、子育てだって、生きることの全てはバランスですよね。

今一度自分の視点について見直さなければならないなあと感じるきっかけになりました。

絵を習うこと

それは私にとってこの上ない贅沢です♪

クラッシック音楽が流れる教室で皆さんが集中して各々の作品に取り組んでいる空気が大好きで、そこにいるだけで英気が養われる気がします。(すっごく素敵な油絵に取り組んでいる方、ペットのわんちゃんを描いている方、ご夫婦で通われている方など、良いなあって感じることがたくさんあるんです♡)

それに、誰にも頼まれていないやらなくてもいいことを、深く悩みながら一生懸命にやる、というのは本当に楽しい♡

そしてその悩みを真剣に聞いてくれてアドバイスしてくれる先生がいてくださることがすごく嬉しい。

言うなれば「前髪作ってみたいんですけど、でも伸ばすのもいいかなあって思ってて…」という、人からしたら一見どちらでも良さそうだけど本人にとっては最大の悩みに永遠に付き合って寄り添ってアドバイスし続けてくれる美容師さんのような笑 

伝わりますかね笑

一見もう完成かな?とも思えるような作品に「しいて言えばですね…」とアドバイスをもらったりすると何だか嬉しくなってしまう私です笑

「自由で良いということ」を思い出させてくれる時間

「先生、こうしたほうがいいでしょうか?」と聞いてしまうことが多い私。

「好きなように描いていいですよ」「主観でいいんですよ」と言われハッとすることがよくあります。

展覧会に出すわけでもない、成績がつくわけでもないのに、なるべく失敗したくない、正解を知りたいと考えてしまう自分がまだまだ潜んでいる事に改めて驚きます笑(なんてややこしい人間なんだ自分…!)

デッサンから色鉛筆画に移行したとき「私は色に触れているとき幸せを感じる」と気付くことができたので、これからもその機会を絶やさず、もっと自由な自分を育てていきたいです。

そんな訳で次は水彩画で朝顔に挑戦することにしました♪

(今までの私なら「色鉛筆がもっと上達してから次に行くべき!」と思っていたのですが、この度そんな自分を解き放ちました笑 心の赴くままに、行きつ戻りつ進んでいきたいです…♡)

▲ちょうど一年前にデッサンについて書いています。

むぎちゃん

085 - むぎちゃん

主婦 / 東京都 / LEE100人隊

40歳/夫・娘(13歳)・息子(10歳・6歳)/手づくり部・料理部/2年目隊員になりました。転勤族、古くて狭い団地でも楽しく暮らす♪を目指し、少ない持ち物で自分なりに工夫しながら、ベランダ菜園や季節飾りなど楽しんでいます。刺繍やアロマも好きです。趣味で絵画教室へ通い始め1年半になりました。デッサンを習い、物の新しい見え方に気付けることの喜びを感じています。繰り返しに感じられる毎日の中にも、自分なりの気付きを得ながらブログを書いていきたいです。よろしくお願いいたします。

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